2017年春に配信予定
2016年11月5日、インティ・クリエイツが創立20周年イベントを開催。この中で、ニンテンドー3DSダウンロードソフト『ブラスターマスター ゼロ』を、2017年春に発売することを発表した。
本作は、1988年にサン電子株式会社のブランドであるサンソフトから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『超惑星戦記メタファイト』(海外名:Blaster Master)のライセンスを受けて、インティ・クリエイツが制作する新作タイトルとなる。
グラフィックについては、ファミリーコンピュータ用ソフト『超惑星戦記メタファイト』(1作目)をベースに、ファミコン全盛期の2Dゲームを意識した8-Bitスタイルのドット絵基調とし、現世代機向けに最適化したアレンジを加えているとのこと。
また、新たなエリアやボスなどの追加、サブウェポンの追加、ソフィア-III(メタルアタッカー)から降車したときのアクション性の改善、シナリオの充実、探索要素の拡充などを行うという。
■ストーリー&世界観
――近未来の地球。
多様な生物が共存している緑豊かな惑星であったが、大規模な戦争と環境破壊により氷河期が到来し、人類は地下への大規模移住を
余儀なくされた。
長く続いた氷河期の終わりと共に、人類は地下での研究を元に地球を緑豊かな惑星へと復元する計画を開始。同時期に謎の彗星が地球に落下するというアクシデントが起こるものの、生態系の復元は順調に進み、人類は地上で暮らすことができる環境を取り戻した。
――それから数百年後。
ロボット工学の分野で名を馳せる天才少年、ジェイソン・フラドニック。
彼はある日、見たこともない生物を発見した。
どの資料にも記載されていない生物に好奇心を刺激されたジェイソンは、その生物に「フレッド」と名付け調査を開始するが、時をおかずして逃げられてしまう。
ジェイソンはフレッドを追い、かつて人類が暮らした地下の世界へと足を踏み入れることとなった。そこで1台の車両と邂逅する。
「ソフィア-III」と刻まれたその車両は、彼の搭乗を促すかのようにコックピットを開けた。ジェイソンはフレッドを連れ戻すため、ソフィア-IIIに乗り込み、冒険へと旅立つのだった。
――地下で蠢く謎の存在を知らずに。
『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト 爪(ソウ)』DLC情報も
イベントでは、配信中のニンテンドー3DSダウンロードソフト『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト 爪(ソウ)』の追加ダウンロードコンテンツ“追加ミッションパック”の情報も公開された。
このDLCでは、高難度の新規マップに加え前作のボス(7宝剣)が登場するスペシャルミッションが楽しめるという。第1弾として“メラク/カレラ ボスパック”を予定しており、以降も複数のパックを準備中。配信開始日、価格など、詳細については改めて告知するとのこと。
[2016年11月5日14時25分修正]キャラクター名に誤りがあったため、修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。