2017年2月3日、プロゲーミングチーム・DeToNatorはオフラインイベント“Overwatchを100倍楽しく観戦する方法 in STORIA”を開催した。その模様をお届けする。

●DeToNator主催のイベントに女性参加者が多数参戦!

 2017年2月3日、プロゲーミングチーム・DeToNatorが主催するイベント“Overwatchを100倍楽しく観戦する方法”が開催された。会場は東京・池袋STORIA。

 このイベントは、DeTonatar所属の選手たちが『オーバーウォッチ』の試合を楽しく観戦する方法を教えるというもの。事前受付の50名に加えて当日20名の参加枠を募り、会場はほぼ満員という盛況ぶり。参加者の約半数が女性と、女性参加者の多さが目立っていた。

▲講習会というよりは、ファンミーティングのような雰囲気でイベントが進行。
▲左からSamuraiD選手、SPYGEA氏、YamatoN氏、江尻勝氏、堀内華央理さん、StylishNoob氏、SENSEI選手。
▲ゲストとしてバクステ外神田一丁目の堀内華央理さんも出演。よく使うキャラはザリアだそうです。
▲クールな雰囲気を出しながらも、天然と思わせる発言を連発していたStylishNoob氏。彼の独特な世界に会場中が魅了されていた。

 会場では限定メニューも販売。なかでも実家がアスパラ農家というSPYGEA氏にちなんだメニュー“SPYGEAさん家のアスパラ風ドリンク”が大人気だった。ちなみに、SPYGEA氏のお母さんがオススメするアスパラガスの食べかたは麺つゆ漬け。SPYGEA氏本人はアスパラの豚肉巻をイチオシしていた。

▲コチラが限定メニュー。左からデトネーターコーヒー、ゲーミングドリンク DeToNatorモデル、SPYGEAさん家のアスパラ風ドリンク(ラムコーク)。
▲アスパラ風ドリンクで乾杯。アスパラガスも自然と場になじんでいる!?

 なお、店員さんは「アスパラは生なのでマドラー代わりにお使いください」と言っていたが、同行した編集部のミス・ユースケはぽりぽり食べていた。「新鮮な野菜は生でもうまい」とのこと。

●『オーバーウォッチ』の魅力とは?

 イベントが始まると、まずは“『オーバーウォッチ』とはどういうゲームなのか?”という部分に焦点を当て、操作キャラクターやゲームルールについての説明が行われた。

 『オーバーウォッチ』は23人(2017年2月3日時点)のヒーローから6人を選出して戦うFPS作品。それぞれのヒーローごとに戦う背景が用意されているなど、世界がしっかりと作り込まれているのも大きな特徴だ。

オーバーウォッチ: 短編アニメーション"DRAGONS"

 スクウェア・エニックスの公式YouTubeチャンネルにて公開されている短編アニメでは、ヒーローたちそれぞれの物語が垣間見れる。どれも映画のワンシーンのようなクオリティーの高さだ。ちなみに、動画内でオブジェクトが破壊されるが、これはゲーム内のステージにも反映されているという豆知識をYamatoN氏が披露。

 登場するヒーローたちは、それぞれ違った特徴を持っており、ゲーム中での役割もまったく異なる。その特徴について、DeToNator所属選手たちが丁寧に解説。各クラスの役割を、サッカーに例えて説明するなど、ゲームに触ったことがない人でもわかりやすいように紹介された。

▲ヒーローごとの役割は、大きくわけてタンク、オフェンス、ディフェンス、サポートの4つ。
▲敵を倒すことに特化した能力を持つオフェンスは、サッカーでいうとフォワード。
▲ディフェンスは、攻めてくる敵に対して、待ち構えて攻撃するのが得意とするクラス。
▲タンクは味方を守る能力に長けたクラス。チーム内の守護神的存在だ。

▲味方を回復したり、支援する能力を持つのがサポート。

 SENSEI選手が初心者にオススメするヒーローは、サポートの役割を担うアナ。理由として、アナは総合的な回復量が多く、前線を維持できる能力を持っているからだという。エイムが必要になり、初心者には難しく感じるかもしれないが、早めにこのヒーローに慣れておけばいろいろなことができると語った。

 続いて、SPYGEA氏とStylishNoob氏の実演を兼ねたエキシビションマッチを実施。試合を鑑賞しながら、YamatoN氏がマップタイプごとのルールや観戦時の見どころを紹介。YamatoN氏によると、「各ヒーローの必殺技である“アルティメット・アビリティ”が試合を大きく動かす。画面が光ったらアルティメット・アビリティが使えるよという合図。キラキラ光ったら、とりあえず注目!」とのことだ。

 さらに踏み込んだ内容として、昨年開催された『オーバーウォッチ』の世界大会“Overwatch World Cup”のワンシーンを見ながら、最高峰のチームプレイをDeToNator選手たちが紹介。

 トップレベルにもなると、水面下ですさまじい攻防がくり広げられるのは当たり前。一見しただけではわかりにくい高度な攻防を、上級者ならではの視点で解説。こちらはすでにゲームをやり込んでいる人にも必見の内容なので、ぜひ以下の配信アーカイブから視聴してみてほしい。

Overwatchを100倍楽しく観戦する方法(DeToNator Pro Gaming Team)

▲エキシビションマッチでは、SPYGEA氏とStylishNoob氏がスーパープレイが連発し、会場を沸かせていた。いまは現役を退き、ストリーマーとして活動する両氏だが、腕は衰えていない様子だ。

 イベントの合間には、選手たちが来場者からの質問にも回答。シーズン2で日本トップレート、アジア圏でも77位という輝かしい戦績を持つSamuraiD選手をはじめ、超一流の選手たちのアドバイスが聞けるということで、興味深い内容が満載だった。

Q.ゲンジを使うときに気をつけることは?
SPYGEA “風斬り”というスキルがあるが、これを攻撃に使うか、逃げるときに使うかの判断が重要。キルを取ると“風斬り”のクールタイムが回復するので、瀕死の敵を見つけたら“風斬り”でキルを取って、また“風斬り”で逃げるといったプレイができる。そこを意識してプレイするといいかも。

Q.ラインハルトの盾がなくなった場合はどうすればいい?
SamuraiD 相手と近い場合は殴りに行ってもいいが、距離がある場合は盾が回復するのを待つ。そもそも盾を破壊されないように遮蔽物の近くで動くなどの立ち回りが大事。
StylishNoob 盾を温存することが重要。相手のラインハルトが盾を使っていないのに、こちらが盾を貼り続けると、先にこちらの盾が破壊されてしまう。相手が出てきたら盾を使うといったようなプレイを心がけてみるといいかも。

Q.アナの立ち回りを教えて!
SENSEI “バイオティック・グレネード”(瓶)の使いかたが重要。この瓶は、味方を回復したり、敵の回復効果を阻害する効果を持っている。味方を守るなら味方に、早めに戦況を動かしたいなら敵に使うというように、状況判断をしながら戦うようにするのが上達へのコツ。
SPYGEA 相手を眠らせる“スリープ・ダーツ”をムダ撃ちせずに取っておく。あとは敵が来にくい高所をキープすること。瓶以外で自分自身を回復できないので、マップ内に配置されているヘルスパック(体力を回復させるアイテム)の近くで戦うことを意識するといい。

Q.アナをプレイするときに、回復と攻撃の意識をどれぐらいでわけている?
SPYGEA 回復がほとんど。まずは味方を死なせないことが重要。余裕があるときに攻撃するが、それも回復の意識を途切れらせないように。敵が瀕死で倒せるというとき以外は回復を重点的に動くといい。
SENSEI 味方の体力を最大まで回復させた後で、余裕があると判断したときに攻撃する。ロングレンジからの攻撃が有効な敵に対しては積極的に攻撃することもあるが、基本はほとんど回復。

Q.大会のときのボイスチャットは何を話している?
YamatoN じつはリラックスするために他愛ない話をしている。
SamuraiD 自分たちも他愛もない話から入る。試合中はいつもより声が出る。

▲トークの最中に、堀内さんが選手たちが裸祭に行ってみたいと話していたことを暴露。スポンサー名入りふんどしの製作も近いかも。

●ゲームに専念するために船を降りた選手も!?

 現在も『オーバーウォッチ』の大会は数多く行われているが、やはり応援するチームがあったほうが鑑賞にも力が入るはず。では、現在の『オーバーウォッチ』の競技シーンを盛り上げているのはどんな人たち? そんな疑問に答えるべく、DeToNatorをはじめとする選手たちの紹介が行われた。

▲DeToNatorの『オーバーウォッチ』部門は、世界に対抗するチームを作るべく、いち早くチームを結成。YamatoN氏、SPYGEA氏、StylishNoob氏も第1期のメンバーとして活躍し、数々の大会で優勝するという輝かしい成績を残した。現在は第1期のメンバーが活動を終え、2016年11月からメンバーを一新した第2期の活動を開始。
▲第1期からのメンバーで、第2期でチームリーダーを務めるdelave選手。険しい顔をするのが彼の持ちネタだとか。
▲Siorin選手も第1期からのメンバー。過去の大会でウィンストンを使用した際に、キル貢献率90パーセント以上という活躍を見せたこともある。
▲昨年11月から始めたばかりのdohteloff選手。チームのムードメーカー的存在。
▲yoshiharu選手はもともと漁師。ゲームに専念するために船を降りたという逸話を持っている。yoshiharu選手曰く、今年はブリがいちばん獲れるんだとか。みんな、ブリを食べよう。
▲space選手はトライアウトから正規加入。台湾の大会に出場したときに、タイの女の子から人気を獲得。王子と呼ばれるほどの人気だという。
▲今回のイベントにも参加したSamuraiD選手。シーズン2の日本トップ、アジア最高位77位という輝かしい成績を誇るが、本人は納得しておらず、まだまだ上を目指しているとか。
▲SENSEI選手は、DeToNator初の韓国人プレイヤー。韓国の名門プロチーム“CONBOX NEWERA”から移籍してきた。日本語が堪能。
▲第2期のDeToNatorは2016年11月から2017年1月まで台湾でブートキャンプを実施。イベント中はその模様が動画として流された。ゲームをプレイするだけでなく、広報活動をする貴重なワンシーンも。

 『オーバーウォッチ』は世界的に人気の高いタイトルということもあり、海外の競技シーンやプレイヤーの紹介も行われた。

 では、これらの選手が参加する大会の情報をどこで確認して、どうやって配信を見るのか。そんなときに役立つサイトの情報も説明。これらのサイトを活用すれば、『オーバーウォッチ』ライフも充実するはず!

▲数多くの大会情報やニュースが掲載されている『Negitaku.org』。出場選手や配信ページなど、細かに情報が整理されており、見やすさはバツグン。
▲『Negitaku.org』の管理人のYossy氏も本イベントの取材に参加していた。
▲『GAME STAR』内に設置されている『オーバーウォッチカレンダー』では、国内の大会やイベント情報が掲載されている。
▲海外の大会やチーム情報を網羅する『Liquipedia』。
▲『オーバーウォッチ』の総合的な情報を手に入れるなら『Gosugamers』。
▲無料で利用できるテキスト・ボイスチャットツール『Discord』も紹介された。
▲世界中のプレイヤーが配信・視聴を行う配信サイト『Twitch』。DeToNator所属選手も『Twitch』でプレイを配信している。

【各種リンク】

Negitaku.org
→こちら

GAME STAR
→こちら

オーバーウォッチカレンダー
→こちら

Liquipedia
→こちら

Gosugamers
→こちら

Twitch
→こちら

Discord
→こちら

 イベントの最後には、快適に『オーバーウォッチ』をプレイするためのPCとして、SycomとDeToNatorのコラボレーションPCも紹介された。さらに、MSIからDeToNatorモデルのパーツが登場予定と発表。特製DeToNatorケースの推奨PCも製作中とのことだ。

▲会場内には特製DeToNatorケースの展示も。超カッコイイ!

 イベントは大盛況のまま終了。DeToNatorグッズをかけたジャンケン大会も行われ、こちらも大盛り上がり。イベント終了後には、選手たちにサインや記念撮影を求める長蛇の列ができあがっていた。

▲DeToNator所属の選手たちとのジャンケン大会。限定のパーカーやユニフォームなどがプレゼントされるということもあり、オフライン大会並みに白熱!
▲イベント終了後も来場者からサインを求められる選手たち。競技シーンでの活躍も期待したい。