最新バージョンでは多数の新要素も搭載
2017年2月10日~12日、千葉・幕張メッセにて開催されている“ジャパン アミューズメント エキスポ 2017”(JAEPO 2017)。ビジネスデイとなる会期初日の本日2月10日、セガ・インタラクティブブースでは『スターホース3 シーズンVI』のステージイベントが行われた。
『スターホース3 シーズンVI』は、アーケード用競馬メダルゲーム『スターホース3』シリーズの最新バージョン(稼働開始日は未定)。ステージでは、シリーズプロデューサーの佐藤直行氏が“競馬タレント”としてもおなじみの『スターホース』親善大使、桜井聖良とともに本作を紹介したほか、『モンスターハンター』とのコラボレーションも発表された。
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まずは佐藤氏が『シーズンVI』の新要素を紹介。最新バージョンでは従来の団体戦に加えて、個人戦のプレミアカップ“I-PREMIER CUP”が搭載される。クラスもC~SSの5段階が用意されるため、初心者でもCクラスから全国に挑戦することが可能となるのだ。
さらに競馬メダルゲームとして初の、氷上レース“WBC ICE”が登場。極寒のサンモリッツ競馬場を舞台に、これまでにない氷上を駆け抜ける“馬場状態:雪”の新設マイル戦となる。スイスのサンモリッツ湖では実際に氷上レースが行われているというが、今回の“WBC ICE”はそれに着想を得たもの。佐藤氏も「本来は湖の上だけを走りますが、“WBC ICE”は山の上からスタート。ヨーロッパの街並みも再現していて、見た目にも楽しめるレースです」と話していた。
またダブルチャンスには、新カード“キャッシュバック”が登場。当選すれば、当該レースにベットしたメダル枚数がキャッシュバックされ、さらに馬券が的中すれば的中分も合わせて獲得することができる。カードによっては2~10倍の可能性もあるため、一発逆転を狙うチャンスにもなるとのこと。
加えて、ユーザーからの意見を取り入れる形で“プレミアムチケットガチャ”が搭載。従来のガチャは1回につきチケット1枚が必要だが、“プレミアムチケットガチャ”では30枚のチケットが必要になる。「チケットの数は30倍ですが、それ以上にすばらしいアイテムが手に入るのが大きな特徴」(佐藤氏)とのことで、女性騎手が必ず来てくれるアイテムなど、さまざまなアイテムが開発中だ。もちろん新アイテムも「例年と同じか、それ以上にご用意します」(佐藤氏)。スライドではお祭り屋台やアルパカ(!)なども確認できた。
またステージでは、既報の通り『モンスターハンター』シリーズとのコラボレーションが発表(ちなみに本コラボは稼動中の『シーズンV』での実施)。キリンやプーギー、アイルー、メラルーといった『モンスターハンター』キャラクターたちが極東競馬場で活躍し、BGMも『モンスターハンター』仕様となる。例年さまざまなコンテンツとのコラボを行っている『スターホース』だが、今回の『モンスターハンター』コラボは佐藤氏が同シリーズのファンで、シリーズプロデューサーの辻本良三氏とも面識があったことから実現したもの。カプコン全面協力のもと、素敵なコラボレーションに仕上がっている。
発表にともない辻本氏からのビデオメッセージも寄せられ、「はじめはキリンを出走させたいというお話しでしたが、さらに“どうせならプーギーにアイルーを乗せて出走させたらおもしろいんじゃないか”とこちらからお話しをしました。見事に再現していただいて、満足のいくコラボになっています。キリンは競走馬くらいの大きさかなと思われている方も多いと思いますが、けっこうデカいんですね(笑)。プーギーは逆にかなり小さく、いい意味の違和感があり、おもしろい映像になっています。レースに出走した際はぜひキリンにベットしてください」とアピールした。
『モンスターハンター』コラボは2月21日~3月13日の期間限定で開催予定。3月7日~13日は、より強力な霊獣“キリン(亜種)”が出現し、獲得ポイントが2倍となる。もちろんランキングイベントも開催され、上位入賞者には騎手服などの豪華特典が贈られるので、ぜひ参加してみよう。
なお『スターホース』シリーズでは、スマートフォン向けの『スターホース ポケット』も配信中。こちらは桜井が「スマホアプリとは思えないくらいキレイ!」と太鼓判を押す出来栄えで、佐藤氏も「スマホの競馬ゲームはたくさんありますが、レースシーンには圧倒的な自身を持っています」と自信を見せる。「今後はスマホ版の競走馬とアーケード版の競走馬を持ち寄って、異種格闘技的な大会もやりたいな、と」(佐藤氏)とのことなので、スマホ版とアーケード版の連動にも期待できそうだ。