パッチ3.5“パート1”は2017年1月17日リリース
ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル2016 in TOKYOの初日に行われる大注目のイベントのひとつは、『FFXIV』の新情報が満載のプロデューサーレターLIVE。今回はパッチ3.5特集 Part2と題し、東京ビッグサイトに集まった大勢のプレイヤーを前に、直近のアップデートの全容をお披露目した。
前回のプロデューサーレターLIVEでは、パッチの概要に重点を置いて公表されたが、今回は具体的なコンテンツの中身について踏み込んだ説明が行われた。吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが来場者ひとりひとりと目を合わせ、鬼神ズルワーン討滅戦や影の国ダン・スカーなど、パッチ3.5で追加される新規コンテンツの見どころを“プレイヤー目線”で解説していった。

すでに周知のことと思うが、今回の放送のテーマであるパッチ3.5は、次期拡張パッケージ『紅蓮のリベレーター』発売前に行われる最後の大型アップデート。パッチ3.5のリリースを契機に、光の戦士や暁の血盟ら主要メンバーが織り成すストーリーが一気に加速し、その勢いのままアラミゴを舞台とする新たな冒険になだれ込むのだ。この一連の流れを踏まえたうえで、本稿を読み進めていただきたい。
鬼神ズルワーン討滅戦は戦闘中に床が崩れる!
ここからは、第34回プロデューサーレターLIVEで発表された最新情報をダイジェストで振り返っていこう。とくに注釈のない限り、発言はすべて吉田氏によるものだ。


◆メインシナリオのカットシーンで使用できる自動テキスト送り機能が、パッチ3.5で実装。リアルタイムにメッセージスピードを変更できるほか、ボイスつきのシーンでは音声が流れ終えてからつぎのセリフに切り替えたりもできる。
【光のお父さんのテレビドラマ化】
◆“光のお父さん”が地上波のテレビドラマ化が決定!
◆「どうしたの?」と言いたくなるくらい(キャスト陣は豪華な)面子。
◆かなり出来上がっており、来春放映開始。

【ハウジング】



【メインクエスト】
◆今回から物語が核心に迫っていくことになる。
◆“イダの首にシャーレアンの賢人の証がない”というコメントを見かけたが、ふつうについてるのでは。

◆(メインクエストは)オメガという単語もキーワードになってくる。
◆パッチ3.5のトレーラームービーは、年明けに公開予定。
【鬼神ズルワーン討滅戦】
◆三闘神シリーズは今回でフィナーレを迎える。
◆外周は壁があるため落ちない……?



◆今回の討滅戦は、かなり新しいことをやっている。(ステージの崩落は)まだ序の口。
◆鬼神ズルワーン討滅戦をひと言でたとえると、“花いちもんめ”の遊びに近い。イフリート討滅戦のような本格的な蛮神戦という感じ。
◆機工城アレキサンダー零式:天動編4層を踏破している方も多いので、極女神ソフィア討滅戦よりも若干難しいと思う。
◆ストーリーも見どころは多い。レグラ・ヴァン・ヒュドルスやウヌクアルハイといった登場人物に注目してほしい。
【影の国ダン・スカー】
◆24人参加型のアライアンスレイド、シャドウ・オブ・マハシリーズの完結編。
◆ダン・スカーとは、古代マハの民たちがアーク(箱舟)で向かう先として選んだ場所の呼び名。
◆飛空艇の柵は、バトル開始前に壊れる。外縁を超えるともちろん転落するが、その場合であっても蘇生は可能。




◆前回はオズマの強さについて議論が起こったが、影の国ダン・スカーは難易度の面では禁忌都市マハと同程度。ただしプレイ時間は計算上、禁忌都市マハよりも短くなるよう設計してある。
◆今回は、ボスバトルと進行と演出を一体化させた作りになっている。
【雲海探索 ディアデム諸島の大規模リニューアル】
◆雲海探索 ディアデム諸島というタイトル自体に変更はない。
◆パッチ3.5のパート2で公開。ただしパート1がリリースされた時点で、「ものすごい雲嵐に襲われて探索に行けない!」みたいな感じでいったんクローズされプレイできなくなる。
◆狩猟と採集という2種類の探索を用意。コンテンツファインダーの入り口がそれぞれ異なる。


◆以前から大きく変わる部分は、常にそのパーティに対して“小目的”が随時提示される点。その探索が終わると、つぎの“小目的”が登場する流れで進行する。
◆一連の“小目的”をすべて達成すると、既定の報酬が支払われる。
◆獲得できる装備のアイテムレベルは高め。
◆モンスター討伐時にドロップするアイテム(ロックボックス)の出現率は、以前よりも低め。


◆突発バトルは、発生/終了の間隔が通常のF.A.T.E.とは違う。かなり高頻度で発生する。
◆探索の途中でそうした突発バトルに参加するかどうかは、みんなで話し合って決めてほしい。
◆一定条件が揃うと、特定の場所で巨大ボスの討伐を目指す特別レイドが発生。どうすれば倒せるのか、みんなで考えてほしい。
◆特別レイドは、最低4パーティいないと攻略できない。アライアンスレイドではないので、その場にいるパーティにshoutで声を掛け合いながら戦っていくことになる。
◆従来のアライアンスレイドのような、“いったん3パーティに分かれた後でまた合流する”よりも、“それぞれに与えられた役割をきっちりとこなす”ことが、最後のボスを倒すために必要になってくる。




