2月28日から参加チームを募集開始

 2017年7月22日(土)、23日(日)の両日、東京・デジタルハリウッド大学にて“ノベじゃむ 2017”が開催される。“ノベじゃむ”は、全国の高校生、大学生専門学生、社会人を対象としたノベル・アドベンチャーゲーム制作大会。参加チームは、2日間で、設定されたテーマである“夏”、“思い出”、“旅行”のいずれかを含んだ内容のノベルゲームを作成し、発表することになる。参加費は無料だ。

 “ノベじゃむ 2017”では、本日(2月24日)~6月25日(予定)まで、公式サイトにて参加チームを募集する。募集するのは全部で10チームで、1チームあたり2~6人まで。個人での応募も可能だが、その場合は運営側で個人出場者を組み合わせたチームに参加する形となる。応募チームおよび応募者多数の場合は抽選となる。

 ひと夏の思い出に、ノベル・アドベンチャーゲームを作るのもありかも! 以下、“ノベじゃむ 2017”の大会要項をお届けする。

“ノベじゃむ 2017”が7月22日、23日に開催 ノベル・アドベンチャーゲーム制作大会がこの夏ふたたびやってくる_02

“ノベじゃむ 2017”大会要項

【名称】
ノベじゃむ 2017

【開催日時】
2017年7月22日 (土)、23日(日)

1日目 10時30分~21時
2日目 9時~19時30分

【開催場所】
デジタルハリウッド大学
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4丁目6 御茶ノ水 ソラシティ アカデミア

【主催】
ノベじゃむ製作委員会

【協力】
株式会社ビジュアルアーツ (VisualArt's)
無限クリエイションズ合同会社
株式会社エッジワークス
株式会社言語社
デジタルハリウッド大学

【概要】
 全国の高校生・大学専門学生・社会人を対象としたノベル・アドベンチャーゲーム制作大会です。
 参加者はチームを組み2日間でテーマである“夏”、“思い出”、“旅行”のいずれかを含んだ内容のノベルゲームを作成、発表します。
 作成するゲームはノベル・アドベンチャーゲームであるというアピールができればどのようなものでもかまいません。
 “ノベじゃむ”最大の特徴は、チーム戦であることです。
 基本的には以下の役割を持ったメンバーでチームを組み当日の会場内でそれぞれのゲームを作成します。

・シナリオ
・イラスト
・プログラム
・声優

 参加形態は以下となります。

・チームでの出場
・個人での出場
※個人での出場希望者は運営側で個人出場者を組み合わせたチームにご参加いただく形となります。

 また、ゲーム作成のプロセスやツール、ゲームの内容についてもすべて自由となります。

【参加チーム】
10チーム(2~6人/1チーム)
※上記の数を超えた場合は抽選となります

【参加形態】
・チームでの出場
・個人での出場
※個人での出場希望者は運営側で個人出場者を組み合わせたチームにご参加いただく形となります。

【参加費用】
参加費:無料

【参加応募期間】
2月24日~6月25日 (予定)

【応募方法】
ノベじゃむ公式サイト
“ノベじゃむ 2017”特設ページ応募フォームより→コチラから

【タイムテーブル】
一日目
10:00 受付開始
10:30 開会式
11:00 作業開始
13:00 1回目プレゼンテーション
14:00 作業再開
21:00 解散
※2回目プレゼンテーション以降の作業継続、解散は自由です。

二日目
9:00 開場
※作業開始時間は自由です。
15:00 作業終了
15:30 制作ゲーム発表プレゼン開始
16:30 休憩
18:00 プレゼン終了・交流時間・審査開始
19:00 表彰式
19:30 解散

【大会について】
・大会では、事前に公開してあるテーマを基いたノベル・アドベンチャーゲームを 2日間の大会中に作成してください。
・作品制作には、登録メンバー以外の参加および関与を禁止します。
・フリー素材の利用も認められておりますが、ルールが有ります。詳細は後述する各制作物の規定を確認してください。
・著しいルール違反や禁止事項などに違反した場合、失格の判断をさせていただきます。
・その他、当ルールに該当しない状況が発生した場合、必要に応じて協議会が審査員等の意見を聴いたうえで判断するものとします。
・会場以外でのゲーム制作は禁止です。

【使用機器について】
・ゲームを作成する際に使用する道具(PC や ペンタブレットなど)に関しては基本的に各チームが個別で用意し、持参してください。規定はございません。
・プリンタ・スキャナに関しては会場に用意がございます。

・音声収録に関しては会場に備え付けの機材のみを使用してください。
・インターネットへの接続に関しては会場の Wi-Fi を使用してください。

【チーム編成について】
・1チームの人数は2人~6人の範囲とします。
・シナリオライター、イラストレーター、プログラマー、声優などの役割の編成・兼務等は自由です。
・存在しない役割があっても大丈夫です。
・ただし、フリー素材を除く各作成物(シナリオ、音声、イラスト、プログラムなど)の作成者は大会当日にチームに在籍し参加していることとします。
・また個人参加者の方は運営が個人参加の方々で編成したチームに編成されます。

【制作作品について】
・ノベル・アドベンチャーゲームであることとします。
・ノベル・アドベンチャーゲームとしての要素が認められないものに関しては大幅な減点対象とします。
※ただし、一般的なノベル・アドベンチャーゲームの範疇から逸脱していても、プレゼンなどでその要素を審査員に認めさせることができれば減点とはしません。
・制作作品については、Windows OS 、 MAC OS X、iOS、Androidにてプレイできる形式で提出することを必須とします。
・今回のテーマである “夏”、“思い出”、“旅行”の中のどれかを作品中に含むものとします。
・シナリオは事前制作したものを使用することができます。
・イラスト、音声、ゲームプログラムは大会中で制作します。

【イラストについて】
・中心となるイラスト(特にキャラ絵、もしくは作品の核となるキャラクター的な存在)に関しては原則として当日の大会内で作成することとします。
・イラストレーターがいないなどの理由で上記のキャラ絵に関してフリー素材を使用することを例外として可としますが、特徴、個性のない記号的な素材のみの使用に限定します。また使用した際にはその数を申告してください。
例) 人の形をした影絵、棒人間など
・上記のキャラ絵などのイラストに関してはすべて大会内で作成します。事前に作成したものを使用することは不可とします。
・事前にデザイン案を考える、練習してくるお手本を持ち込むなどの準備はもちろん可です。
・アナログの絵は会場内のスキャナで取り込みが可能です。
・背景やキャタクター以外の部分に関してはフリー素材を使用することも可ですが、使用した際にはその枚数を申告してください。

【音声・音楽について】
・音声に関しては当日の大会中に収録したもののみを使用可とします。
・音声の収録については運営スタッフが収録機器の操作を行いますが、収録した音声を個々のファイル形式にし、渡すのみの補助となります。
・声優への収録内容の指示などはチームのメンバーが行ってください。
・音声の収録順に関しては、各チームに1日あたり30分×2回の収録時間を割り振ります。その中でゲームに使用する音声をすべて収録してください。
・BGM等の音楽に関しては、オリジナルであれば事前に作成したものを使用することを可としまし。またフリー素材の使用も可とします。ただし、フリー素材を使用した場合にはその数を申告してください。

【ゲームプログラムについて】
・ゲームプログラムに使用するツールは自由とします。
※ 推奨ツールとしてエクセルで作成できる“UTAGE”や直感的に作成できる“ティラノビルダー”、WEB ブラウザで動作する“ノベルスフィア”が存在します。

Unity用ビジュアルノベル作成ツール“宴”公式サイト
※エクセルでゲームが作成可能

ティラノビルダー公式サイト
※マウス操作でゲームが作成可能

ノベルスフィア公式サイト
※WEB ブラウザで動作

【プレゼンについて】
・大会期間中に3回プレゼンテーションを行っていただきます。
・各プレゼンテーションのテーマは以下となります。
1.初回プレゼン(持ち時間3分)
 →選んだテーマとチームの自己紹介、作るゲームの方向性について
2.1日目終了時 プレゼン(持ち時間3分)
 →ここまでの進捗状況と明日からの展望
3.製作ゲーム発表プレゼンテーション(持ち時間5分)
 →作成したゲームとその制作過程のアピールなど
※最終のみプレゼン前に作成したゲームをオートモードで流したあとのプレゼン開始となります。オートモードの時間は持ち時間に含みません。
・プレゼンは会場の前方にあるプレゼン台にて行います。
・プレゼンの形式は自由とします。
・各プレゼンでは、PCを繋げたプロジェクターの使用が可能です。また使用有無についても自由です。
・最終プレゼンだけはまず作成したゲームの画面をプロジェクターに映し、オートモードで流し終わった後にプレゼンを開始してください。
※選択肢がある場合は、1ルートのみが選択できます。

【審査について】
・以下の各要素に対して審査を行います。

1. ゲームの各個別要素(シナリオ・音・絵・プログラム・テーマに合ってるか)
2. ゲームの総合的印象
3. オリジナリティ(内容・自作物の量)
4. 各回のプレゼンテーションの評価

【交流会について】
・最終プレゼン終了後にその場で交流会を行います。
・ぜひ各チームとお互いのゲームを紹介しあう、情報交換するなど交流してください。
・また、審査員の各ジャンルのプロフェッショナルの方々とも交流する時間を設けます。