まさに、ここが私の魂の場所!
2017年2月11日~12日、千葉・幕張メッセにて開催された、ゲームファンとゲーム大会の祭典“闘会議2017”。開催2日目、ゲーム音楽ステージにて、フロム・ソフトウェアより発売されている『アーマード・コア』シリーズのミュージックライブが行われた。
演奏を担当するのは、『アーマード・コア』シリーズの楽曲を手掛ける、星野康太氏、齋藤司氏を中心に、フロム・ソフトウェアのコンポーザーで編成されたロックバンド“FreQuency”だ。さらに、『アーマード・コア V』シリーズのボーカル曲を担当する、歌手の吉田真理さんも参加! 『アーマード・コア』ファンたちと、熱い空気に包まれた会場の模様をリポートしていこう。
開始前から、ステージ前には多くのファンたちが集結。FreQuencyのメンバーが登場すると、いよいよライブのスタート。まず1曲目は、『アーマード・コア4』のエンディングテーマ『Thinker』。ピアノとヴァイオリンの音色が作中の物悲しい雰囲気を思い出させつつも、ロックで爽快なサウンドが会場を温める。星野氏の歌声も熱く、観客たちの心をガッシリと掴んでいた。
そして2曲目からは吉田さんが登場。『アーマード・コア フォーアンサー』の人気楽曲『Cosmos』をアレンジし、『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』のラストミッションで流れる『Cosmos new version』を、さらにバンドアレンジ! オリジナル版の爽やかな歌声を、よりロックでパワフルに吉田さんが歌い上げる! それに合わせて、星野氏と会場によるハンドクラップも加わり、会場全体がひとつになっていくようだった。
続いては、『アーマード・コア V』より、EXUSIAとのバトルなどで流れる『Stain』。重厚なバンドサウンドと、吉田さんの強いボイスが体全体に染み渡りつつも、ヴァイリオンの音色でシメられるのがしっとりとして心地よい。そして立て続けに披露されたのは、ガツンとアレンジされた『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』の『Mechanized Memories』スペシャルエディションだ。プログレッシブなサウンドが響き渡る一方、“アーメン”と連呼する、原曲『Remember』を彷彿とさせるフレーズも感じられた。
最後を飾るのは、『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』のPV用楽曲として作成され、あまりの人気から単体での楽曲販売まで行われた『Day After Day』。その爽やかな音色と歌声に、観客たちからは今日いちばんの大きな手拍子と歓声があがり、その興奮が冷めないまま、本ライブは終了となった。