スカイリムパックも配信

 人気ゲーム『マインクラフト』のWindows 10版およびモバイルデバイス向けのPocket Edition(通称PE)で、バージョン1.1のディスカバリーアップデートが実装された。

 ディスカバリーアップデートでは、ラマやシュルカーボックス、コンクリートといったものや、アドベンチャーモードなど、Win10/PE版には未実装だったものが追加されるほか、新機能として公式マーケットプレイス機能が投入されている。

 マーケットプレイスはWin10版とPE版で連動するオンラインストアで、スキン、テクスチャ、ワールド、マッシュアップパックなどを購入することができる。『マインクラフト』公式のものはもちろんのこと、パートナー契約を結んだマインクラフトコミュニティーのクリエイターによる作品も販売されており、すでにBlockworksやNoxcrewなど海外の大手グループによる作品がフィーチャーされている。

 マーケットプレイスでの購入は、リアルマネーで購入したMinecraftコインを使用して行う。例えばiPhoneのPE版でコインを購入する場合はApple Storeで決済し、Windows 10でコインを購入する場合はマイクロソフトアカウントで決済するという形。購入したコインはWin10/PE版を横断して利用でき、コインを使って購入したコンテンツについても同様にWin10/PE版どちらでも利用できる。

『マインクラフト』Win10/PE版がディスカバリーアップデートを実装。公式マーケットプレイスでコミュニティが制作したスキンやワールドが配信開始_01
▲実際のマーケットプレイスの画像。すでにさまざまなパートナーの作品が有料配信されている。

 なお本アップデートに合わせて、ベセスダ・ソフトワークスのオープンワールドRPG『ザ エルダースクロールズ V: スカイリム』の世界観を土台にしたマッシュアップパック“Minecraft Skyrim Mash Up Pack”もWin10/PE版に初登場となっている(家庭用ゲーム機版などですでに配信されていたもの)。