秋葉原にセガのVR体験スポットが登場!
クラブセガ秋葉原新館6Fに、2017年5月31日より、VRアトラクションが楽しめる施設“SEGA VR AREA AKIHABARA”が新規開設される。第1弾となるVRコンテンツは、『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATRACTION』。これは韓国のスコネック社が開発したVRソフト『MORTAL BLiTZ』に“歩いて移動する”要素をプラスした、FPSタイプのVRウォーキングアトラクションだ。一定のエリアを歩きながらプレイするので、家庭では味わえないVR体験が味わえる魅力が最大の特徴となっている。
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※クラブセガ秋葉原新館にウォーキングアトラクションVRゲーム『MORTAL BliTZ』が登場、ゲームセンターだからこそ体験できるVRコンテンツ
[2017年5月30日午後8時30分]
※2017年5月31日(木)10:00にオープンを予定していた、“SEGA VR AREA AKIHABARA”が、機材の不具合によりサービスを延期することが、セガ エンタテインメントより発表された。「本サービスを楽しみにしていただいているお客様には大変ご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます。新しいサービス開始時期につきましては決定次第、改めてご案内させて頂きます」(リリースより)とのことだ。
オープンに先駆けた2017年5月29日には、マスコミ向けの体験会が行われた。その模様と、簡単なインプレッションのリポートをお届けしよう。
“歩いて遊ぶ”という新感覚の魅力!
体験会では不要だったが、実際にはプレイヤーはチケットを購入し、荷物をロッカーにあずけ、まずは控室へと入る。控室に置かれているのは、装備品一式と銃が、それぞれ6セット。プレイヤーはレジスタンスの兵士として戦場に赴くという設定で、ここでまず上官役のスタッフから、装備の仕方やゲームの進めかたをレクチャーされる。ディズニーランドのアトラクションの前説のように、徐々にプレイに向けての臨場感が高まっていく感じだ。
準備ができたら、プレイフィールドに出陣。見た目は30帖くらいと、なかなかの広さだ。スタートラインにつき、銃を手にしたら、いよいよゲームスタートとなる。
VR画面に映し出されたのは、宇宙船の内部のような景色。状況を把握する間もなく、奥から大量のモンスターがつぎつぎと出現し、慌てて銃を撃ちまくることに。弾数に限りはないようなので、引き金は引きっぱなしで、振動がとても気持ちいい。ひと段落したところで、オペレーターの声での指示により、隣のエリアに移動。VR画面では、足元に矢印で移動ラインが表示され、歩きながら移動。なるほど、“ウオーキングアトラクション”という意味が納得できた。
アトラクションの舞台はけっこう広く、エレベーター、列車などの移動パーツもあっててんこ盛りの内容。もちろん、そのあいだもひっきりなしに多彩なモンスターが襲ってきて、シューティングゲームとしての魅力も文句なし。エンディングでは、味方が待つエリアに進むべく、細い橋を渡っていくのだが、VRとはわかっているのにリアルに怖かった。
ウォーキングという要素を加味した内容、また秋葉原という立地でのVRアトラクションということで、注目される“SEGA VR AREA AKIHABARA”。ゲームセンターだからこそ体験できるVRコンテンツを、厳選して導入していく予定だそうだ。今後の展開にも大いに注目していきたい。