鉄拳女子部に負けたオカダ・カズチカ選手が原田Pをお姫様抱っこ!? “e-sports TEKKEN BAR”オープニングイベントリポート

バンダイナムコエンターテインメントは、2017年5月29日~31日の期間限定で、東京・秋葉原にオープンする“e-sports TEKKEN BAR”オープニングイベントを開催した。

●秋葉原にカネの雨が降る!?

 バンダイナムコエンターテインメントは、2017年5月29日~31日の期間限定で、東京・秋葉原に“e-sports TEKKEN BAR”がオープンすることを記念してオープニングイベントを開催した。

 “e-sports TEKKEN BAR”は、2017年6月1日発売予定のプレイステーション4、Xbox One、PC用ソフト『鉄拳7』の発売を記念して、2017年5月29日~31日の期間限定で、東京・秋葉原にオープンするというもので、店内では発売に先駆けて家庭用『鉄拳7』がプレイできるほか、プロゲーマーへの挑戦も可能。さらに、プレイヤーどうしの対戦を観戦しながら、『鉄拳7』とコラボしたさまざまなメニューを楽しむこともできるのだ。

 本日5月29日、そのオープンを記念して、『鉄拳7』のプロデューサーを務めるバンダイナムコエンターテインメントの原田勝弘氏を始め、IWGP王者、オカダ・カズチカ選手らが登壇したオープニングイベントが開催されたので、その模様をリポートしよう。

【施設概要】
名称:e-sports TEKKEN BAR supported by e-sports SQUARE AKIHABARA
主催:株式会社バンダイナムコエンターテインメント
期間:2017年5月29日(月)~31日(水)17:00~22:00 (開場17:00 最終入場21:30)
場所:e-sports SQUARE AKIHABARA(東京都千代田区外神田3-2-12 Box’R AKIBAビル2F
入場料:無料 ※ワンメニューオーダー制でお願いいたします。
特設サイトURL:こちら
ご来場いただく皆様には恐れ入りますが、入場時に手荷物確認と、年齢確認をさせていただきます。
※「e-sports TEKKEN BAR」でのアルコール飲料の提供は、20歳以上の方を対象としております。
また、以下に当てはまるお客様にはアルコール飲料を提供できませんので、予めご了承ください。


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 3D対戦格闘ゲームとして、23年もの歴史を誇る『鉄拳』シリーズ。その最新作となる『鉄拳7』では、長きに渡り壮大な“親子ゲンカ”を続けてきた三島一族のストーリーに一応の終止符が打たれることでも話題を集めている。


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▲バンダイナムコエンターテインメント 『鉄拳』プロジェクト チーフプロデューサー・原田勝弘氏

 2015年・2016年には公式世界大会も開催された『鉄拳』シリーズだが、この『鉄拳7』の発売を機に、またさまざま施策を考えているという『鉄拳』シリーズ 原田勝弘チーフプロデューサー。ナンバリングの『鉄拳6』の発売からは、家庭用では8年近く経過しており、「ぜひ今年は『鉄拳』の年として盛り上げたい」と語る。
 続いて、『鉄拳』が“e-sports”に対して、どんな取り組みかたをするのかが明かされた。原田氏が目論む、『鉄拳』がe-sportsで目指すコンセプトは以下の3つ。
・競い合って楽しめる
・熱い試合を観戦して楽しめる
・気軽に参加して楽しめる
 原田氏は、国内と海外ではe-sportsの状況が違うので、まずは気軽に参加し楽しむことが大事だとした。それがこの“e-sports TEKKEN BAR”のコンセプトでもあるそうだ。

 『鉄拳7』は豊富なモードが魅力のひとつだが、その中の“ONLINEモード”はシリーズで初めて搭載されたモードだ。たとえば、“原田CUP”といった大会を気軽に開催できるほか、ダブルイリミネーションマッチなども設定可能となっている。
 『鉄拳』は1994年から23年続いているシリーズだが、本作では、三島一族の壮大な親子ゲンカに決着がつくことも見逃せないポイントだ。しかし、これまでも真相がハッキリと描かれていないので、熱心なシリーズファンでも知らないことが多いという。そのため、初めてプレイする人で置いていかれるようなことはなく、存分にストーリーを堪能できるそうだ。他作品からの参戦ながら、重要な立ち位置の“豪鬼”以外にも、今後、ダウンロードコンテンツなどでおもしろいことを考えていると原田氏はニヤリ。


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▲『ウルトラストリートファイターIV』から参戦している豪鬼は、ただのゲストではなく、ストーリーに絡んでいる重要なキャラクター。

▲ワンボタンで簡単に必殺技を出すことが可能。そのため、ストーリーモードに没入しやすいという。ギャラリーモードも充実。過去作のOPやEDはもちろん、レアな映像も満載。

●新日本プロレスとのコラボがさらに!

 続いて、『鉄拳7』と新日本プロレスのコラボを紹介するコーナーへ。ステージには、先日IWGPヘビー級選手権試合で5度目の防衛を果たした“レインメーカー”、オカダ・カズチカ選手がコラボ衣装のKINGのコスチュームを纏い、さっそうと入場!


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▲オカダ・カズチカ選手(新日本プロレス)

 KINGのコラボコスチュームは、『鉄拳』デザインチームによる特注品で、世界にひとつだけのもの。ゲームではマスクと衣装、ベルトの3つを揃えると、必殺技の“レイジアーツ”がオカダ選手の“レインメーカー”へと変化する!
 コラボ衣装についてオカダ選手は「キラキラしていてカッコいいですね。“レインメーカー感”を残しつつ、すばらしいものを作っていただきました」と満足気。このコラボコスチュームは、5月30日・31日の2日間、“e-sports TEKKEN BAR”に展示されるそうなので、ぜひ来店してチェックしよう。

 三島親子の確執が描かれている『鉄拳』シリーズだが、ちなみにオカダ選手は新日内やオカダ選手が所属するユニット“CHAOS”で確執があるか聞かれると、「あっても言えないですけどね」と笑い、またCHAOS内では外道選手と親子くらいの年の差があるが、「愛されています」と実情を語ってくれた。原田Pは「仲のいい『鉄拳』も……売れないか(笑)。でも、“愛情”をテーマに描きたいとは思っています」と語ってくれた。本作でも、チラッとそういったシーンがあるとか、ないとか……。


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▲現在開催中の“BEST OF THE SUPER Jr. 24”とのコラボや、オカダ選手×KINGのコラボ。

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▲ゲーム内で着替えられるTシャツも新日とコラボ。

▲リアルTシャツは、新日のケニー・オメガ選手が試合で着用していたことがある。

●原田Pが人生初のお姫様抱っこ!

 “e-sports TEKKEN BAR”の名誉店長に就任したオカダ選手。そこで、オカダ選手が考案したというカクテル、その名も“レインメーカー”を実際に作ること! 原田P、そして“鉄拳女子部”の3人が登壇し、オカダ名誉店長みずからカクテルをふるまうことになったのだが、なんとオカダ選手の出で立ちはいわゆる“裸エプロン”! なんともレアな姿のオカダ名誉店長に場内はざわついたが、「裸エプロンじゃないとできないカクテル」だそう。
 原田Pの感想は「すっきりさわやかで、すごく飲みやすい」とのことだったが、じつはこの後オカダ選手は試合を控えているということで、今回はノンアルコールだったとのこと。


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▲鉄拳女子部の3人。左から、おくむらなつこさん、ユウミィさん、キキワンさん。

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▲裸エプロンでカクテルを作るオカダ名誉店長。

 このオカダ名誉店長就任記念カクテル“レインメーカー”(1200円[税込])は、一日10杯限定なので、お早めに! “e-sports TEKKEN BAR”では、ほかにも『鉄拳7』とのコラボメニューが用意されているので、いろいろとチェックしてみよう。ちなみに、鉄拳女子部・おくむらなつこさんのオススメは、“三島平八の寒中水泳 コーヒーフロート”(600円[税込])。

 気になるオカダ名誉店長の『鉄拳7』の腕前について、「以前外道選手との対戦を見たことがあるが、なかなか光るモノを感じた」という原田P。せっかくなので、ガチの『鉄拳』プレイヤー揃いの“鉄拳女子部”との対戦を提案。「昨日の試合で、ちょっと手首を痛めてしまって……」というオカダ名誉店長だが、「魅せてやりますよ!」と受諾。鉄拳女子部からはブライアン使いのユウミィさんが対戦に臨み、勝ったらお姫様抱っこというご褒美!
 対戦の結果は言わずもがな(笑)、ユウミィさんがオカダ名誉店長のくり出す“レインメーカー”をガード→K.O.と、2本連取して勝利!


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▲オカダ名誉店長はKING、ユウミィさんはブライアンを選択。2本目では見事“レインメーカー”を決めたオカダ名誉店長。ここから逃げに入るも、ユウミィさんに逆転負けを喫する。

ユウミィ「意外と強かったので、テンパってしまいました。でも、コテンパンにしてしまい、スミマセン!」
オカダ「今後の試合に響きそうです(笑)」
原田「ガチでやるとは聞いていたけど、1本くらいは負けて見せ場を作るのかと思った。じゃあ、約束通り、僕をお姫様抱っこしてもらって……」


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▲人生初のお姫様抱っこに興奮する原田P。「女性の気持ちがわかりました!」とのこと。

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▲ユウミィさんは「頭が真っ白になりました」。

●日本最強を決める公式大会開催決定!

 『鉄拳7』の最強プレイヤーを決める“BNE公式日本王者決定戦”の開催が決定。2017年秋の決勝大会に向け、今後オンライン対戦などで出場選手を決めていくのだが、その最速代表枠が“e-sports TEKKEN BAR”での店舗内予選突破者に与えられることになった。5月29日~31日まで店舗内予選が行われ、最終日の31日に行われる本選に勝つと決勝大会出場が決定。なんと、家庭用『鉄拳7』発売前に本選出場が決まるというわけだ。腕に覚えのあるプレイヤーはぜひ参加しよう。


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▲ゲームに搭載されている“ONLINEトーナメントモード”などを使用する。ゲームショップなどでの予選も行うとのことだ。「ボクも出ます!」とオカダ選手(笑)。

 最後にファンへメッセージを残し、オープニングイベントは終了。ゲームセンターとはまた違った新しいコミュニティの場となりそうな“e-sports TEKKEN BAR”。5月29日~31日までの3日間の開催なので、ぜひ訪れてみよう。

「『鉄拳7』は、いままでのシリーズの歴史が全部詰まった集大成的な作品です。ストーリー上の因縁は今回でひと区切りがつきますが、『鉄拳』はそれまでのナンバリングを知らなくても楽しめます。初めての人も、シリーズファンの人も、みんな等しく楽しめる作品になっています。(格闘ゲームが苦手でも)イージーアクセスというコンセプトで作っているので、初心者の人でも楽しめます。ぜひ、楽しんでいただければと思います。期待していてください!」(原田勝弘プロデューサー)
「『鉄拳』はプレイしても楽しいし、そのプレイを見ていても楽しい、そして“e-sports TEKKEN BAR”に来て、食べたり、オリジナルカクテルの“レインメーカー”を飲んだり、といろいろと楽しめると思います。ぜひ“e-sports TEKKEN BAR”に来ていただいて、皆さんと『鉄拳』を盛り上げていきましょう!」(オカダ・カズチカ名誉店長)


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●初心者プレイヤーにも間口を広げた『鉄拳7』

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 オープニングイベント終了後に、原田勝弘プロデューサーを直撃。シリーズ最新作『鉄拳7』やe-sportsにかける思いを聞いた。

――まずは、『鉄拳7』完成おめでとうございます!
原田 『鉄拳6』を発売したのが2009年で、それ以降もいろいろと発売してはいるのですが、ストーリーがつながったものを出すのは本当に久しぶりになってしまいました。ようやく、みなさんの前に出せるものができてホッとしています。でも、格闘ゲームの場合、発売してからが重要ですから、ここからさらにどのくらい盛り上げていけるかを考えています。

――その施策のひとつが“e-sports TEKKEN BAR”であり、BNE公式日本王者決定戦と言うわけですね?
原田 「格闘ゲームは難しい」とよく言われるのですが、『鉄拳』シリーズは昔からライト層にも支持されています。ワールドワイドで売れている4400万本のうち、半分はヨーロッパで、カジュアルなプレイヤーに支えられているのです。それから、日本では若いプレイヤーが増えてきていて、この20年間で世代交代がしっかりとできているゲームです。新しいプレイヤーも入りやすくなっているのが本作の魅力でもあるので、若いプレイヤー向けのイベントや「ほかのプレイヤーと競うっていいな」と感じてほしいですね。いまの子は競わなくなりましたからね。

――原田さんが提示する“e-sports”の定義は、“参加する”ことに主眼が置かれていますね。
原田 競技者のためのゲームになることは、僕らはあまり望んでいません。もちろんそういった層も必要なのですが、ゲームの入り口が必ずしもそうある必要はないですよね。ただ傍観するのではなく、観戦する側だとしてもプレイヤーと同じ気持ちになってほしいんですよ。『鉄拳7』では、決定的瞬間をスーパースローで表現し、リアルタイムでの駆け引きがあります。それは、見ている側も非常に盛り上がるんですよ。そうして間口を広げたいと思っています。

――“e-sports TEKKEN BAR”を実際にご覧になっていかがですか?
原田 こういう場所は東京だけではなく、地方都市にもあったらいいなと思いました。ゲームとお酒とか、ゲームと飲食店のような場所が、もっとできたらいいのにと思います。

――ゲームセンターとは違った形で、また新しいコミュニティーができそうですよね。それでは、最後にファンにメッセージをお願いします。
原田 シリーズとして20年以上続いているゲームでありながら、本作から参加しても楽しめる作りかたを意識しました。それはストーリーモードしかり、操作方法しかりで、決していままでのナンバリングを踏襲しなくてはいけないことはないように。本作が1本目という気持ちで作っているので、「格闘ゲームもここまで来たんだ」と思える内容になっていると思います。あれだけキャラクターがいれば、絶対に自分に合うキャラクターがいるはずですし、ストーリーモードもいままでの格闘ゲームになり見せかたをしています。ドラマシーンからいきなり格闘シーンにシームレスに移行しますので、没入感も高いと思いますよ。ぜひ遊んでほしいと思います!