国際的スポーツ大会で遂にeスポーツが正式種目採用へ

 アジアオリンピック評議会とAlisportsは、中国・杭州にて開催予定の2022年アジア競技大会(第19回大会)において、公式スポーツプログラムに“eスポーツ”を採用することを発表した。

 アジア競技大会は、アジア・オリンピック評議会(OCA)が主催するアジア地域を対象にした国際総合競技大会。原則4年に1度開かれ、「アジア版オリンピック」とも呼ばれており、これまでに陸上やレスリングで日本人選手が金メダルを獲得、水泳種目で4冠を達成するなど注目を集めている。なお、2026年第20回大会は、愛知県・名古屋での開催が決定している。

 今回の発表では、2018年にインドネシア・ジャカルタにて開催される第18回大会にてデモストレーションを行い、次回2022年アジア競技大会(第19回大会)にてメダル種目として正式に採用する予定であることが発表された。
 種目・採用タイトル・ジャンルについては現在のところ未発表だが、今年9月に開催されるアジアオリンピック評議主催の国際総合競技大会“アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ”では、『FIFA 2017』のほか、MOBA、RTAが競技として採用されることが明らかにされている。

2022年アジア競技大会で“eスポーツ”がメダル種目に 2018年大会ではデモストレーションが開催_01
2022年アジア競技大会で“eスポーツ”がメダル種目に 2018年大会ではデモストレーションが開催_02