日本一のイカしたチームは誰だ!? 第2回スプラトゥーン甲子園全国決勝大会で日本一のナワバリバトルチームが決定!【闘会議2017】

2017年2月11日~12日、千葉・幕張メッセにて開催された、ゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2017”。『Splatoon (スプラトゥーン)』ブースでは、ナワバリバトルの最強チームを決める“スプラトゥーン甲子園”が行われた。本記事では決勝大会の模様をお届けする。

●前回を上回る参加者の頂点を決める戦いの結果やイカに!?

 2017年2月11日~12日、千葉・幕張メッセにて開催された、ゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2017”。『Splatoon(スプラトゥーン)』ブースでは、ナワバリバトルの最強チームを決める“スプラトゥーン甲子園”が行われた。本記事では決勝大会の模様をお届けする。
 任天堂のWii U用ソフト『Splatoon(スプラトゥーン)』のナワバリバトルで全国最強の座を目指して戦う“スプラトゥーン甲子園”。応募人数は3856チーム(15424人)、実際に参加できたチームが906チーム(3624人)と、多くのプレイヤーが参加した。そのなかから激戦を勝ち抜いた猛者たちによる決勝大会が12日の午後に行われた。

▲会場の様子。ブースに入りきらないほどの人が詰めかけていた。

 決勝大会が始まると、第1回と同様にハイカラニュースでシオカラーズのふたりがチームを紹介。その後スタート地点に立ったプレイヤーたちが登場。ゲーム内のギアブランドがスポンサーを務めるユニフォームに身を包み、ウグイス嬢(MCを務めていた齋藤あかねさんが兼任)が選手名を読み上げながら代表者が入場した。会場には、多くのイカ好きが駆け付けて声援を送っており、『Splantoon(スプラトゥーン)』の魅力を改めて感じるとともに、発売から1年半以上が経過してもまだまだ続く人気の高さを実感できた。
 選手入場から大盛り上がりとなった決勝大会は、まずは組み合わせ抽選からスタート。クジを引くたびに会場から歓声やどよめきが起こるなか、組み合わせが決定し、“ナワバリバトル最強”の座を賭けたバトルがついに幕を開けた!

▼決勝大会出場チーム
※写真は配信番組からキャプチャーしたものです

▲東海地区代表/H2O

▲東海地区代表/あの位置からのばしゃばしゃ

▲北海道地区代表/ばぼにゃんず†

▲東北地区代表/Gift

▲近畿地区代表/スピコラお手上げ侍

▲近畿地区代表/†しっこく†

▲四国地区代表/ネオンモンスター

▲中国地区代表/米林火山

▲九州地区代表/そんなもんくーちゃん♪

▲九州地区代表/SpLife

▲ジャンプフェスタ選抜代表/ダイナめう

▲ジャンプフェスタ選抜代表/にんてん党

▲関東地区代表A/はなたばシューターコラボ

▲関東地区代表B/焼肉大好き

▲関東地区代表C/卍関東kids卍

 ここで、決勝大会のルールをおさらいしておこう。ナワバリバトルで対戦が行われ、2試合先取で勝ち上がりとなる。そして、決勝戦は3試合先取で優勝が決まる。対戦ステージは大会で使用する8ステージの中からクジで決定するが、一度戦ったステージは排除され、つぎの試合は異なるステージでの対戦となるのが予選会との違いだ。
 さて、試合はというと、前回大会以降に新たなブキが追加されたり、ギアを自由に選べるようになったこと、使用ステージが変化したことで、戦略の幅が増えてチームの熟達度も上がっているように感じた。ニコニコ生放送での「1回戦から決勝戦」とのコメントの通り、一方的な試合はなく、どの試合も拮抗した戦いだった印象だ。見ているだけでも手に汗握る展開ばかりで、プレイしている選手たちは楽しさとともに、大きなプレッシャーの中で戦っているであろうことは想像に難くない。緊張、歓喜、悲哀、感謝、無念……さまざまな感情が渦巻くステージ上での激戦を勝ち抜いて、ベスト4に駒を進めるチームが決定した。

▲ステージ上には笑顔と涙が溢れていた。

●チームワークと練習の成果を出し切る本気の戦い!

 ベスト4まで勝ち上がったチームは、はなたばシューターコラボ、SpLife、ダイナめう、そんなもんくーちゃん♪の4チーム。前回大会の優勝者を擁するチームが2チーム残っている点にも注目だ。大舞台に慣れている彼らが勝つのか、“連覇”の重圧に晒されるのか。はたまた、初優勝を狙うチームが勢いそのままに優勝をかっさらうのか……。ここからは、いずれ劣らぬ実力の持ち主による熱戦の模様を、試合展開を交えてお伝えしていきたい。なお、準決勝の試合から、現在はゲーム内でみる機会がなくなってしまったナイターステージで行われる。そういった意味でも見逃せない戦いだ。

◆準決勝第1試合“はなたばシューターコラボ”対“SpLife”

 準決勝第1試合の1本目のステージは、ヒラメが丘団地。“はなたばシュータコラボ”チームにヒッセン、“SpLife”チームには前回大会以降に追加されたロングブラスターネクロがいるなど、ブキ構成も見どころ。序盤は“はなたばシューターコラボ”が団地の上を占拠。そして、中盤で“SpLife”チームがペースをつかんで場を制圧し、終盤にお互いに敵陣に攻め込む形になったが、中盤のリードを守って“SpLife”チームが1本目を先取した。2本目のステージは決勝大会で初登場となったアンチョビットゲームズ。立ち上がりは一進一退の攻防がくり広げられていたが、中盤で“SpLife”チームが中央を制圧するも、残り50秒の時点で今度は“はなたばシューターコラボ”が逆転。しかし、残り30秒の時点で連続で3人が倒されて再逆転。結果的に“SpLife”チームの連勝となったが、差というほどの差はなかったように思う。

◆準決勝第2試合“ダイナめう”対“そんなもんくーちゃん♪”

 第2試合では、ジャンプフェスタで優勝した“ダイナめう”チームは、そのときのコメントで“そんなもんくーちゃん♪”チームのダイナモンさんに向かって挑戦状を叩きつけていた因縁の対決。1本目はハコフグ倉庫で雌雄を決することとなった。序盤の中央での激しい戦いのすえ。まずは“そんなもんくーちゃん♪”がペースをつかんだ。そして、中盤で相手をふたり倒したタイミングで“ダイナめう”が攻勢に転じ、中央広場を制圧。残り5秒で攻められたが、そのまま守り切って先勝した。2本目はショッツル鉱山。序盤は“そんなもんくーちゃん♪”が中央を押さえにかかったが、中盤で“ダイナめう”が中央を制圧した後は盤石の大勢となり、そのまま勝利を収めた。H3リールガンチェリーの最前線での制圧力と、シャープマーカーの後方でのていねいな塗りが、とくに印象的な試合だった。

◆決勝戦“SpLife”対“ダイナめう”

 長く熱い戦いも、残すは決勝戦のみ。奇しくも、準決勝で前回大会の優勝者を含むチームを撃破して勝ち上がってきた2チームが、最強の座を賭けて戦うこととなった。九州地区大会の屋台組のベンチ当選から這い上がり、地区大会決勝戦で敗れるも、そこから猛練習を重ねて決勝大会を勝ち抜いてきた“SpLife”、強豪ひしめくジャンプフェスタを勝ち抜き、圧倒的な力を見せつけてきた“ダイナめう”。どちらに勝利の女神が微笑むのか。バトル中の音楽がシオカラ節という、胸が熱くなるラストフェス仕様のステージで決勝戦が行われた。

 1本目はヒラメが丘団地。序盤は“SpLife”が場を制圧。しかし、徐々に逆転。打開を目指す“SpLife”を一気に4人落とす場面もあるなど、盤石の試合運びで1試合目を先取した。
 2本目はモズク農園。初動で“SpLife”が中央広場を押さえた後、“ダイナめう”が何度か打開を試みるも防衛に成功していた。しかし、残り20秒で急展開。“SpLife”のメンバーが立て続けに3人がやられ、その隙に一気に塗り状況が一変。“ダイナめう”が連勝となった。
 3本目はハコフグ倉庫。再び初動は“SpLife”が完全に中央を制圧。残り1分でロングブラスターカスタムが敵陣にダイオウイカで切り込み、敵側の通路に陣取ろうとしたところを“ダイナめう”が防ぐことに成功するも、そのまま“SpLife”が押し切るかと思われた残り15秒、状況が一変。バケットスロッシャーの2枚抜きをキッカケに大逆転! “ダイナめう”が3連勝で優勝をつかみ取った。

 劣勢からの打開力や個々の強さなど、“ダイナめう”には優勝チームたる要因があったように思う。しかし、対戦相手とのあいだに明確な力の差はなく、決勝大会に駒を進めたチームは、どこが優勝してもおかしくなかったに違いない。そんな激戦を勝ち抜いて、2代目の甲子園覇者となった“ダイナめう”チームには心から拍手を送りたい。優勝チームには、イカ研究所から“スプラトゥーン甲子園優勝者仕様”パッケージの『Splatoon(スプラトゥーン)2』が贈られるという、サプライズもあった。また、『Splatoon(スプラトゥーン)2』の先行試射会が3月25日と26日に行われることが明らかになり、出場者も観戦者もスタッフも大歓声を上げていた。

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 最後に、大会に参加した全チームの名前がクレジットされたエンディング映像とともに大会は閉幕した。
 予定よりも1時間近く時間がオーバーしたため、あまり長時間のインタビューはできなかったが、優勝・準優勝チームへの簡単なヒーローインタビューを最後にお届けする。

◆優勝チーム“ダイナめう”
――優勝おめでとうございます! まずはいまの気持ちを聞かせてください。
わかるーん 今回優勝させていただきました。ありがとうございます。
あとばる リールガンの強いところを見せられてよかったと思います。
かかしの バケツ(バケットスロッシャー)の強さを証明できたのがいちばんですね。
ゆっきー 最高の仲間といっしょに優勝できて、最高です!

――全国のみなさんに“ダイナめう”の強さをわからせましたね(笑)。どちらかというとマイナーなブキを使われていますが、戦略を考えたうえでの構成ですか? それとも得意なブキを選んだのでしょうか?
わかるーん それぞれの得意なブキですね。それがバランスよかったので(笑)。

――チームの結成のキッカケは何だったのでしょうか?
わかるーん Twitterとかですね。
かかしの 近畿地区大会で、知り合いの“スピコラお手上げ侍”が優勝したのを見て、影響されました。

――試合を振り返ってみて、いちばん緊張したのはどの試合でしたか? 決勝戦でしょうか?
わかるーん 決勝大会の初戦ですね。
あとばる 組み合わせがくじ引きと聞いていたので、どの段階からドキドキでした。 

――それでは、いちばんきびしかった試合を教えてください。
一同 それは“そんなもんくーちゃん♪”戦です(笑)。
あとばる いちばん強いところだと思っていたので。できれば決勝で当たりたかったんですけど、同じサイドになっちゃったので。
ゆっきー でも、2本先取の準決勝で当たったのが逆によかったかもしれないです。
かかしの 決勝のプレッシャーの中だと、どうだったかわからないですしね。

――決勝戦もそうでしたが、後半で巻き返す展開が多かったですが、これは予定通りの戦略だったのでしょうか?
わかるーん ナワバリバトルの勝ちかたですね。前半どんなにがんばっても後半押されると負けてしまうので。

――勉強になることが多かったので、今後の参考にさせてもらいます。ありがとうございました。優勝おめでとうございます!

◆準優勝チーム“SpLife”
ぱーく 今回、準優勝ですごい悔しいです。でも、このチームでまだまだいけるとおもうので、また何かあったらチャレンジしたいと思います。ありがとうございました!
ろーにゃ ふだんは画面越しにしか会えないけど、大会を通じていろいろな人と出会って、すごくいい大会だったと思います。
4U もともとそこまで興味がなくて実績もないんですけど、フラっと集まった4人で準優勝までできて、驚きもあります。結果は2位でしたが、気持ちよく終われたと思います。
あけぺん 強い人を倒せたので、まだまだやれるなと思いました。いろいろなブキを使っていたんですけど、どれも極められるんじゃないかと思うので、つぎがあればもっと練度を上げていきたいと思います。

――フラっと集まった4人で準優勝! 集まったキッカケは何だったんですか?
4U もともとタッグマッチをしていたメンバーですね。そこで、甲子園があるという話になったときに「アイツ九州じゃね?」って感じで集まった感じです。

――なるほど(笑)。試合内容について少し聞かせてください。すべての試合で初動が完璧に見えたんですが、いかがですか?
ろーにゃ 中盤までは練習通りでしたね。
ぱーく 後半のああいう場面で、きっちり打開してくるのが強いチームですよね。

――結果として、九州大会、全国決勝大会ともに準優勝でしたが、やっぱり悔しいですか?
ぱーく 死ぬほど悔しいですね。
4U 決勝戦はどっちも1本も取ってないんですよね……。
あけぺん 見ている人にも、もうちょっと熱い試合を見せたかったので、それだけが心残りですね。

――じゃあ、もし第3回甲子園があればリベンジしたいですか?
一同 ぜひ!
ぱーく 別ルールでもいいので、やってもらわないと(笑)。

――もしその機会があれば期待しています。ありがとうございました!