野村哲也氏から参加者へのサプライズプレゼント!

 モナコのグリマルディ・フォーラムにて、2017年2月18日(現地時間)、エンターテインメントのイベント“MAGIC 2017”が開催。同イベントに、スクウェア・エニックスの野村哲也氏が出演し、トークイベント内で『キングダム ハーツIII』と『ファイナルファンタジーVII リメイク』の最新スクリーンショットが公開された。

 『キングダム ハーツIII』で公開された画像は、ヘラクレスの世界の、テーベの街でのバトル画面。ソラが新しいハートレスと戦っているシーンで、このソラの姿は、開発スタッフの中ではガードフォームと呼ばれている姿だという。
[2017年2月19日7時30分修正]ソラの姿について、“パワーフォーム”と記載しておりましたが、正しくは“ガードフォーム”であったため、修正いたしました。

【SS追加】『FFVII リメイク』と『KHIII』の最新画像が公開! カバーアクションをするクラウドや、新たなハートレスの姿が【MAGIC 2017】_03

 なお、キーブレードは盾に変形した状態。同作では、だいたいのキーブレードが2パターンの変形するとのことで、このキーブレードは盾と戦車に変形する。ちなみに、以前公開されたトレーラーなどでも、キーブレードの変形は確認できる。

 野村氏がディレクションを行う中で、いちばんこだわっているのはバトル。“ストーリー、バトル、キャラクターがしっかりリンクするように”と考えているそうで、キーブレードがそのように変形することにも、ストーリーとキャラクターが関わっているとのこと。

 『FFVII リメイク』については、2枚の画像が公開された。1枚目は、クラウドがカバーアクションを行っているシーン。序盤では、魔晄炉に侵入したりといった場面があるが、リアルな世界であれば、侵入する際にカバーアクションがないとおかしい……ということで、カバーアクションの要素が導入されたという。カバーアクションによって、バトルに突入するシチュエーションに変化が訪れるそうだ。

【SS追加】『FFVII リメイク』と『KHIII』の最新画像が公開! カバーアクションをするクラウドや、新たなハートレスの姿が【MAGIC 2017】_01

 開発スタッフの皆さんは、カバーアクションをしながら手りゅう弾を投げ込んで、気づかれる前に倒すというプレイを行っているとのこと。なお、「仲間が手榴弾に巻き込まれた場合はどうするか」について開発スタッフ内で話し合いが行われたそうだが、仲間が被弾するような設定にしてしまうと、みんな気軽に投げられなくなってしまうと思い、その要素はなくしたとか。同作にはアクション要素がふんだんに取り入れられているが、そこまでアクション部分をシビアにしないように……とつねに心掛けているとのこと。

 2枚目の動画は、最初のボス、ガードスコーピオン戦のもの。オリジナル版に比べて多数の要素が追加されていて、遊び応えがあるものになっているとのことだ。

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 なお、この画面写真のユーザーインターフェース(UI)は、開発中のものとのこと。

 野村氏のトークイベントの模様は、改めてリポートするのでお楽しみに。

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