『グラナド・エスパダ』新たなる船出! 数々のアップデートが発表された11周年イベントの模様をリポート

2017年7月22日、『グラナド・エスパダ』の11周年記念オフラインパーティーが開催された。“消え行く……最後の開拓へ”と銘打たれた、意味深なキャッチコピーの真相とは? 驚きの発表の連続となったイベントの詳細をお届けする。

●消え行く? 消えない? その真相は!?

 2017年7月22日、東京・新宿にて、ハンビットユビキタスエンターテインメントが運営するPC用MMORPG『グラナド・エスパダ』の、サービス開始11周年記念オフラインパーティーが開催された。
 このパーティーと併せて公開された特設サイトや、会場の模様を配信するニコニコ動画の生放送では、タイトルに“消え行く……最後の開拓へ”という、あまりに気になる文言が。

 10周年の大型アップデート以来、大きな変更やイベントが見られなかった本作。パーティー開始前から、ひょっとして……と思うユーザーも多かったようだ。


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▲11周年の記念すべきパーティー会場で、まさかの発表が……?

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▲会場では生放送配信開始前から、参加者に軽食とドリンクが振る舞われ、思い出話や近況の話が盛り上がっていた。

 イベントはMCを務めるコスプレ占い師・渚さんとスペシャルゲストである『グラナド・エスパダ』の楽曲を手掛ける作曲家・ピアニストの久保田修氏のトークからスタート。なお、本作のイラストを手掛ける小林智美氏はお忍び参加とのこと。


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▲MCの渚さん(左写真)と作曲家の久保田修氏(右写真)。久保田氏からは、「11周年ということで『グラナド・エスパダ』も思春期の大事な子供のようなもの」と、あとで行なわれるスペシャルライブへの意気込みが聞けた。

 続いて、本作の新プロデューサー田中拓郎氏と、元プロデューサー中尾圭吾氏が登壇。着任の挨拶と後輩いじりをひと通り済ませたところで、早くも注目の大発表へと移る。


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▲現場にいちばん強いという理由で新プロデューサーに任命された田中拓郎氏(左写真)と、会場から登壇とともに愛を込めたブーイングも飛んだ元プロデューサー中尾圭吾氏。そして意味深なタイトルの真意が、ついに明かされる!

 まず田中プロデューサーからは、「実際は消えません!」という力強い宣言が飛び出した。

 今回のタイトルの文言は、現在ある3つのサーバーをひとつに統合した新サーバーを誕生させることを基軸とした、これまでにない大規模なアップデート群のことを意味していたのだ。


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▲最初の大発表は、まさかのサーバー統合! しかも実施はイベントから4日後の7月26日! この電撃発表に、会場からは大きなどよめきが上がった。

 これまでのように宝石の名前を冠したものではなく、ゲームタイトルを冠した新サーバー。プロデューサーいわく「背水の陣というくらいの気持ちでゲームを盛り上げていく」という意気込みの表れとのこと。

 サーバー統合と聞くと普通は負荷増加などのマイナスイメージが付きまとうが、この新サーバーはさまざまな面で負荷軽減やプレイ環境への配慮がされており、太くしっかりとしたサーバーになるとのこと。さらに、ひとつのサーバーにスタッフが集中することで、人手不足でできていなかったGM(ゲームマスター)によるインゲームサポートも復活する。


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▲統一によって人が増えることを当初から配慮し、負荷対策や狩場などの増設も実施。様子を見て随時調整していくとのこと。

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▲以前好評だったGMによるサポートが全面復活! いつでも疑問点がゲーム内で聞けるのはうれしい限り。不正者報告にも直行し、報告者と対象者の両方にしっかりと調査を行なっていくとのこと。

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▲月1回の座談会やイベント進行などで、スタッフとユーザーの距離がさらに縮まり、意見も伝えやすくなる。

 さらに、11周年記念アップデート群は新統合サーバーの設置のみに終わらない。現場にいちばん近く強い田中プロデューサーを中心として、11周年を機にさまざまな部分をリカバリーしていく。

 そのためには開発会社IMC Gamesとの連携は必須だが、心配は無用。IMC Games代表取締役キム・ハッキュ氏と同社『グラナド・エスパダ』開発チーム長チョン・ウィジン氏が登壇し、ハンビットユビキタスエンターテインメントとの提携強化を宣言してくれた。


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▲ハンビットユビキタスエンターテインメントの事業部長・松田勇樹氏(左写真)とIMC Gamesのキム・ハッキュ氏(中央写真)、チョン・ウィジン氏(右写真)が登壇。5周年以来の登壇となるキム・ハッシュ氏からは、「昨年は別タイトル開発などで注力できませんでしたが、今年からはさまざまなものを準備している」と力強い宣言が!

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▲まずは1年、絶対に継続していくという約束が両者提携で宣言された。もちろん1年にとどまらず、両社とも12年、13年と続けていく気満々とのこと!

●7月26日以降のアップデート内容を一挙に発表!

 渾身の改革の先駆けとなる、実際のアップデート内容はどうなのだろうか。田中プロデューサーからは「これまで沈んでいた部分、問題となっていた部分を重点的に改修し、体感できる楽しさを盛り上げていきたい」という方針とともに、大型アップデート“巨人の紋様”の内容が発表された。


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▲昨年は少なかった新シナリオの追加なども含め、新マップに正統派イケメンの新NPC、さらにオルデンのシナリオに沿った新レイドが実装される。

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▲新たなミッションは、新たな巨人クラヌスに関わるもの。もうひとりの巨人アルガスは脳だけの存在になってしまったことが懐かしく思い出されるが……?

▲さらに、来月のアップデートで最上位の新装備“バレロン シリーズ”を実装!

・新スタンスと新キャラクターの実装

 直近のアップデート内容として、7月26日に新統合サーバーとともに実装される新キャラクター&新スタンスも紹介された。

 新スタンスはネナに実装される変身スタンス“ヴィオレッタペロ”。槍を使う中距離特化スタンスで、多様なスキルやビジュアル面にも、並々ならぬこだわりが詰め込まれているとのこと。


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▲堕ちた、という辺りも気になるところだが、この辺はシナリオにも盛り込まれるそうなので確認してみてほしい。7月26日にはバラックの数も増えるとのことで、新規キャラクターとして作ってみるのもオススメ。

 もうひとつの新スタンスはシャルリンの“ヘスティア”。人気キャラクターながら大味なスキルが多かったシャルリンだが、この新スタンスでソロでもスクワッド(パーティープレイ)でも活躍できるようになる。


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▲範囲型のスキルを回す戦いかたがメインとなり、初心者でも扱いやすく、使っていて気持ちいいスタンスになるとのこと。なお、これらの新スタンスは後述する11周年イベントの報酬などで入手できる。

 そして、新キャラクターとしてレイチェルが成長した姿が2通り実装されるとの発表も。開拓民としてまっすぐ成長した姿と、憧れの同性キャラクター・ルディンを追いかけ続けた結果の姿という、対比が気になる2キャラクターだ。


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▲前者はともかく、後者はまったく予想がつかない。実際の姿については、公式の発表やゲーム内での実装を待ってほしい!

・さまざまなゲーム内改善アップデート

 田中プロデューサーからは、11周年を機にした大改修の始まりとして、いくつもの改善アップデート内容が発表された。10周年アップデート以降、ユーザーからも多くの改善要望が寄せられていた部分が中心となっている。


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▲供給が需要に追い付いていなかった、上位装備の材料となる下位装備やアイテムについて、入手経路を大幅強化。

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▲メリットが低下していた放置狩りや対人戦についても、得られるアイテムなどをテコ入れ。対人戦のランキング報酬については、その都度ランキングにリセットがかかることで、一部の強豪だけが上位報酬を独占し続ける状況が改善される。

 また、10周年で実装されたキャラクターに対して大規模な変更が入る。一部の強力なキャラクターに人気が集中し、多様性が弱まっていることに対してのフォローのようだ。

 この変更は単なる下方修正ではなく、“最上位のキャラクターである”という利点をキープしたまま調整を行なったとのことだ。さらに、これらのキャラクター性能が体感的に影響するミッションも、より楽しめるように調整が行なわれる。


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▲“高火力がすべて”の現状を打破するため、火力以外の使い勝手のよさや各キャラクターの強みに焦点を当てた修正が入る。キャラクター調整は今後も継続していくため、ぜひ月一の座談会で意見をいただきたい、とのことだ。

 発表の合間に行なわれた質疑応答では、8月以降にエレメンタルクラウンがマーケットで使用可能になる予定があることなどに加え、統合後の気になる点がいくつも明らかにされた。

 これらについては、公式サイトに詳細や注意点が掲載されるとのことなので、7月26日当日までにぜひチェックしておいてほしい。