2017年7月20日、東京都にあるパセラリゾーツ新宿本店にて、カプコンより2017年8月3日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』の完成記念パーティーが開催された。

●『大逆転裁判』のすべての謎が明らかに!

 2017年7月20日、東京都にあるパセラリゾーツ新宿本店にて、カプコンより2017年8月3日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』(以下、『大逆転裁判2』)の完成記念パーティーが開催された。

 完成記念パーティーには、本作のプロデューサーの江城元秀氏とディレクターの巧舟氏が登壇し、実機プレイを交えつつ作品の魅力を紹介した。最初に発売が間近に迫った心境を聞かれたふたりは「『大逆転裁判』は2013年から開発を始めたのですが、いろいろありつつも、すべてを詰め込めて完成させたという感無量な気持ちです」(巧氏)、「前作は2015年に発売させていただきました。“新しい『逆転』を”ということで立ち上げて、開発中にはいいことも、きびしいこともありましたが、無事にこうして、皆さんにご紹介できることをうれしく思います」(江城氏)と感慨深そうにコメント。

▲巧舟ディレクター
▲江城元秀プロデューサー

 まずは、ゲーム概要の説明へ。本作は、『逆転裁判』シリーズよりもはるか昔となる19世紀末の大日本帝国と大英帝国・倫敦を舞台に、成歩堂龍一の先祖・成歩堂龍ノ介の活躍を描いた『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』(以下、『大逆転裁判』)の続編。『大逆転裁判』では、裁判に備えて事件現場を調査する“探偵パート”と、集めた証拠品や情報を武器に法廷バトルをくり広げる“法廷パート”というシリーズおなじみのゲームシステムに加えて、“共同推理”と“陪審バトル”という新たな要素が追加された。

 共同推理は、探偵パートでとある状況になると発生し、世界的に有名な名探偵のシャーロック・ホームズと、ツッコミを得意とする主人公の成歩堂龍ノ介のふたりが共同で推理を組み立てていき、ひとつの推理を完成させるというもの。

 もうひとつの陪審バトルは、倫敦の法廷で発生。倫敦の法廷では陪審員裁判が採用されており、とある状況になると検事や証人に加えて、判決を大きく左右する6人の陪審員が裁判に参加する。有罪と決めつける彼らに、有罪を主張する理由を聞き、ムジュンをぶつけて、説得して大逆転を目指すのが陪審バトルだ。本作では、このふたつの要素の演出がさらにパワーアップしているとのこと。

 続いて、数量限定特典と早期購入特典の紹介が行われた。数量限定特典は、本編ではありえないショートストーリーが展開される“遊べる! 大逆転物語 2本セット”。巧氏が書き下ろした、成歩堂の親友、亜双義一真が法廷で大活躍する“大日本帝國編”と、名探偵シャーロック・ホームズが倫敦で大暴れの“大英帝國編”のふたつのシナリオが楽しめる。なお、“遊べる! 大逆転物語 2本セット”は後日配信の予定はないとのことなので注意しよう。

 早期購入特典は、ゲーム本編で成歩堂 龍ノ介、御琴羽 寿沙都、シャーロック・ホームズのコスチュームを変更できるダウンロードコンテンツ“特製コスチューム 3種パック”。2017年8月3日から8月31日23:59までの期間は無料でダウンロードできる。9月1日以降は有料での配信となる。

 会場では、ふたつのコンテンツの実機プレイも行われた。“遊べる! 大逆転物語 2本セット”のプレイ中には、被告人席に立つナルホドくん、アイリスやホームズが“待った!”と叫ぶシーンなど、本編ではあまり見ることができないようなレアなシーンが満載な内容となっていた。また、ショートシナリオは本編の流れを踏襲しながらも、あったかもしれないし、なかったかもしれないIFの物語が展開されるが、シナリオを書いた巧氏によると、大日本帝國編は『大逆転裁判』の1話が終わった後、大英帝國編は『大逆転裁判』の最終話でナルホドくんがとある事情で法廷に立たなかったときの物語をイメージしているとのこと。
 ちなみに、“遊べる! 大逆転物語”では、誤った選択をしても本編のようなペナルティーがないため、いろいろな証拠品を突きつけて、キャラクターの反応を楽しめるそうだ。また、“特製コスチューム 3種パック”については、インパクト抜群で実機で初めて見たという巧氏も「本編とは雰囲気が違って楽しいですね」と感想を語っていた。

 つぎに『大逆転裁判』シリーズ関連のイベント情報などが公開された。

●カプコンカフェ
 埼玉県・越谷のイオンレイクタウンkazeにある“カプコンカフェ”では、2017年7月13日から8月9日までの期間は『大逆転裁判』をメインテーマに営業中。同店舗では、限定メニューやオリジナルグッズの販売が行われている。

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●明治村
 愛知県にある野外博物館“博物館明治村”にてコラボイベントが開催。2017年7月22日からは、オリジナルクリアファイルがもらえるスタンプラリーが実施され、9月9日からは、リアル脱出ゲームのSCRAPによるスペシャルコラボイベントも開催される。

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●発売記念イベント
 東京と大阪で発売記念イベントの開催が決定。会場には江城プロデューサーと巧ディレクターが登場し、サイン&握手会が実施される。イベントの詳細は以下の通り。

<東京>
日時:8月3日12:00~13:00
会場:ビックカメラ新宿西口店

<大阪>
日時:8月4日18:30~19:30
会場:上新電機ディスクピア日本橋店

●カプコン夏キャンペーン2017
 対象のゲームソフトを購入して応募すると、抽選で豪華景品が100人にあたる“カプコン夏キャンペーン2017”の開催が決定。『逆転裁判』関連のプレゼントは、シリーズ15周年を記念して東京・中野のpixiv Zingaroで開催された“逆転裁判画廊”のキャンバスパネルと開発スタッフのサイン色紙のセットとなっている。

※カプコン夏キャンペーン2017特設サイト

●舞台“逆転検事 ~逆転のテレポーテーション~
 2017年11月2日から11月7日に東京・渋谷にある全労済ホール/スペース・ゼロにて開催される舞台“逆転検事 ~逆転のテレポーテーション~”の再演に関するチケット情報が公開。

<チケット先々行>
7月21日まで受付中
※公式ファンクラブ“逆転通信”会員向け

<チケット先行>
7月22日より抽選販売スタート

●カプコンバー&パセラリゾーツ
 カプコンバーとパセラリゾーツの一部店舗にて、2017年7月24日~8月16日の期間、コラボレーションキャンペーンの開催が決定。キャンペーンは両店舗で行われるが、コラボメニューやノベルティの内容が異なっている。

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◆カプコンバー パセラリゾーツなんば道頓堀店(5階コラボカフェスペース)

▲カプコンバー コラボフードメニュー
▲カプコンバー コラボドリンクメニュー
▲カプコンバー ノベルティのオリジナルコースター(全7種)
※絵柄はランダムでの配布

◆カラオケ パセラ(3店舗)
開催店舗
・池袋西口店
・秋葉原昭和通り館
・なんば道頓堀店

▲カラオケ パセラ コラボメニュー
▲カラオケ パセラ ノベルティのオリジナルステッカー(全7種)
※絵柄はランダムでの配布

 最後に、巧氏と江城氏からファンにメッセージ贈られ完成記念パーティーは終了となった。

巧氏
 『大逆転裁判』は、15年前に『逆転裁判』を作ったころのことを思い出しながら、負けないようなものを作ろうと構想段階でいろいろなことを考えていました。『大逆転裁判』では、事件は解決したんですけど、そのすべてを詰め込むことができなかったので、『大逆転裁判2』では覚悟を決めて、すべての謎を解き明かすということをチーム一同、実現すべくここまでがんばってきたので、ぜひ皆さんに遊んでいただきたいです。

江城氏
 巧ディレクターが言った通り、前作ではお話としては完結しているのですが、すべて語り切れず、謎が残ってしまっている部分があったので、なんとしても『大逆転裁判2』を立ち上げないといけないという思いがありました。そして、こうしてすべての謎が解き明かされるということで、前作をプレイしていただいた方はもちろんですが、本作からプレイしていただく方には『大逆転裁判』と『大逆転裁判2』をセットにした限定版もご用意していますので、ぜひ『逆転裁判』シリーズを楽しんでいた方で、『大逆転裁判』をプレイしていなかった方は、この機会に遊んでもらいたいと思います。

 完成記念パーティー終了後には、両名の囲み取材が行われた。そちらの模様もお届けする。

――数量限定特典の“遊べる! 大逆転物語 2本セット”のボリュームはどのくらいでしょうか?

江城 2本合わせて2時間くらいだと思います。“遊べる! 大逆転物語 2本セット”では、間違った証拠品をつきつけたとしてもペナルティーはないので、全部のテキストを見てほしいです。

――“遊べる! 大逆転物語 2本セット”の実機プレイ中に亜双義やホームズが“異議あり!”と叫ぶシーンがありましたが、本編中にも登場するのでしょうか?

 秘密ですね。ボイスは全員分収録してあります。

――江城さんと巧さんは初めてタッグを組んだとのことですが、印象はいかがですか?

江城 僕は『逆転』シリーズに10年ほど前から関わっているんですけど、タッグを組むのは今回が初めてでした。最初はどういったパーソナリティーがあるのか? や、こだわりポイントをつかむのに苦労したんですけど、制作が進むにつれて、イベントにいっしょに出演する機会などもあり、“こういうところを意識してゲームを作っているんだ”ということを理解できてきました。いろいろなディレクターがいますが、いろいろな意味でおもしろいディレクターかなという印象があります。

――お互いが見た、お互いのこだわりポイントを教えてください。

 なんでしょうね……あっ、肉の焼きかたをこだわっていましたね(笑)。

江城 (笑)。僕は文章に対してすごいこだわりを感じました。先ほどもお話しましたが、タッグを組むのが初めてだったので、“どこにこだわりがあるのかな?”とすごく気にして見ていたんですけど、やっぱりテキストに関してはすごくこだわってましたね。シナリオを書くときは、最初に長年愛用している万年筆で手書きでノートに書いてから、データとして打ち込んでいて、文章に対してのこだわりは非常に強いんだなと。

――前作をプレイしたユーザーからの反応を見て、意識したことはありますか?

 各キャラクターにファンの方がいると思うので、各キャラクターに必ず見せ場を作って、それぞれのファンの方が満足していただけるように意識しました。

江城 バックログが一発で出るようになるなど、細かな遊びやすさの部分は改良しました。あとは演出ですね。

 モーションの設定できる項目が増えたので、想像以上にスムーズに動くようになっています。ただ、我々の作業量が3倍くらいになりましたけど(笑)。