浮遊感のあるコーナリングが絶妙に気持ちいい8bitワイプアウト風レーシング『VEKTOR 2089』

Impboxのレーシングゲーム『VEKTOR 2089』を紹介する。

●Itch.ioでPC/Mac/Linuxのα版が配信中

 Impboxが開発中のレーシングゲーム『VEKTOR 2089』を紹介する。本作は現在itch.ioでPC/Mac/Linuxのα版が配信中。5ドル以上の出資から入手することができる。なお製品版はSteamでの販売も検討されている。


 『VEKTOR 2089』を簡単に説明するならば、フューチャリスティックな浮遊系レーシングというジャンルを確立したタイトルのひとつ『ワイプアウト』を“demake”(リメイクの逆で、あえて旧時代の技術や表現に落とし込む手法)し、8bit風の見下ろし型レーシングにしたもの。
 本来はLexaloffleが開発・提供するゲーム開発プラットフォーム“PICO-8”向けに『PICORACER-2048』として開発され(PICO-8公式フォーラムでWeb版を遊ぶことができる)、それを土台にエンジンを変えてコンテンツのボリュームアップを行い、製品化を目指すことになったのが本作『VEKTOR 2089』ということになる。

 というわけで見た目(PICO-8版を継承した16色グラフィック)などはシンプルに削ぎ落とされているのだが、浮遊系レースゲームとしての気持ちよさはバッチリなのが面白いところ。Dubmoodによる初代『ワイプアウト』を思い起こさせるカッチリとしたテクノのBGMをバックにライバル機をぶち抜けると、かなり脳汁が出る感じだ。
 中でもとにかくコーナリングが気持ちいい。元々PICO-8上でキーボードだけで遊べるように作られたためかステアリング具合の調整が絶妙で、(通常は結構慣れが必要な)見下ろし型視点+高速レーシングなのに、360度ループなどが配置されたコースを滑るように走ることができる。


 現状では12種類のトラックを収録しており、レースを転戦していくチャンピオンシップモードを中心に、タイムアタックモードや、最大4人でプレイ可能な画面分割のローカル対戦、マップやシップのエディターなどを実装。またPC用ゲームコントローラーにも対応している。空き時間にでもサクッと遊びやすい内容だし、PCのスペックもほとんどいらないので、気になる人はトライしてみてはいかがだろうか。


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▲画面分割での対戦も可能。