タイトー『電車でGO!!』ステージ、リアルな山手線の運転士体験に鉄道マニアアイドル伊藤桃さんが挑戦【JAEPO 2017】

2017年2月10日〜12日、千葉・幕張メッセにて開催されている“ジャパン アミューズメント エキスポ 2017”(JAEPO 2017)。同イベントのスクウェア・エニックス/タイトーブースにて、『電車でGO!!』のステージイベントが行われた。

●20周年を迎えるシリーズ最新作はリアルを追求

 2017年2月10日〜12日、千葉・幕張メッセにて開催されている“ジャパン アミューズメント エキスポ 2017”(JAEPO 2017)。同イベントのスクウェア・エニックス/タイトーブースにて初日に開催された、電車運転シミュレーター『電車でGO!!』ステージイベントの模様をお届けする。

▲写真左から、MC北村みなみさん、タイトー金田剛氏、鉄道マニアアイドル伊藤桃さん、タイトー島田匠氏

 『電車でGO!!』は、稼働20周年を迎える電車運転シミュレーター『電車でGO!』シリーズの最新作。よく見ると“!”がひとつ多い! 『電車でGO!! エクスプレス vol.1』と題したステージに登場した開発担当の金田剛氏は、この最新作の特徴を「JR東日本の監修を受けながら、よりリアルな路線、車両を作っている。グラフィックはスクウェア・エニックス ビジュアルワークス部のみなさんの力を借り、もしかしたらやりすぎなんじゃないかというクオリティ」と説明。同じく開発担当の島田匠氏が「実写そのままよりも、さらに美しいゲーム画面を目指している」と付け加えた。車窓からの風景は、3面の大型モニターにより、正面だけでなく左右にも表示。さらに、手元には計器類などが表示されるタッチパネルモニターもあり、指差し確認気分で操作が楽しめるという。

 ステージには、ゲストとしてアイドルの伊藤桃さんも登場。JR全線を8年かけて完乗した、“鉄分120%”の鉄道マニアだ。『電車でGO!』シリーズは、ニンテンドーDS用『山手線命名100周年記念 電車でGO! 特別編〜復活! 昭和の山手線〜』をプレイしたことがあるとのこと。今日は最新作でも山手線をプレイできるということで、笑顔を見せていた。

▲伊藤桃さん

▲風景を映し出す3面大型モニターと、指差し確認気分が味わえるタッチパネルモニター

 さて、会場には、来場者が試遊できる筐体が2台用意されていた。これはプロトタイプとして実際に開発されたもので、最初に作ったものと2番目のバージョンなのだそうだ。比較すると、改良が加えられているのがよくわかるという。たとえば「最初に作ったものは、筐体価格を考慮して本物とは形が異なるペダルを付けていたが、2番目のバージョンではE231系のペダル形状をがんばって再現した」と島田氏。また、最初に作った座席は樹脂製だったが、金田氏たちが「あれはいやだ」と言い張り、本物と同じモケットという素材を使用することになったのだとか。

▲最初に開発されたペダル(写真左)と、よりリアルに改良されたペダル(同右)

▲当初、座席は樹脂製だったが(写真左)、モケットが使われることに(同右)

新要素“運転士の気配り”でスコアアップを目指せ
 筐体はステージ上にも設置されており、伊藤さんが山手線の新人運転士として、初心者向けのミッションに挑戦することに。原宿駅を出発し、制限速度を超えないようにマスコンを操作しつつ、渋谷駅を目指す。ホームが見えてくると「ここがいちばん緊張するんですよね」と伊藤さん。ブレーキをかけて、停止位置から188.8cm手前で止めることができた。総合評価はB。島田氏から「新しい要素として“運転士の気配り”という、乗客や鉄道ファンに配慮した運転などをするとさらに上の評価を目指せるようになる」と説明された伊藤さんはもう一度挑戦し、橋の上から手を振っている鉄道ファンを見つけて警笛を鳴らしたりして、スコアを向上させていた。

 続いて、上級者向けの熟練ミッションに、島田氏が挑戦。新人ミッションではゲーム画面上に速度や停止位置ガイドなど補足情報が表示されるのだが、熟練ミッションでは何も表示されず、本物さながらに手元の計器類や信号を見て運転することになる。また、ただ運転するだけでなく、発生した遅延を回復するという使命も課されているのだ。島田氏は、ホームで白線の外側に飛び出した乗客に警笛を鳴らす気配りをみせつつ、停止位置のわずか1cm手前で停車。遅延時間も短縮し、みごと総合評価Sを獲得した。

 最後に金田氏から、この春より全国主要都市でロケテストが順次開催されることが告知された。ロケテストでは“ご当地感”を大切に、特典として各都市ごとの称号を用意する予定とのことで、「そこでしか手に入らないってことですよね、行きたいですね!」と伊藤さん。ロケテストの情報は、『電車でGO!!』公式ツイッターで発信されるそうだ。

ステージを終えた開発担当者に直撃インタビュー
 さらに、ファミ通.comでは開発担当のおふたりにインタビューすることができた。金田氏はシリーズ初参加、島田氏は以前キッズカードゲーム『カードで連結 電車でGO!』に携わった経験があり、「今回は100%鉄道好きという立場から関わることになった」そうだ。

▲開発担当の金田剛氏(写真右)と島田匠氏(同左)

−−これまでも数ヵ所でロケテストを行なったそうですが、鉄道ファンから意見やリクエストなどは寄せられましたか?

金田 マスコンを操作したときの反応は実際にはもう少し遅いのではないかという、本当にコアなファンの方しかわからないような声が多くあげられました。なんとかそこを再現しようと、今取り組んでいます。

島田 ほかには、この路線も入れてください、あの車両も入れてくださいというのがいちばん多いですね。追加する路線の参考にさせていただきます。

▲形状や、加速の際にボタンを押すところなど、こだわりが満載というマスコン。さらに改良されるか

−−山手線のほかに実装される路線があるのでしょうか?

金田 初期リリースは山手線のみとなります。

島田 追加するとしたらこの路線かな、という候補はすでにあるんですが、まだ各所と調整中ですので、今後のリリースにご期待ください。JR東日本以外の路線も候補になっています。

−−ところで、島田さんのその衣装はなんですか?

島田 ニコ生に出演したときの衣装なんですが、自前です(笑)。作業員に扮しているのは、一応、意図がありまして、我々タイトーは運転士であるお客さまが楽しんでいただけるように、前もってしっかり準備している裏方ですよ、という意味なんです。

−−最後に、ステージで伝えきれなかったメッセージがあればお願いします。

金田 基本システム自体はこのまま変わらないのですが、いま、ユーザーにわかりづらいんじゃないかというところを直したり、こうしたらおもしろくなるんじゃないかというアイデアを詰め込んだりしています。これよりもう一段階、二段階、遊びのおもしろさをアップできるように、いろいろ仕込んでいます。

島田 このまま出るわけじゃないっていうのは、お伝えしておきたいですね。さらによくなりますので、ご期待ください。



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