2016年12月23日、PC用FPS『BLACK SQUAD』で初となる公式オフラインイベントが開催された。オフラインでの大会に加え、2017年以降のアップデートも発表されたこちらのイベントの模様をお伝えしていく。

●初対面のプレイヤーどうしが、声がけで最高のチームに!?

 NS Studio開発、NHN ハンゲーム運営によるPC用FPSタイトル『BLACK SQUAD』。本作は2015年大韓民国ゲーム大賞での優秀賞の受賞、インドネシアではベータテストの段階から同国オンラインゲームでかつてないほどの盛り上がりを見せるなど、さまざまな実績を達成している人気作品で、2016年11月17日より正式サービスイン。
 その内容はシンプルで王道をゆく非常にプレイしやすいFPSでありながらも、リコイル(反動)再現のこだわりや、近代戦ならではの支援が可能なスキルなどで、リアルさも追及している。さらに最大32人同時対戦が可能なモードも含めた、多彩なゲームモードも魅力となっている。

 そして日本での正式サービスインから1ヵ月、2016年12月23日に初の公式オフラインイベント“クリスマスLANパーティ in 秋葉原”が開催。48名の当日参加プレイヤーによる、オフライン大会が行なわれた。

▲イベントの模様はニコニコ生放送と、アフリカTVで生中継された。司会進行は、アフリカTVでベストBJ(ブロードキャスティングジョッキー)として各種番組で活躍中のOpaya氏(写真左)と、『BLACK SQUAD』日本運営プロデューサーの久東謙太氏(写真右)。

 ちなみに“LANパーティー”とは、欧米のFPSユーザーにはおなじみの、PCゲームの楽しみかたのひとつ。友人宅に車などで自前のPCやハードを持ち寄り、ローカルネットワーク接続でマルチプレイを楽しむというスタイルだ。
 こうしてローカル接続で同じ場で遊ぶことで、肉声でのやり取りに加えて、相手の表情やリアクションが間近で見えるという、独特の環境ならではの盛り上がりが味わえるわけだ。

▲今回の会場となったネットカフェは、まさにLANパーティーの環境そのもの!

 そして今回のイベントの目玉となるオフライン大会も、まさにパーティーテイスト。48名の参加者を無作為に振り分けた、即席8チームによるトーナメント大会となった。
 使用されたゲームモードは、目標を爆破する側とそれを防ぐ側に分かれる“爆破”。チームワークが何より大事になるモードだが、初対面の即席チームでちゃんと盛り上がれるのだろうか……? と当初は心配していたが、試合が進むにつれて参加者の間からは自然と「つえー!」、「マジ無理!」などのリアクションの声が。
 そこからさらに打ち解けて、「ショットガンがいる!」「そっち入った!」などの声がけも行なわれるように。即席とは思えない見事な結束が見られた。

▲自然とプレイヤー同士の共感が生まれていくのが、FPSのおもしろいところ。FPSをみんなでプレイしてると、声やガッツポーズも勝手に出るもんです!
▲幕間のエキシビジョンマッチでは、護衛対象のVIPキャラクターを取り囲んで遊ぶという、じつに心和む光景も。君たち、もうその場でフレンド登録なさい。

 そのように和気あいあいとしていながらも、試合内容はじつにハイレベル。そうしてチームメイトの結束ができあがってきた準決勝の段階にもなると、「上にスナイパー!」、「高台!」などの短いやり取りだけでも見事な連携が生まれていた。
 ちなみに今回の大会で『BLACK SQUAD』を初めてプレイする参加者もいたが、さっそく好成績を収めていた模様。シンプルかつ王道の本作ならではの、とっつきやすさも証明されていた。

▲迅速な高所の確保などのテクニックはもちろん、とっさに味方のカバーを受けられる場所に相手を誘い込むなど、高度な連携も見られた。君たち、本当にさっき会ったばかりなの!?

▲迅速な高所の確保などのテクニックはもちろん、とっさに味方のカバーを受けられる場所に相手を誘い込むなど、高度な連携も見られた。君たち、本当にさっき会ったばかりなの!?

 そうして各チームの盛り上がりも最高潮の状態で迎えた、最後の決勝戦。A~Hの8チームの中から勝ち上がってきたのは、司会者をして「どこかの部族の儀式かな!?」と言わしめるほどに声を出してきたDチームと、見事な連携で勝ち進んできたHチームとなった。

 まずはHチームがこれまでの勢いを生かしてか、試合を優勢に進めていく。「開幕グレポンで!」、「来たら教えて!」など、密なやり取りがかなり有効に働いていた。
 それに対してDチームは「1000メダル(優勝賞品)欲しいんだよー!」と食い下がっていたが、Hチームが5-3で6本先取勝利へのマッチポイントを先に迎える。ここでHチームから「1000メダルうまいなー!」という最高のあおりが飛んだりと、対戦はまさにクライマックスへ!

▲守るときは一丸となっての隙のなさ。攻めるときは3人での、ひとりがやられても止まらない猛ラッシュ。Hチームの連携が光る!

 だがこのあおりで逆に火がついたのか、ここからDチームも「落ち着いて落ち着いて!」、「上見といて!」など、より積極的な声がけによって連携を強めていく。
 マッチポイントに追い込まれた状態ながら、DチームはHチームと同じように連携してのラッシュを、より強気に押しつけていく。このことでHチームのペースが乱れ、Dチームは一気に3連勝! 3-5から6-5に持ち込んでの勝利という、見事な逆転で魅せてくれた。

▲建物を出るときのクリアリングが甘いなど、Hチームのわずかなミスも見逃さない集中力が見事だった 勝利のうれしさのあまり立ち上がり、飲み物をこぼしちゃったりしたのもご愛嬌。
▲惜しくも敗れたものの、素晴らしい連携を見せてくれたHチーム(左写真)と、LANパーティー形式ならではのおもしろさを存分に見せつつ優勝したDチーム(右写真)。Dチームの中には「旅行中に参加してみたら優勝できました」などというラッキーな人も!

●公式大会、新要素、キャンペーンと、発表内容盛りだくさん!

 大いに盛り上がった大会の終了後。続いて会場では、久東プロデューサーによる2017年の『BLACK SQUAD』運営方針についての発表が行なわれた。

 まず最初に発表されたのは、初のクラン同士による公式大会“PRIMAL CUP”の告知。オンライン予選とオフライン決勝大会を経て、優勝したクランは韓国で開催される、日韓エキシビジョンマッチに招待されるとのこと。

▲日韓エキシビジョンに続き、さらなる大会の開催予定もあるとのこと。続報に期待!

 さらに新装備、ならびに新モードの追加予定も発表された。4つの新モードに加え、既存のゲームモードにも4つの新マップが実装される。

▲新装備の登場に加え、現在アサルトライフルにお株を奪われがちな、サブマシンガンなどに性能調整が入る。実績の実装も、プレイモチベーションにつながりそうなうれしい要素だ。
▲こちらが今回発表された4つの新モード。スナイパーライフルや近接武器など、使用武器に制限がかかるミッションが登場。さらに従来の占領戦と違い、スキルが使用できる“大規模占領ミッション”、押し寄せるAIキャラクターを撃退するPvE形式の“AIディフェンスミッション”が登場する。
▲こちらは既存モードに追加される新マップの画像。順に、船上で戦う殲滅マップ“VBSS”、新たな屋内戦の舞台となる爆破マップ“ツーフェイス”、ふたつの大きな道路が特徴的な破壊マップ“デュアルロード”、建造物が多い夜の街での暗殺マップ“ロックダウン”。

 また、FPSといえば銃器の追加ラインナップも気になるところ。今回紹介された新規追加予定の銃器はいずれもいぶし銀のものばかりで、今後もFPSファンをうならせる銃器の追加に期待が高まる内容だった。

▲こちらが発表された追加銃器。左上から順に、アサルトライフルの“EF88”と“SIG 556 XI”、サブマシンガンの“SIG MPX”、ライトマシンガンの“PKP PECHENEG”、スナイパーライフルの“BLAZER R93”。

 また、新武器の発表とともに、プロデューサーからは「入手のランダム性が高く、レア武器を狙って入手しづらい」という声が多く寄せられているという報告がされ、この点を今後改善していくことが発表された。
 その改善の先駆けとして、12月26日(月)より“プラチナレアプレゼントキャンペーン”が開催される。条件を満たすことにより、人気のプラチナレア武器5種類のなかから好きなものをひとつもらえるという、大盤振る舞いのキャンペーンだ。

▲ガチャ方式で手に入れるレア武器と同等の武器が、継続プレイで確実に手に入るようになる予定とのこと。
▲AKをはじめとする強力なプラチナレア武器が手に入る! キャンペーンの詳細や参加方法については、12月26日にメンバーズサイトで公開される。

 以上のように、白熱の大会と大量の新発表で、始終大いに盛りあがった今回のオフラインイベント。正式サービスインからわずか1ヵ月の段階ながら、今後が楽しみとなる内容が詰まりに詰まった内容となった。

 久東プロデューサーからは試合の合間に、「ゴールド(ゲーム内通貨)の使い道はさらに増やしていきたいと考えています」など、上記の発表以外にもさらなる展開への意欲が見られるコメントもいくつか飛び出していた。
 今回発表された新要素に加え、さらなる展開があることにも期待できそうな『BLACK SQUAD』。ぜひ今後も公式大会も含め、続報を見逃さないでいただきたい。

▲イベント最後のプレゼント抽選会では、炎や氷のエフェクトで目立つというFPSでは全体未聞のアーマーなど、斬新な賞品も!? プロデューサーからは今後への意気込みとして、「今後もこういうイベントを開催していけるタイトルにしたい」「よりよいタイトルへと変えていけるようにがんばっていきたい」と、力強い言葉もいただけた。