スタジオジブリ鈴木敏夫氏が、約20畳の布に“マックロクロスケ”を書き上げた! 宮崎駿監督の新作に関するコメントも【超会議2017】

“ニコニコ超会議2017”にて、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏が大書に挑戦。約20畳の特別な布にマックロクロスケを書き上げた。

●ニコニコ超会議2017のキャッチコピー制作秘話も明かす

 2017年4月29日~4月30日、千葉・幕張メッセにて開催されている、ニコニコ最大のイベント“ニコニコ超会議2017”。開催初日、同イベントのスタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展ブースにて、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏が大書に挑戦した。

 これまでに、作品の魅力を伝えるための言葉を多数生み出してきた鈴木氏。『かぐや姫の物語』の題字や『風立ちぬ』のキャッチコピーなどは、手書きで書き出されている。2017年8月27日(日)~11月5日(日)には、広島県熊野町 筆の里工房にて“スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展”が開催される予定となっており、今回の超会議での大書は、その開催を記念するものとして行われた。

▲ブースには、鈴木氏の大書を見るために集まった大勢のファンが! その中には、宮崎駿氏……にそっくりな姿のファンも! 気さくに握手に応じる鈴木氏。

 今回、鈴木氏の大書に使用されるのは、約20畳の特別な布。そのそばに、1メートル四方ほどの紙が用意されており、鈴木氏はまず、その紙にひとつの文字を書いた。それは……“く”! そう、2017年10月から提供開始予定の、動画サービス“niconico”の新バージョン“く(クレッシェンド)”の文字だ。

 “く(クレッシェンド)”を書き上げた後は、いよいよ大書に挑戦。桶持ちは、ドワンゴ代表取締役会長の川上量生氏が担当した。鈴木氏は真剣な面持ちで、ゆっくり筆を進めていく。

 まずはふたつの大きな円を書き、その中に黒い丸を書き、つぎに円の外側に一本ずつ線を引いていく……おや、この姿は? そう、鈴木氏が書いたのは“マックロクロスケ”! 最後に、名前を記し、落款を入れて作品は完成。ちなみに、この落款は、宮崎駿氏がデザインしたものだという。

▲完成!

 約20畳の大きな布に書かれたマックロクロスケは、この後、ブースに飾られることとなった。このブースにはほかにも、鈴木氏直筆の名台詞が展示されているので、ぜひチェックしてみてほしい。

 また、大書を書き終えた後、鈴木氏と川上氏のメディア向け囲み取材が行われた。鈴木氏が考案したニコニコ超会議2017のキャッチコピー“この景色の中にあたらしい「いま」。”に関する話題では、川上氏がオファーした後、すぐに鈴木氏が候補を挙げてきたため、川上氏が「早!」と驚いたというエピソードが語られた。また、鈴木氏は「今日だけは叱らないでください」というキャッチコピーを気に入っていたが、残念ながら採用されなかったという裏話も。

▲ブースには“この景色の中にあたらしい「いま」。”の書も展示されている。

▲川上氏と鈴木氏。超会議について、鈴木氏は「若い人が集まってエネルギーを発散する場は気持ちがいい」と述べた。

 気になる宮崎駿氏の新作長編に関しては、現在絵コンテを描いていること(20分くらいの絵コンテができているとか)、進捗はよくはなく、公開時期は未定であることが語られた。一方、新作短編『毛虫のボロ』は絵はできており、あとは音だけとのことで、「7月の美術館のリニューアルのときには皆さんに見ていただけると思います」とのコメントが! 「かなりおもしろいので期待していてください」、「久々にかなりすごいものを見ました」と鈴木氏。楽しみに待とう。

●スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展 概要

会期:2017年8月27日(日)~11月5日(日)
場所:広島県熊野町 筆の里工房(広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1)
入館料:大人800円、小中学生250円 幼児無料
※20名以上の団体料金は、大人600円、小中学生200円
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌日