Nintendo Switchは3月期で52.4万台を販売

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2017年3月の国内家庭用ゲームソフトおよびハードの売上データを発表した。集計期間は2017年2月27日~3月26日(4週分)。

 以下、リリースより。


家庭用ゲームソフト 月間売上本数

1位 モンスターハンターダブルクロス(3DS)カプコン 1,270,332本
2位 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(Switch)任天堂 307,621本
3位 Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン)(PS4)ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア 167,756本
4位 ゴーストリコン ワイルドランズ(PS4)ユービーアイソフト 139,873本
5位 1-2-Switch(ワンツースイッチ)(Switch)任天堂 138,790本

家庭用ゲームハード 月間売上台数

1位 Nintendo Switch 524,371台(先月1位 プレイステーション4(合計)140,068台)
2位 ニンテンドー3DS(合計)159,402台(先月2位 ニンテンドー3DS(合計)114,985台)
(ニンテンドー3DSは、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LL、ニンテンドー2DSの合計値、プレイステーション4はプレイステーション4 Proを含んだ合計値になります)

家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数

1位 カプコン 130.8万本
2位 任天堂 73.1万本
3位 スクウェア・エニックス 27.8万本

2017年3月期の家庭用ゲーム市場について

3月期の国内家庭用ゲーム市場は、新型ゲーム機Nintendo Switch(任天堂/2017年3月3日発売)と、「モンスターハンターダブルクロス」(カプコン/2017年3月18日発売/3DS)の登場により、大幅な拡大となりました。

Nintendo Switchの販売台数は、発売から24日間の集計で52.4万台に達しています。品薄状態が続いており、今後も売り上げを大きく伸ばしていきそうです。ロンチタイトルである「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(任天堂/2017年3月3日発売/Switch)は、30.8万本を販売し、月間ソフトランキングで2位にランクイン。さらに「1-2-Switch(ワンツースイッチ)」(任天堂/2017年3月3日発売/Switch)は13.9万本を売り上げ、月間5位となっています。

月間ソフトランキングの首位は、「モンスターハンターダブルクロス」が獲得。9日間の集計で127.0万本を販売し、2017年に発売されたタイトルで初のミリオン達成となりました。ビッグタイトルの後押しもあり、3DS本体は、3機種合計で前月期の約1.4倍となる15.9万台を売り上げています。

そのほかのソフトでは、PS4新作タイトルの健闘も目立ちました。3位に「Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ・ドーン)」(ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア/2017年3月2日発売/PS4)、4位に「ゴーストリコン ワイルドランズ」(ユービーアイソフト/2017年3月9日発売/PS4)がランクインしています。

3月期は年末商戦に匹敵する盛況となりました。Nintendo Switchに関しては、2017年4月期も「マリオカート8 デラックス」(任天堂/2017年4月28日発売予定/Switch)が発売されるだけに、さらなる普及が期待されます。また、「ファイアーエムブレム Echoes(エコーズ) もうひとりの英雄王」(任天堂/2017年4月20日発売予定/3DS)などの人気シリーズの新作も登場し、4月11日には「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(スクウェア・エニックス/2017年発売予定/3DS・PS4)の発売日発表会が行われるなど、新年度も家庭用ゲーム市場の盛り上がりが続きそうです。

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)