もしかしたら東京ゲームショウ以上かも!? 来場者の密度に圧倒!
2017年1月19日(木)~1月24日(火)、台北世貿中心(台北ワールドトレードセンター)にて、台北ゲームショウ2017(2017台北国際電玩展)が開催中だ。毎年旧正月の前後に行われる台北ゲームショウは、台湾最大のゲームイベントとしてつとにおなじみ。今年は、海外からの参加国・地域は東アジア、東南アジア、ヨーロッパ、北米からの総計26か国・地域となっており、300以上の企業が参加。1550におよぶブースが出展されるとのこと。
展示カテゴリーは、ビジネス向けの“B2B Zone(2017年1月19日~1月20日)”と、一般ゲームファン向けの“B2C Zone(2017年1月20日~1月24日)”に分かれるが、1月20日は、両展示の開催が重なる日とあって、会場から溢れんばかりの多くの来場者が訪れていた。
▲朝10時の開場前から会場の外には、来場者による長い長い行列ができていたが、開場と同時に御覧の様子に。体感的に会場内の来場者がピークだったと思われる13時ごろは、ブース間の移動な困難になるほどの人口密度となっていた。
▲台北ゲームショウの特徴のひとつと言えるのが、会場内での物販。東京ゲームショウのように物販エリアが分かれているわけでなく、通常のメーカーブースに併設されているのがおもしろい。
▲じつは、今回の台北ゲームショウの期間中、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)の物販コーナーでは、プレイステーション4 Pro(期間内に3000台)とプレイステーション VR(期間内に1000台)を販売。在庫は1月20日~22日の3日間で振り分けられているようだが、初日分は午前11時前には完売となる盛況ぶりだった。
日本でもおなじみのメーカーも多数出展!
台湾のゲームメーカーはもちろん、海外メーカーやインディー開発者、さらにボードゲーム企業までが出展している台湾ゲームショウだが、おもなところでは、SIE、バンダイナムコエンターテインメント、セガゲームス、KONAMI、ユービーアイソフト、mixiといった日本のゲームファンにとってもおなじみの企業がブースを出展。なかでも、近年、台湾・香港市場を重視するSIEは、全出展社の中でも最大規模のブースで、多くの来場者を集めていた。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
▲SIEには大きなステージのほか、“LIVE STUDIO”と題されたスタジオも設置。多彩なゲストがソフトの開発秘話などのトークに花を咲かせていた。
バンダイナムコエンターテインメント
▲こちらは、バンダイナムコエンターテインメント。『エースコンバット7』、『鉄拳7』、『スーパーロボット大戦V』といった人気タイトルの試遊展示のほか、『サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム』の展示も。ヒロインの部屋が再現された空間でゲームを楽しめるという、凝った造りとなっていた。
セガゲームス
▲『蒼き革命のヴァルキュリア』、『ぷよぷよテトリス』、『ペルソナ5』(アトラス)などを試遊展示していたセガゲームス。この日は、日本一ソフトウェアの『魔女と百騎兵2』に関するステージもセガゲームスのブースで行われ、同作の中文版の発売が発表された。
▲『ぷよぷよテトリス』のステージには、シリーズプロデューサーの細山田水紀が登壇。タイトルの魅力について、台湾のゲームファンに熱く語っていた。
ユービーアイソフト
▲ブースの豪華ぶりが際立っていたのが、『FOR HONOR』を中心に展開していたユービーアイソフト。
台湾メーカー
▲HTC VIVEや英旗など、地元台湾メーカーのブースも多彩な企画で活況に!