マルチプレイ、そしてシングルプレイをさまざまなスタイルでプレイ!
2017年6月25日、東京ビッグサイトで開催された“モンハン頂上大会 決勝大会”。会場では、カプコンから2017年8月25日に発売予定の『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』が試遊できたので、プレイリポートをお届けしよう。
本作初となる試遊会でのバージョンでは、初級:ドスマッカォ狩猟、中級:ベリオロス狩猟、上級:バルファルク討伐の3つのクエストが選択できた。武器は全14武器種×全6種のスタイル、またはニャンターを選択可能。
まずは4人でのマルチプレイから。挑戦するクエストは、もちろん上級のバルファルク討伐! このときのプレイ環境は、Nintendo Switch Proコントローラー×TVモードという組み合わせだ。制限時間は15分ということで、使い慣れた大剣×ブレイヴスタイルを選び、仲間(別メディアの報道陣)とともにクエストスタート。大画面のモニターに広がる風景はとても美しく、遺群嶺のベースキャンプからエリア3へ飛び降りる前に、思わず見とれてしまった。気になる操作感覚だが、Rボタンで走り、Rスティックで操作する移動アクションは、Newニンテンドー3DSとほぼ同じ。そしてバルファルクのいるエリア2に到着し、対峙したときに最初の驚きが。なんと、バルファルクの咆哮に合わせて、Proコントローラーが振動したのだ。ほかにも、ハンターの狩技がヒットしたときや、バルファルクの大技“彗星”を受けたときなど、さまざまなシチュエーションでも振動していた。ちなみに、Joy-Conで操作するときも同様に振動し、さらに製品版では振動機能のON/OFFも切り換え可能とのこと。
そしてバルファルクとの立ち回りでも、乗り攻防や溜め攻撃、納刀アクションなどがまったく違和感なくくり出せた。今回プレイした操作タイプ1では、ZLボタンでターゲットカメラのON/OFFを切り換え、Lボタンでモンスターのいるほうにカメラを向ける操作も問題なし。チャットはZRを押すことでチャットメニューが出るので、そこから「よろしくお願いします」や「グッジョブ!」といったセリフを選ぶだけ。こちらもスムーズに操作できた。
そして狩技は、方向ボタンの上、右、下で選ぶ仕様になっていた(今回はブレイヴスタイルなので上のみ。セットされていた狩技は“獣宿し【獅子】”)。こちらは左手で操作することになるため、移動しながら発動したい場合は、たとえば左人差し指でLスティック、左親指で方向ボタンといった、いわゆる“モンハン持ち”っぽくするなど、持ちかたを工夫したほうがいいかもしれない。また、操作方法は複数のタイプから選択できるので、ボタン同時押しで狩技が発動するように設定するのもアリだろう。ちなみにこの後レンキンスタイルでもプレイしたのだが、個人的に方向ボタンの上が咄嗟に押しやすかった。製品版で絶対回避を使う場合は、いちばん上にセットしたい。
なお、クエストの結果はタイムアップでした……。
Nintendo Switchの特徴と言えば、家では大画面、外では携帯ゲーム機として持ち歩けること。そこで今度は、携帯モードでのプレイを体験! 今回はシングルプレイの中級:ベリオロス狩猟にチャレンジした。手ごろなサイズながら、TVモードで感じた迫力は健在。モンスターの咆哮などに合わせて、しっかり振動していたぞ。ヘッドホンやイヤホンでプレイすれば、電車やバスなどでの移動中も存分に狩りを楽しめるだろう。Nintendo Switch本体は、小さめのボディバッグにも入るほどコンパクトなので、これまでのニンテンドー3DSと同様の感覚で持ち運べる。
その後はJoy-Conグリップ×TVモードという組み合わせも体験したが、こちらも同様に違和感なくプレイできた。ボタンの配置もNintendo Switch Proコントローラーとほぼ同じなので、コントローラーを買おうか迷っている人は、まずJoy-Conで試してみることをオススメする。