ソフトでは『マリオカート8 デラックス』が月間ランキングで首位に

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2017年4月の国内家庭用ゲームソフトおよびハードの売上データを発表した。集計期間は2017年3月27日~2017年4月30日(5週分)。

 以下、リリースより。


家庭用ゲームソフト 月間売上本数

1位 マリオカート8 デラックス(Switch)任天堂 280,229本
2位 モンスターハンターダブルクロス(3DS)カプコン 274,392本
3位 ファイアーエムブレム Echoes(エコーズ) もうひとりの英雄王(3DS)任天堂 158,509本
4位 ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッションX(3DS)バンダイナムコエンターテインメント 92,809本
5位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(Switch)任天堂 86,105本

家庭用ゲームハード 月間売上台数

1位 Nintendo Switch 234,817台(先月1位 Nintendo Switch 524,371台)
2位 ニンテンドー3DS(合計)130,185台(先月2位 ニンテンドー3DS(合計) 159,402台)
(ニンテンドー3DSは、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LL、ニンテンドー2DSの合計値になります)

家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数

1位 任天堂 84.4万本
2位 カプコン 30.3万本
3位 バンダイナムコエンターテインメント 22.7万本

2017年4月期の家庭用ゲーム市場について

4月期の国内家庭用ゲーム市場においては、Nintendo Switchが23.5万台を販売し、累計を75.9万台まで伸ばしています。月末に発売された新作「マリオカート8 デラックス」(任天堂/2017年4月28日発売/Switch)は、3日間の集計で28.0万本を販売、月間ソフトランキングで首位を獲得しています。また、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(任天堂/2017年3月3日発売/Switch)も月間5位で8.6万本を売り上げ、本体の販売を強力に牽引しています。

一方、前月期トップの「モンスターハンターダブルクロス」(カプコン/2017年3月18日発売/3DS)は27.4万本を売り上げ、2位にランクイン。累計販売本数も150万本を突破し、順調に推移しています。そのほか、3位には「ファイアーエムブレム Echoes(エコーズ)もうひとりの英雄王」(任天堂/2017年4月20日発売/3DS)、4位には「ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッションX」(バンダイナムコエンターテインメント/2017年4月27日発売/3DS)が登場するなど、3DSの人気シリーズが上位に並びました。その結果、3DS本体の売れ行きも堅調で、前年同月期を上回る13.0万台(3機種合計)を販売しています。

そのほかのソフトでは、「無双☆スターズ」(コーエーテクモゲームス/2017年3月30日発売/PS4)が7位に、「DARK SOULS III THE FIRE FADES EDITION(ダークソウルIII ザ ファイア フェーズ エディション)」(フロム・ソフトウェア/2017年4月20日発売/PS4)が10位に初登場するなど、PS4タイトルも上位にランクインしています。

2017年5月期は、集計期間の序盤にゴールデンウィークが含まれることから、Nintendo Switchと「マリオカート8 デラックス」の販売推移について、どこまで伸びるのか注目が集まります。さらに、2017年7月に「スプラトゥーン2」(任天堂/2017年7月21日発売予定/Switch)や、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(スクウェア・エニックス/2017年7月29日発売予定/3DS・PS4)の発売が決定したことで、夏商戦に向けてゲーム市場のさらなる活性化が期待されます。

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)