『アイドルマスター.KR』唯一の日本人キャストのユキカにインタビュー――『アイドルマスター』へのアツい思いも!

2017年4月末より、 Amazon プライム・ビデオにて配信開始予定の『アイドルマスター』初の実写ドラマ作品『アイドルマスター.KR』。同作に唯一日本人として出演するユキカのインタビューをお届けする。

●「プロデューサーさんに認めてもらいたいという思いで毎日を大切に生活しています」(ユキカ)

 2017年4月末より、Amazon プライム・ビデオにて配信開始予定の『アイドルマスター』初の実写ドラマ作品『アイドルマスター.KR』。同作に唯一の日本人として出演するユキカに、作品について、4月7日に開催されるイベントへの意気込み、さらに『アイドルマスター』へのアツい思いを語ってもらった。本記事では、そのインタビューの模様をお届けする。


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▲ユキカ(寺本來可)
1993年2月16日生まれ。静岡県出身。エヴァ―グリーン・エンタテイメント所属。
ティーン向け雑誌“ニコル”のモデルとして活躍。日本ナレーション演技研究所を経て、2007年にテレビ東京の『チョコミミ』で、櫻井ちよこ / チョコ役として主演にてデビュー。2012年より学業に専念するため休業。2015年に芸能界へ復帰し、2016年4月に『アイドルマスター.KR』出演者オーディションに見事合格した。

――まず『アイドルマスター.KR』がどういう作品なのか教えてください。
ユキカ 『アイドルマスター.KR』はご存知の通り、『アイドルマスター』シリーズ初の実写化作品です。韓国では、歌手・アイドルはすごく人気の職業で、デビューする前には練習生という制度があります。練習生たちの人数もすごく多いですし、練習生になるためにがんばっている子たちもたくさんいます。『アイドルマスター.KR』は、そういった韓国の社会現象と日本の有名なコンテンツが合わさった珍しい作品です。また、ドラマに出演する“Real Girls Project(R.G.P)”のメンバーは、全員が本人の役を演じていて、私たちが実際に経験したエピソードをもとにストーリーが構成されています。そこもこの作品ならではの特徴だと思います。

――それは珍しいですね。
ユキカ すべてがリアルではなく話を脚色している部分もありますが、リアルでありフィクションでもあるという感じです。ドラマで撮影していた出来事が、ドラマの撮影以外の場所で実際に起こることがあって、私たちもビックリするくらいリアルな内容になっています。

――先ほど少しお話に出ましたが“Real Girls Project(R.G.P)”とは、どういったグループなのでしょうか?
ユキカ 公開オーディションを実施して、プロデューサーさん(※『アイドルマスター』シリーズのファンのこと)の投票と、2回の合宿を経て選ばれた10人で構成されているグループです。日本人1名、タイ人1名、韓国人8名の計10名で、みんな明るくて『アイドルマスター』のことが大好きです。

――オーディションに応募したキッカケを教えてください。
ユキカ もともと『アイドルマスター』が大好きだったこともあるんですけど、私の姉から「『アイドルマスター』が韓国で実写化するらしいよ」と連絡がありました。最初にそれを聞いたときは、765プロのアイドルたちをそのまま実写化すると思っていて「えっ!?」という感じで応募するつもりはなかったんです。でも、その後たまたま『アイドルマスター』のことを調べていたときに、また『アイドルマスター.KR』の記事を見て、突然応募したいという気持ちが湧いてきて応募するに至りました。

――突然、気が変わったのには何か理由があったのですか?
ユキカ 改めてオーディションの概要を見て、キャラクターをそのまま実写化するのではなく、オリジナルで作るということだったので挑戦してみたいと思いました。

――なるほど。ブログでも『アイドルマスター』のことを“高校生時代にはまりにはまった”と書かれていましたが、最初に興味を持った作品は何だったのでしょうか?
ユキカ 『アイドルマスター XENOGLOSSIA』ですね。それまでも『アイドルマスター』という作品は知っていたんですけど、ファンではなかったんですね。そんなとき、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』をテレビ見て、「『アイドルマスター』ってロボットアニメだったっけ?」と思って調べ始めました。ちょうどその時期に『GO MY WAY!!』を始めとする楽曲が流行っていて、調べているうちに私も曲にすごくハマりました。その後、Xbox 360の『アイドルマスター』をプレイして、伊織ちゃんに惹かれたのがキッカケですね。そこからは、アニメやゲームに詳しい友だちがいたので、その子にいろいろと教えてもらいながら、カラオケに行ったら『アイドルマスター』の曲ばかりを歌うようになりました(笑)。アニメも見ましたし、『アイドルマスター ミリオンライブ!』などもプレイしています。

――担当アイドルは伊織なんですね。
ユキカ そうですね。ダントツで伊織ちゃんです。『アイドルマスター ミリオンライブ!』だと春日未来ちゃんが好きですね。

――伊織のどういったところが好きなんですか?
ユキカ 最初は伊織ちゃんを見て、「生意気だな」と思っていたんですけど、気が付いたら目が離せなくなっていました。

――そこが伊織の魅力のひとつでもありますよね。では、好きな楽曲はありますか?
ユキカ 私は竜宮小町が大好きなので『SMOKY THRILL』がいちばん好きですね。でも、私がハマり始めた時期に『GO MY WAY!!』も流行っていたので印象に残っています。あとは、オーディションを受け始めてから『READY!!』と『Star!!』をみんなで練習したので、その2曲も思い出の曲です。

――ほかのメンバーの方も『アイドルマスター』が大好きなんですか?
ユキカ リーダーのソリちゃんはもともと『アイドルマスター』が好きでコスプレなどもしていたんですけど、ほかのメンバーは知っていた子もいますし、知らなかった子もいました。でも、合宿に入ってから『アイドルマスター』と『アイドルマスター シンデレラガールズ』のアニメを全員で全話見ました。最初は、アニメを見るということに抵抗のある子もいたんですけど、20話の千早ちゃんの回はみんなで号泣していましたね。そのときに横を見たら、制作会社の社長も号泣していて(笑)。その後からは、みんな『蒼い鳥』を歌うようになったり、アニメの中に出てくる日本語を日常で使うようになったりしました。本当に『アイドルマスター』のことが好きな子たちだと私も感じているので、私たちも皆さんと同じ思いなんだということを早く日本のプロデューサーさんたちに知ってもらいたいです。

――『アイドルマスター』の輪が広がっていくのはうれしいことですよね。
ユキカ そうですね。アニメ第5話の海のシーンで、“ボン、キュッ、ボン”という言葉が出てくるんですけど、韓国語にはそういう表現はないので、みんなが興味を持ってすぐに覚えていましたね。そのような感じで、みんな日本語がどんどん上手くなって、『アイドルマスター』を通して文化交流ができているのはおもしろかったです。

――『アイドルマスター』は声優さんがライブをされていますが、見たことはありますか?
ユキカ 残念ながら会場には行ったことはないですが、DVDなどでは見たことがあります。

――印象はいかがでしたか?
ユキカ “Real Girls Project”のメンバーといっしょに見ているんですけど、私たちはまだ始まったばかりで、人にあまり知られていない状態なので、声優さんたちが大きな会場でパフォーマンスをしている姿を見ると、うらやましいです。でも、私たちもがんばって認められて、いつかこういう大きな会場で公演ができるようになりたいという目標にもなっているので、落ち込んだときに見て勇気をもらっています。


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――ここからはドラマの内容について伺っていければと思います。ドラマでは本人の役を演じるということでしたが、ユキカさんはどういう立ち位置の登場人物なのでしょうか?
ユキカ みんなが悩んだり怒いてもひとり笑っているような明るくてポジティブな役です。人から愛されるかわいさがあるんですけど、小学生みたいにワガママな面もあって、自分の思いをすべて表情などに出す素直な子ですね。

――撮影現場の雰囲気を教えてください。
ユキカ 現場は忙しいスケジュールで、ほぼ毎日4時30分集合で夜中まで撮影しています。主演の10人が新人なので、先輩のパク・チョルミンさんとソンフンさん、監督さんを始めとするスタッフさんに撮影現場での立ち振る舞いなど基本的なことから教えていただいています。あと印象的な出来事として、韓国の冬はとても寒かったので、1月や2月に半袖半ズボンでの屋外の撮影となると、寒過ぎて顔に鳥肌が立つんですよ。私はいままでそういう経験がなかったので、とても驚きました。

――撮影現場での立ち振る舞いなどを教えてもらいながらの撮影というのは、『アイドルマスター』らしい感じがしますね。
ユキカ 制作会社の戦略として、『アイドルマスター』を実写化するなら、絶対に新人を起用すると決めていたみたいです。そこはすごく『アイドルマスター』らしい気がしますね。

――続いて楽曲について、『Dream』と『One for All』というオリジナル楽曲を2曲歌われているということですが、こちらはどのような楽曲なのでしょうか?
ユキカ この2曲は、オーディションのときから私たちが練習していた曲なんです。そういう意味でも私たちにとってすごく思い入れがあって、切実に“この曲を歌ってデビューしたい”という気持ちで練習していたので、すごく大切な曲です。
 『Dream』は、タイトル通り夢に向かってがんばる女の子たちのキラキラした思いが込められた楽曲です。『One for All』は『アイドルマスター』で描かれている友情などのテーマに合った“いっしょにがんばろう”という思いが込められた楽曲に仕上がっています。

――その2曲以外に4月7日発売される1stミニアルバムには、『THE IDOLM@STER』の韓国語バージョンが収録されることが発表されていますが、歌うことを聞いたときの感想を教えてください。
ユキカ すごく好きな曲のひとつだったので、韓国版に編曲できるかもしれないという話を聞いたときから、絶対に私が歌いたいと思っていました。『THE IDOLM@STER』は、『アイドルマスター』のテーマ曲として、2005年から10年以上ずっと愛され続けていて、プロデューサーさんを含めて作品に関わるすべての方が大切にしている楽曲なので、歌わせていただけて光栄でした。


――歌詞はドラマに合わせて変更されているんですよね?
ユキカ オリジナル版は日本的な雰囲気が強い内容だったので、全世界の人でも受け入れやすい歌詞に変更されています。

――曲の印象も少し違いますよね。
ユキカ そうですね。曲の雰囲気は変わっているんですけど、ダンスはゲームやアニメと同じ振り付けなんですよね。昨日も練習してから日本に来たんですけど、ほかのメンバーも『アイドルマスター』の振り付けなどを真似することが大好きだったので、すごくよろこんでいました。韓国では、こういった曲調やダンスというのはすごく稀で、私たちの個性が発揮できるチャンスなので、『アイドルマスター』という作品をもっと広めていけたらいいなと思っています。

――4月7日にはZepp ダイバーシティ東京でイベントが開催されますが、『アイドルマスター』が生まれた日本でのイベントということで、メンバーの皆さんも楽しみにされているんじゃないですか?
ユキカ 先ほども少しお話したように、声優さんたちのライブの映像を見ながら思っていた、私たちも歌いながらコールをされたいという夢のひとつが叶う特別なイベントです。今回のイベントで少しでも私たちのことを認めていただいて、魅力に気付いてもらいたいという切実な思いもあります。そして、まだ詳しくはお話できないですけど、ドラマ中の重要なシーンの撮影も行われます。ドラマに実際のプロデューサーさんたちの応援している姿を撮影したいというのが、監督さんの思いでもあるので、ぜひ盛り上げていただければと思います。そして、初めて日本のプロデューサーさんたちにお会いする機会なので、不安と緊張もありますが、とにかく楽しみです。メンバーも日本語を一生懸命に勉強していてかなり上手になっています。早くプロデューサーさんたちに認めてもらいたいたくて、ドラマの撮影以外でも、歌やダンス、日本語の勉強をみんながんばっているので、ぜひ遊びに来てください。

――イベントではドラマの撮影以外に、ライブやハイタッチ会も行われるんですよね?
ユキカ そうなんです。以前、韓国でゲリラライブをしたときに韓国のプロデューサーさんたちがすごく集まってくださって、それをメンバーが「楽しかった」、「またやりたい」とずっと言っていたんです。今回はそれがもっと大きな会場でできますし、ハイタッチ会もすごく近い距離でプロデューサーさんたちと交流できるので楽しみにしています。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
ユキカ すでに興味を持っていただいている方には、4月末からようやく放送が開始されます。これからも期待に応えられるようにがんばりますので、もう少しお待ちいただければと思います。そして、まだ興味を持っていないという方には、私たちも『アイドルマスター』が大好きで、切実にプロデューサーさんに認めてもらいたいという思いで毎日を大切に生活しています。ですので、少しでも興味を持っていただいたなら、ぜひ会場にお越しください。その際には私たちの魅力にハマっていただけると思いますので、よろしくお願いします。


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■商品情報
【『アイドルマスター.KR』初の1st アルバム『MUSIC Episode 1』概要】
 本アルバムはドラマのサウンドトラックとなっており、“Real Girls Project(R.G.P)”が歌う『Dream』、『One For All』をはじめ、5人組ユニットB-Sideが歌う『THE IDOLM@STER』の韓国語バージョン、さらにドラマの中でライバル的存在でありストーリーの鍵を握るグループRed Queenが歌う『ACACIA』の計4曲が収録されています。

 『THE IDOLM@STER』の韓国語バージョンはドラマのエンディングソングとなる予定で、R.G.Pのメンバーであるソリ、ユキカ、ジウォン、イェウン、ジスルの5人で構成されたユニットB-Sideが歌っています。韓国語バージョンとして作られた歌詞は、ドラマのテーマをそのまま反映しアイドルを夢見る少女のストーリーとなっているほか、PV映像ではゲームキャラクターの振付がそのまま生かされています。発売されるのはビジュアルの異なる2バージョン。Type-Aは楽曲4曲と16Pのブックレット付き、Type-Bは楽曲4曲と16Pのブックレットに加え、メイキング映像やPV映像が収録されたDVDがセットになっています。

タイトル:THE IDOLM@STER.KR MUSIC Episode1 TypeA
価格:1500円[税込]
仕様:CD1枚、16Pの歌詞と写真入りのブックレット付
収録曲:
1. Dream
2.THE IDOLM@STER(韓国語バージョン)
3.ACACIA
4. One for All
発売日:2017年4月7日
発売・販売元:IMX

タイトル:THE IDOLM@STER.KR MUSIC Episode1 TypeB
価格2000円[税込]
仕様:CD1枚、16Pの歌詞と写真入りのブックレット付/PV映像入りのDVD1枚
収録曲:
1. Dream
2.THE IDOLM@STER(韓国語バージョン)
3. ACACIA
4. One for All
DVD収録内容:PV映像とメイキング映像全20分程度予定
発売日:2017年4月7日
発売・販売元:IMX

◆特典
 4月7日の“THE IDOLM@STER.KR 1st ST@GE in Japan”昼夜各公演終了後に特典会、 4月8日にAKIHABARAゲーマーズ本店とタワーレコード渋谷店にて、インストアイベント(ミニライブ&特典会)が開催されます。
※イベントの詳細や参加方法はこちら


■イベント情報
イベントタイトル:THE IDOLM@STER.KR 1st ST@GE in Japan
公演日:2017年4月7日(金)
開演時間:昼公演 14時 / 夜公演 19時
公演内容:ドラマサウンドトラック歌唱、トーク、ドラマ映像上映など
チケット価格:6500円[税込](ドリンク販売なし)※チケット購入特典として、公演終了後、メンバー全員とのハイタッチ会付
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