1府4県で新たなポケストップ、ジムを増設

 Niantic, Inc.およびポケモンは、配信中の『ポケモンGO』にて、昨年8月に観光振興連携について発表した岩手県、宮城県、福島県、熊本県と京都府で、ポケストップ、ジムを増設すると発表した。

 以下、リリースより。


Pokemon GO』、新たな「ポケストップ」・「ジム」の増設を発表
昨年に観光振興連携を共同発表した、福島県浜通り地域の4村町、京都府の八幡市、宇治市などにおいて増設を実施

 Niantic, Inc. (本社:米国カリフォルニア州、CEO:ジョン・ハンケ)および株式会社ポケモン(本社:東京都港区、代表取締役社長:石原恒和)は本日、昨年8月に観光振興連携について共同発表した岩手県、宮城県、福島県、熊本県と京都府の要望をもとに、現実世界と連動した『Pokemon GO』のゲーム上の拠点である「ポケストップ」や「ジム」(※1)を増やすことを発表しました。

 今月の対象地域は、3月31日に避難指示が解除された浪江町を含む、福島県浜通り地域の4村町(広野町・浪江町・楢葉町・川内村)と、京都府南部の魅力を発信する「お茶の京都博」を4月1日より開催した京都府南部の12市町村のうちの2市(宇治市・八幡市)、また、宮城県の3市町(石巻市・東松島市・南三陸町)です。来月以降も、1府4県からの要望をもとに、対象地域を順次拡大し、「ポケストップ」や「ジム」を増やしていく予定であり、この取り組みを通じて、各地域の交流人口拡大、観光客の誘致、地域の魅力の訴求、地域住民同士の交流を推進することを支援します。

 今回の取り組みでは、1府4県における自治体職員のほか、観光協会会員、プレイヤーなどの市民が、各地域の名所旧跡や有名なモニュメントなどに関する情報を集めます。その情報がもとになり、『Pokemon GO』のゲーム内で、新たに「ポケストップ」・「ジム」として反映されます。1府4県における新たな「ポケストップ」・「ジム」に関する詳細は、以下の通りです。

·宮城県
 時期:2017年4月1日
 対象地域:石巻市・東松島市・南三陸町
 ※ 2016年11月に宮城県が主催したポケストップ追加企画イベント「Explore Miyagi」で参加者が収集した情報をもとに反映。
·福島県
 時期:2017年4月1日
 対象地域:浪江町・広野町・楢葉町・川内村
·京都府
 時期:2017年4月1日
 対象地域:宇治市・八幡市
·熊本県(予定)
 時期:2017年4月中旬以降
 対象地域:八代地域
·岩手県(予定)
 時期:2017年4月中旬以降
 対象地域:陸前高田市・大槌町

 株式会社ナイアンティックの代表取締役社長である村井説人は次のように述べています。「このたび、新たなポケストップ・ジムの増設についての取り組みを発表できたことを大変嬉しく思います。先日発表した周遊マップの取り組みや、今回の増設に関する取り組みを通じて、より多くの方々が現地に訪れていただくためのきっかけづくりを支援してまいります。また、今回の取り組みを踏まえ、今後、1府4県以外の新たな地域においても、身の回りのユニークな拠点などの位置情報データベースを拡充していくことを検討し、より多くの方々に楽しんでいただけるようにしたいと考えています」

※1 『Pokemon GO』には、道具を入手する「ポケストップ」や、ほかのプレイヤーのポケモンとバトルする「ジム」という拠点が、現実世界の名所旧跡や有名なモニュメントなどに設定されています。プレイヤーは、実際にこれらの拠点を巡ることでゲームを進めるため、隠れた名所・旧跡を「発見」し、地域の歴史や特色、普段は見過ごされてしまうような街の魅力に触れる契機になります。

株式会社ポケモンについて
 1998年4月、ポケモンの原著作権者である、任天堂株式会社、株式会社クリーチャーズ、株式会社ゲームフリーク3社の共同出資により、当社の前身となるポケモンセンター株式会社が設立されました。その後、2000年10月に、社名を株式会社ポケモンに変更し、ポケモンのゲーム、カードゲーム、アニメ・映画、MDなど、多岐にわたるポケモンコンテンツ全体のブランドマネジメントを行っております。

Niantic, Inc. について
 Niantic, Inc.は、モバイル端末を通じて、今までに体験したことのないような冒険や発見、社会的コミュニティを築く、新しい現実世界の体験を作り出す企業です。CEOであるジョン・ハンケは、2011年にGoogleの社内スタートアップとしてNiantic Labs(ナイアンティック・ラボ)を設立しました。2015年9月にNiantic, Inc.としてGoogleから独立し、Google Inc.、ポケモングループ、任天堂株式会社から投資を受けています。当社が開発・運営を手掛ける、AR(拡張現実)を用いたリアル・ワールド・ゲーム「Ingress(イングレス)」は、世界200以上の国と地域に渡り、ダウンロード数は2,000万回以上を記録しています。また、現実世界を舞台にした、iOSおよびAndroidのモバイル端末向けのポケモンゲーム『Pokemon GO』を開発・運営しており、配信開始2ヶ月で5億回以上のダウンロード数を記録しています。Niantic, Inc.に関する詳細情報は、www.nianticlabs.com(⇒こちら)をご覧ください。