Nintendo Switch本体機能更新システムデータ“バージョン3.0.0”を配信

 任天堂は、Nintendo Switch本体機能を更新するシステムデータ「バージョン3.0.0」の配信を、2017年6月20日より開始した。
 今回のアップデートは、“フレンドがオンラインになったときに画面上に通知が表示”、“他社製のコントローラー(任天堂ライセンス商品)に対応”するなど多岐に渡っている。アップデートの詳細は下記のとおり。

 アップデートは、Nintendo Switchをインターネットに接続していれば自動でダウンロードが行われ、ソフト起動前に本体更新の案内が表示される。自動でダウンロードされない場合は、本体をインターネットに接続後、HOMEメニュー「設定」内「本体」内にある「本体の更新」でもアップデートが可能だ。現在のシステムのバージョンも、ここで確認できる。


<以前のバージョンからの主な更新内容>

ニンテンドー3DSやWii Uのフレンドにもフレンド申請を送れるようにしました
・マイページの「フレンドになれるかも?」に、スマートフォン向けアプリのフレンドだけでなく、Nintendo Switchで遊んでいるニンテンドー3DSやWii Uのフレンドも候補として表示されるようになります。

フレンドがオンラインになったときに画面上に通知が表示されるようにしました
・HOMEメニューの「設定」→「通知」でOFFにすることができます。

コントローラーが見つからないときに、コントローラーを振動させて探せるようにしました
・HOMEメニューの「コントローラー」→「コントローラーをさがす」で探すことができます。
※本体に登録されていないコントローラーは振動しません。

ゲームニュースに「チャンネル」を追加しました
・「チャンネルを見つける」で見たいゲームニュースのチャンネルを登録すると、そのゲームソフトに関するニュースが届くようになります。

「保護者による使用制限」の名称を「みまもり設定」に変更しました

HOMEメニューの「設定」に以下の機能を追加しました
・ユーザーに設定できるアイコン6種(「Splatoon2」)を追加
・「ユーザー」に「並べ替え」を追加
・「コントローラーとセンサー」に以下の項目を追加
 「Proコントローラーの有線通信」
 この設定をONにすることで、Nintendo Switch ProコントローラーをUSB充電ケーブルで接続している間、有線で通信するようになります。有線での通信中はNFCはご利用になれません。
 「コントローラーの更新」
 本体に接続されているコントローラーのソフトウェアを更新することができます。
・「テレビ出力」の「テレビのサウンド」に「自動」を追加
※「サラウンド」に設定している場合は6ch、「ステレオ」「モノラル」に設定している場合は2chに固定した音声を強制的に出力するようになります。「自動」では正しく音声が出力されない場合などに設定を変更してください。
・「本体」に「画面の色合いを変える」を追加
※「なし」「色を反転」「グレースケール」の3つを選択できます。ゲーム中の色合いも変更されます。
※キャプチャーボタンで撮影した画像は「なし」のときの色合いで保存されます。

携帯モードやテーブルモードのときに、「クイック設定(HOMEボタン長押し)」で音量を調節できるようにしました

ヘッドホン使用時の最大音量が上がり、より大きな音で遊べるようにしました
・HOMEメニューの「設定」→「本体」→「ヘッドホンの最大音量を下げる」をONにすることで、最大音量を下げることができます。
・「みまもり設定(保護者による使用制限)」を設定している場合は、「ヘッドホンの最大音量を下げる」の設定が自動的にONになり、最大音量は上がりません。
※ヘッドホンを利用するときは、大音量での長時間のご利用は控えてください。耳が聞こえにくくなるおそれがあります。

他社製のコントローラー(任天堂ライセンス商品)に対応しました
・Nintendo SwitchドックのUSB端子に接続することで使用できます。

ソフトをダウンロードするときに空き容量が不足していると、その場でソフトの整理をできるようにしました
・今は遊ばないソフトなどを削除することができます。セーブデータは削除されません。

以下を含む、いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上させました
・ソフトの更新データを受信する際に「×」が表示されて更新できないことがある問題の修正
・特定のテレビと接続すると、テレビに接続されているほかの機器とのHDMI連動が解除されてしまう問題の修正

<本体更新時のご注意>
本体の更新は、Nintendo Switch本体が正常な状態で行ってください。
・Nintendo Switch本体を改造したり、任天堂がサポートしていない周辺機器やソフトウェアを使用したりすると、本体の更新でNintendo Switch本体が動作しなくなるおそれがあります。
・通常の使用方法以外の方法で作成されたセーブデータや、任天堂がサポートしていないデータなどがNintendo Switch本体内にある場合は、故障の原因となるだけでなく、安心してご使用いただけなくなるおそれがあるため、そのようなデータなどが自動的に除去される場合があります。
上記のような異常な状態で本体を更新した場合は、動作を保証いたしません。また、修理や保証の対象外となります。