PlayStationカンファレンス発表内容まとめ 『モンハン』や『ワンダ』、『スパイダーマン』に会場が沸いた【E3 2017】

E3 2017開催前日に行われた、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの“PlayStation Media Showcase”で発表された内容をまとめてお届けする。

●今年はカンファレンスの前にプレイベントを開催

 アメリカ・ロサンゼルスにて、2017年6月13日~15日(現地時間)に開催される世界最大のゲーム見本市、E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2017。開催前日となる6月12日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)によるカンファレンス“PlayStation Media Showcase”が、ダウンタウンの南にある劇場シュライン・オーディトリアムで行われた。

 E3開幕直前にSIEがカンファレンスを行うのはいつものことだが、今回は新たな試みとして、PlayStation Media Showcaseの前に、プレイベントが実施された。プレイベント会場は、シュライン・オーディトリアムに併設されているエキスポホール。会場には試遊台がずらりと並んでおり、『Detroit Become Human』や『ディシディア ファイナルファンタジー NT』など、さまざまなタイトルが出展されていた。

▲プレイベントの会場となった、シュライン・オーディトリアム エキスポホール。

▲こちらはプレイベントのエントランス。スタイリッシュなデザイン!

▲豊富な数の試遊台が用意されていた。こちらは『ディシディア NT』。

▲軽食が用意されているのも、つねに腹ペコな記者たちにはありがたい。

▲巨大なクレーンゲーム。球体の中にはTシャツらしきものが入っていた。しかし難度が高く、ゲットできた人はほどんといなかった模様……。

 プレイベントだけでも立派な催しだと感じるが、これはあくまで前座。時刻のわりにまだまだ日が高い午後6時、ついにPlayStation Media Showcaseが開幕した。本記事では、カンファレンスで発表された内容をまとめてお届けしよう。なお、タイトルの発売日に関する情報は、注記がないかぎり、すべて北米向けのものとなっている。

▲シュライン・オーディトリアムは、エキゾチックなテイストの劇場。天井もカッコいい。……と、去年のリポートでも同じことを書いていました、私。

●トップバッターは『アンチャーテッド 古代神の秘宝』

 昨年のカンファレンスと言えば、オーケストラの生演奏とともにスタートし、『GOD OF WAR』を披露して大きなインパクトを与えたことが記憶に新しい。今年もそれに倣ってか、生演奏からスタートした。しかし今回はオーケストラではなく、なんだかエスニックなテイストの音楽。やがて、演奏者の背後に水が流れ落ちるようになり、水の表面に文様が浮かび上がる。この演出が示すタイトルは……? そう、カンファレンスの始まりを飾ったのは『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』の追加エピソード、『アンチャーテッド 古代神の秘宝』! 公開された映像では、クロエとナディーンが力を合わせるシーンもあれば、対立しているようなシーンもあったが、ふたりの関係はどのように変化していくのだろうか? なお『アンチャーテッド 古代神の秘宝』は、北米では8月22日配信予定。日本国内では決まり次第告知される予定だ。

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●『Horizon Zero Dawn』DLCのタイトルが決定

 さて、続く発表は何か……と待っていると、ステージ上方から雪のような結晶が舞い降りてきた。そしてスクリーンに映し出されたのは、ゲリラゲームズのロゴマーク! 『Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン)』のDLCが開発中であることはすでに告知されていたが、そのタイトルが『Horizon Zero Dawn: The Frozen Wilds』であることが、ここで判明。極寒の地で、アーロイの新たな戦いが描かれるようだ。同DLCは2017年に配信予定。

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●『Days Gone』ディーコンの前に立ちはだかるものすべてが彼を襲う

 続くタイトルは、昨年お披露目されたSIE Bend Studioによるアクションアドベンチャー『Days Gone』。今回の映像は7分にも及ぶボリューム。主人公であるディーコンが、雨の中をバイクで突き進んでいくと(途中、獣に襲われて絶命したらしき人間の姿が見えるが、この世界では驚くに値しないことのようだ)、突然ふたりの人間に襲われる。ケガを負うも返り討ちにするディーコン。吊るされたゾンビ(厳密に言うと、“フリーカーズ”と呼ばれる疫病感染者)の死体の山をかき分けて進むシーンが流れると、シュライン・オーディトリアムのステージの天井からも吊るされたゾンビが登場! この予想外の演出に、思わず驚きの声を上げる来場者も多かった(記者も)。

▲いきなり現れたらビックリするじゃないですか。

 ディーコンは、どうやら捕らわれてしまった仲間を助けに行く途中の模様。ゾンビの群れを、敵方の人間たちにけしかけることで、活路を開くといったテクニックが見られた。そして、無事に仲間を救い出すも、つぎに目の前に現れたのはクマ……。この世界では、人間もゾンビも動物も、ディーコンの敵であるらしい。

●ついに『モンハン』がPS4へ!

 『Days Gone』の映像が終わると、SIEアメリカのプレジデント兼ワールドワイド・スタジオ チェアマンである、ショーン・レーデン氏が登場。レーデン氏は、プレイステーション4のラインアップが充実してきたこと――『Horizon』や『仁王』、『ペルソナ5』といったタイトルの登場により――に言及し、今後もさらに注目タイトルを展開していくと語った。そして最後に、“(レーデン氏自身の)心の中に特別な居場所がある、大切なタイトルを紹介します”とコメント。その言葉に続いて流れた映像に登場したのは、大剣を背負ったひとりの人間。森の中を進み、モンスターと対峙する剣士。ファンならもう冒頭でピンときたことだろう、これは『モンハン』の新作だ、と! 『MONSTER HUNTER WORLD(モンスターハンターワールド)』のタイトルロゴが表示されたときは、海外メディアも大きな歓声を上げていた。

 映像では、葉っぱをかぶってモンスターに見つからないように歩くハンターの姿や、自然のツタを使って相手の動きを封じるシーンなど、いままでにない狩りの様子を見ることができ、『モンハン』がまたひとつ新たな一歩を踏み出したことが感じられた。同作は2018年初頭に世界同時発売決定。

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▲肉焼きは健在。

●『ワンダと巨像』がPS4で美しく生まれ変わる

 歓声の大きさで言うと、つぎのタイトルも負けていない。PS4用に生まれ変わった『ワンダと巨像』(海外でのタイトルは『Shadow of the Colossus』)だ。PS3向けに発売された『ワンダと巨像』リマスター版を手掛けたBluepointが、今回も開発を担当している模様。同作は日本国内で2018年発売予定。

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