コミュニティーの主導のファンイベントが開催
2016年12月24日、東京都池袋にて、アークシステムワークスの対戦格闘ゲーム『ブレイブルー セントラルフィクション』のクリスマスフェスタ“ぶるくり”が実施された。強豪プレイヤーによるトーナメントや対戦交流、飲食などが楽しまれた現地の模様をリポートする。
“ぶるくり”は、イベントを通じて対戦ゲームの新しい形を提供し続けるコミュニティー団体・ボタンマッシャーズが主催する、『ブレイブルー セントラルフィクション』のファンイベント。アークシステムワークスやKADOKAWAといった複数メーカーとプレイヤーの協力のもとに実施された。
会場となったのはタイトーステーション池袋西口店の6階にあるTheater Cafe & Dining “STORIA”。当日はSTORIAが貸し切られ、招待プレイヤーによるトーナメントの披露、持ち込み設置された対戦台を用いた交流会、KADOKAWAドラゴンブック編集部がバックアップするブレイブルー冊子色校展示などが実施。加えて、STORIAにはイタリアンを中心としたフードやアルコールを含むドリンクメニューが取り揃えられており、来場者たちは対戦や飲食を楽しんだ。
招待選手によるトーナメント大会
トーナメント大会の選手として招待されたのは、関東で名を馳せる選手を中心とした以下の16名のメンバー。それぞれ各キャラ使いのエキスパートたちだ。
かきゅん(ナオト)
しーの(ノエル)
ベル(アラクネ)
りゅうせい(カルル)
バレル(テイガー)
サキ(マイ)
もけもけ(レリウス)
南(イザナミ)
ゆった(ジン)
ごろ(マコト)
ふみ(ナイン)
天地(イザヨイ)
あさは(ハザマ)
テツヲ(レイチェル)
ドラ(バング)
ろにった(セリカ)
トーナメントのレギュレーションは1試合2ラウンド先取の2試合先取制、敗者復活の無いシングルイリミネーションを採用。全ての試合がSTORIAのメインステージを用いて披露され、現地の来場者とインターネットストリーミングのリスナーたちが見守りながら進行された。
出場選手はふだんはアーケードを主戦場にして腕を磨いているプレイヤーが多数。試合中は家庭用のアーケードコントローラーを用いた操作にとまどう場面も見受けられた。しかしながら、プレイ内容は非常にハイレベル。固いガードで攻めを凌ぐゆった選手や、相手にバーストを無駄打ちさせることを意図した“ループコンボ”を用いるもけもけ選手など、それぞれがしっかり個性を見せつつ真剣勝負がくり広げられた。
トーナメントを勝ち上がりベスト4に進出したのは、ベル選手、サキ選手、ふみ選手、テツヲ選手の4名だ。
準決勝第1試合のベル選手vs.サキ選手では、マイが突進技を用いて常に得意な間合いを維持。要所では攻撃判定の大きいしゃがみCでの対空を機能させて2試合連取でサキ選手が勝利。
準決勝第2試合はふみ選手vs.テツヲ選手。1試合づつを奪い合っての3試合目、豊富な飛び道具で中距離を制したレイチェルがナインのジャンプに的確に対空。最後はアストラルヒートを決めてテツヲ選手が勝利。
そして決勝戦はサキ選手vs.テツヲ選手の組み合わせに。試合は接戦となり、1試合づつを取り合って最終戦に突入。マイは突進必殺技で積極的に距離を詰め、通常攻撃の派生中段攻撃を中心にレイチェルのガードを揺さぶりダメージを奪う。レイチェルは飛び道具を用いて立ち回りの主導権を奪おうとするが、マイはそのスキに突進技や空中ダッシュ攻撃を何度も差し込んでレイチェルを撃破。“ぶるくり”優勝はサキ選手が勝ち取り、特別称号“聖夜夢幻の覇者”を手にした。
プレゼント大会
トーナメント終了後はプレゼント大会。本イベントにはブレイブルータペストリーやボタンマッシャー特製ボタンなど多種アイテムが賞品に提供されており、来場者全員参加のじゃんけん大会で争奪された。ステージにはドラゴンブック稲垣副編集長や森プロデューサーが登壇。来場者とじゃんけんで対決し、最後まで勝ち上がった参加者にプレゼントが贈呈された。“ぶるくり”は以上で全てのプログラムが終了。5時間半ほどの充実した時間が楽しまれ、お開きとなった。イベントの模様はボタンマッシャーズのTwitchチャンネルで放送されたので、気になる人はタイムシフトをチェックしてみよう。
※ボタンマッシャーズTwitch