15名の少女たちが織り成す物語
コーエーテクモゲームスは、2017年3月30日発売予定のプレイステーション4、プレイステーション Vita用ソフト『BLUE REFLECTION(ブルー リフレクション) 幻に舞う少女の剣』について、最新情報を発表。物語序盤のメインストーリーやイベント、バトルやキャラクターに関する情報が明らかになった。
メインストーリー
高校に入学したものの、足の怪我による影響で、ずっと登校できなかった日菜子。
物語は、日菜子が初めて学校に登校したところから始まる。
季節は、夏――
星ノ宮女子高校では、あともう少しで文化祭が行われる時期。
入学式にも参加できなかった日菜子は、知らない生徒ばかりの校内で、同じ中学校出身の西田早苗に出会う。
早苗は足の怪我のことも、バレエをやめてしまったことも、すべて承知のうえで優しく接するが、異様な雰囲気に日菜子は違和感を覚えてゆく。
早苗が怪しいオーラを放っていることに気づいたすぐあと、日菜子は突然見知らぬ世界に立ってしまった。
知らない場所で見たこともない魔物に遭遇し、うろたえるしかない日菜子に、ふたりの少女の声が聞こえてくる。
「大丈夫。あなたは戦えるよ」
少女たちの言葉通り、いつの間にか指にしていた指輪に想いを込めると、日菜子の体は光に包まれ不思議な姿に変身。
“リフレクター”として戦う力があることを知らされた日菜子は、これまでより身体能力が高まっていることや、足が自由に動かせることに驚きながらも、目の前の魔物を殲滅。
魔物を倒してしばらくしたあと、日菜子は元通り学校の廊下に戻る。
早苗からはオーラと異様な雰囲気が消え、彼女は何事もなかったかのように去っていった。
その後――
初めて自分の教室を訪れた日菜子は、見知らぬ世界で聞いた声をした、司城夕月と司城来夢に出会う。
ふたりは、なんと文化祭の実行委員に日菜子を推薦。
クラスメイトも満場一致で、日菜子は文化祭実行委員に任命されてしまう。
見知らぬ世界のこと、リフレクターのこと、文化祭実行委員のこと。
あまりにも突飛な出来事に頭を悩ませながらも、日菜子は夕月と来夢の力を借りながら、新しい生活の一歩を踏み出していく。
ピックアップイベント
序盤のメインストーリーから、一部のキャラクターとのイベントをピックアップ。
▲教室で文化祭の話をしていたところ、別のクラスから突然割って入ってきた森川更紗。日菜子がバレエをやめたことに納得できず、怒りが爆発。彼女にも怪しいオーラが……?
▲異世界やリフレクター、原種などの存在も聞かされ、日菜子の頭は考えなくてはならないことでいっぱい。
▲更紗と同じクラスで、文化祭実行委員を務める蜷川麻央。ロケなどで学校を休むことも多いが、実行委員の仕事は更紗がサポートしている。
◆メインストーリーのほかにも……
本作には、メインストーリーとは別に、キャラクターどうしの細かなエピソードも複数用意されている。そうしたエピソードの数々は、放課後の自由時間などで展開されるようだ。
リフレクターの力
感情のエネルギーである“エーテル”を使って戦うリフレクター。リフレクターが活動するために欠かせないエーテルは、勝利へのカギを握る重要な力だ。
▲エーテルは、リフレクターの行動順がきたときに“エーテルチャージ”のコマンドを選ぶことで溜められる。
▲エーテルチャージを行うと、画面左下のパーセンテージの数値が上昇。
溜めたエーテルは、味方全員のHPやMPを回復する“リカバリー”や、敵の攻撃を軽減する“ガード”などで消費。リカバリーとガードは、行動時に選ぶ“アタック”といったコマンドとは違い、リフレクターや敵が行動するまでにリアルタイムでボタンを入力する。どちらも実行せず、エーテルを温存することも可能だ。
▲リカバリーやガードでは、特定のボタンを入力し続けているあいだ、エーテルが消費。エーテルの消費量が多いほど効果が高まる。
原種との戦闘では、一定の条件を満たしていると“ガード”が“リフレクト”に変化。リフレクトに成功すると、エーテルの力を使って周囲にバリアを展開し、原種からの攻撃を跳ね返して攻撃する。
▲リフレクトは、リカバリーなどと同じリアルタイムでの入力が必要。原種に大ダメージを与えるチャンスなので、見逃さないようにしよう。
新たなる“原種”
人間たちを襲う原種は、すでに判明しているイェソドのほかにも存在。日菜子たちが倒しても、新たに立ちふさがる原種が現れるのみ。いったい、彼らが現れる理由は……?
▲原種:ネツァク
Illustration:Yocky
▲空中からビームなどで襲い掛かるネツァク。手にしたランスからくり出される攻撃は、リフレクターを窮地に陥れる。
登場人物
◆蜷川麻央(声:内山夕実さん)
身長:170センチ
体重:51キロ
好きなもの:トレーニング
有名な女優で、子役のころから活躍していたためかなりの有名人。現在は全盛期より落ち着いてはいるものの、仕事は続けている。リーダー的な役職にはついていないが、人当たりもよく、いつも人の中心にいるような少女。
▲仕事柄演劇が得意な麻央は、演技力を磨くためのトレーニングを欠かさない。