なんか楽しそうだから許せん! 暗い怒りに支配された男が大暴れ

 tinyBuild Gamesが、『Party Hard 2』のアルファ版デモのバージョン1を一般公開した。ドラッグ密造中のクラブの面をプレイ可能で、対応プラットフォームはPC/Mac。公式サイトからメール登録することでプログラムをダウンロード可能だ。

 本作は、日本語化もされてスマートフォン版なども配信されているPinokl Games開発のアクションゲーム『Party Hard』の続編となる。主人公は、ブチ切れちゃって何もかもをぶっ壊したくなった危ないヤロー(2では「クリスマスのボーナスが出なかったから」という激安な理由で大量殺人を敢行)。リア充満載のパーティー会場に潜入し、人の目をうまくかわしながら、ナイフを一閃したり、ドリンクに毒物を混ぜたり、ガソリンタンクに火を点けたりして殺っていくという物騒な内容だ。ちなみに爆発に巻き込まれて死亡したり、犯行現場を目撃され、通報で駆けつけた警官に逮捕されたりするとゲームオーバー。

 本作は製品版完成までに段階的にアルファ版を公開する計画で、今回のバージョンでも2からの新機能を試せる。個人的に前作からの最大の違いは、指定されたターゲットを殺害できればクリアー可能になっていること(前作では全員殺害する必要があったが、罠などを使い切った後半は作業感が出てしまっていた)。
 また、罠やアイテムなど利用可能なオブジェクトを視認できる“パーティービジョン”や、一定範囲内のキャラクターを一撃必殺でまとめて倒せる“インスタキル”といった新能力、そしてガソリンタンクなどのアイテムが複数持ち運び可能なインベントリーシステムの導入により、よりミッションを遂行しやすくなっている。