正体不明の敵が残した謎のメッセージが気になる……

 2017年4月7日の劇場公開までいよいよあと1週間! スカーレット・ヨハンソン主演によるハリウッド映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の最新動画が公開された。約5分にもおよぶ長めの動画には、映画内容の一端がうかがえる衝撃のシーンや迫力の銃撃アクションが満載。本編に対する期待がますます膨らむものに。北米での公開は3月31日なので、その反響も気になるところ。

 映画冒頭を丹念に紹介する、リリースを以下に引用しよう。


 サイバー犯罪が行われている可能性がある高層ホテルの屋上で一人佇む世界最強の捜査官“少佐”。そのホテルの43階の一室では、人間の義体化を推進するハンカ・ロボティックス社のオズモンド博士とある国の大統領との会合が行われていた。少佐はホテルのシステムにアクセスし、何者かが大統領を監視していることを発見。会合は、オズモンド博士が大統領に人間の義体化推進に協力を求めるも、話し合いは難航していた。

 すると突然、ホテル内に黒服集団が侵入し、制止しようとする護衛のロボットを銃撃! 少佐はすぐさまその侵入者に気づき、応援に向かっている仲間の捜査官・バトーに状況を問うも、「2分後だ」という応答に、「待ってられない」と業を煮やし屋上からダイブ! 光学迷彩を身にまとい徐々に周囲の風景に溶け込んでいく。

 一方、会合は黒服集団により制圧され、オズモンド博士は芸者ロボットにハッキングされていた。すると突然、窓の外から出どころ不明の銃弾に黒服集団や芸者ロボットが次々と倒れ、光学迷彩により姿を消していた少佐が窓を突き破り登場!そのまま華麗な銃さばきと人間離れした激しいアクションで敵をなぎ倒していく。そして、オズモンド博士を捕らえていた芸者ロボットも打ち落とすが、まるで感情が備わっているかのごとく「助けて。お願い。殺さないで」と命乞いをする芸者ロボット。しかし、少佐は耳を貸さず「誰の手下?答えろ」と尋問。すると、芸者ロボットは声色が変わり「ハンカ社と組んだら破滅だ」と謎のメッセージを残す…! 

 この芸者ロボットを演じるのは『ウルヴァリン: SAMURAI』にも出演している日本人女優・福島リラ。押井守監督『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を彷彿とさせる屋上からのダイブシーンや少佐の鮮やかな銃撃アクションは圧巻であり、正体不明の敵からの謎のメッセージにより先の展開が気になる仕上がりとなっている!

 屋上からのダイブシーンや芸者ロボットの登場など、本作はキャスト・スタッフの原作やアニメ版に対するリスペクトが込められている。それについてスカーレットは「アニメ版そっくりのシーンもあるわ。そういうシーンを再現するのはワクワクしたし、観客も実写化されているのを見て興奮できるはずよ」と説明しつつも、「とはいえ、再現ばかりしていたわけではない。オリジナル版へきちんと敬意を払いながらも、それ以外は独自の作品になっているわ」とアピール。撮影現場に招かれたという押井監督も「間違いなく今まで作られた『攻殻』のなかで、一番ゴージャスな作品になると思う」と太鼓判を押している!
 今回の襲撃の黒幕は誰なのか?その敵が残した謎のメッセージの意味とは果たして?その答えは是非劇場でお確かめいただきたい!

『ゴースト・イン・ザ・シェル』の約5分にもおよぶ最新映像が公開 迫力の銃撃戦など圧巻のシーンを確認せよ_01
『ゴースト・イン・ザ・シェル』の約5分にもおよぶ最新映像が公開 迫力の銃撃戦など圧巻のシーンを確認せよ_02
『ゴースト・イン・ザ・シェル』の約5分にもおよぶ最新映像が公開 迫力の銃撃戦など圧巻のシーンを確認せよ_03