人生は選択だらけ。だからいま選択してみませんか

 “Xbox E3 2017 Briefing”にてアナウンスされた『Life is Strange: Before the Storm』。『Life is Strange』公式PRアカウント“Life Is Strange JP”では、『Life is Strange: Before the Storm』の日本版発売に関してファンの声を求めている。2017年6月15日につぶやかれた内容は以下のとおり。

『Life is Strange: Before the Storm』は、『Life is Strange』の前日譚となる三年前の話が描かれる続編。対応プラットフォームはプレイステーション4、Xbox One、Steam。3つのエピソードで構成されており、エピソード1の発売は2017年8月31日を予定している。だが、これは海外での話。残念ながら現時点では日本版の発売は未定となっている。そこで公式アカウントでは、『Life is Strange: Before the Storm』が日本で発売されたら買いますか、買いませんか? と聞いているのだ。

 この原稿を書こうと思った理由はふたつある。ひとつは、僕自身が『Life is Strange』のファンであり、国内でもっと評価されてもいいタイトルだと思っていたこと。もうひとつは、ファンの声が『Life is Strange』のゲーム内容と同じように、バタフライ効果を引き起こせるかもしれないと考えたからだ。「人生は選択だらけ でももし選びなおすことができたら」。『Life is Strange』のキャッチコピーと同じく、いま目の前に選択があり、この記事を書くという選択肢を選ぶことが日本版発売につながるかもしれないと考えたからだ。

 『Life is Strange』は海外産のゲームらしからぬ、とても切なく、とてもセンチメンタルな物語が描かれる稀有なタイトルだ。時間を巻き戻すというファクターがあるものの、選択がその後の展開に影響を与えるというシステムは、インタラクティブという特性を持つゲームだからこそ得られる、唯一無二の感動と充実感を与えてくれる。まるで良質な映画をみずからの手で描いたような、そんな感覚に包んでくれるタイトルなのだ。

ファンの声がバタフライ効果を引き起こすか?『Life is Strange: Before the Storm』日本版に関して_01

 『Life is Strange: Before the Storm』の日本版を発売してほしいという声をあげるという選択。最初は小さなファンの声が、大きな風を生み、もしかしたら竜巻を引き起こすかもしれない。いま皆さんの前には、青い蝶が舞っているのかもしれないのです。僕は選択しました。皆さんも選択していただければ、こんなにうれしいことはありません。ゲームのように時間は巻き戻せないからこそ、いま選択をしてみましょう。