プレイヤーの発想次第で新たな遊び方が生まれるかも
人気マルチプレイFPS『オーバーウォッチ』で、ゲームディレクターのJeff Kaplan氏による新たな開発ビデオが公開され、次期パッチで“サーバーブラウザー”機能が追加されることが判明した。
サーバーブラウザー機能は、自分のリージョンで公開されているさまざまなカスタムゲームを一覧し、自分の好みのものを選べるというもの。そのカスタム内容も現在よりさらに幅広くなって、特定のヒーローの使用やアビリティの無効化にはじまり、コントロールポイント占拠時のレートを調整したり、あるいは特定アビリティのクールダウンタイムを可能な限り短縮するといった、さまざまなエディットが可能。また、カスタムゲームでも経験値が入るようになるようだ。
開発チームでのテストでは、ウィドウメイカーのグラップリングフックのクールダウンを減らすことで全員が「スパイダーマンのように」飛び回るとか、体力三倍のロードホッグ1体に低体力の6人が挑む“ボスファイト”といった変則マッチが編み出されたという。
また、期間限定イベント“イヤー・オブ・ルースター”で現在遊ばれているCTF(キャプチャー・ザ・フラッグ)系モード“キャプチャー・ザ・ルースター”が、イベント終了後もプレイ可能なモードとして残る見込みで、今回の新たなカスタムと組み合わせて、フラッグ取得までの時間の調整はもちろん、回避系のスキル使用時にはフラッグを落とすようにするといった変則プレイが可能になる。Kaplan氏は開発チームがカスタムゲームでのトレンドをチェックして今後の開発の参考にしていくとしており、プレイヤーの発想を土台に新たなゲームモードが誕生するということもありえそうだ。