日本語版の実機プレイを初披露
本日2016年11月3日、東京・ベルサール秋葉原で開催された、ユービーアイソフトの一大イベント“UBIDAY2016”。ここでは、2016年12月1日発売予定のプレイステーション4、Xbox One、PC用ソフト『ウォッチドッグス2』のステージイベントの模様をリポートする。
このステージには、Gero、karasu、能登有沙というUBIDAYのMCとしても活躍中の3人と、ユービーアイソフトのPR担当・福井蘭子氏が登壇。日本語版のロムを使った実機デモで、『ウォッチドッグス2』の魅力を紹介してくれた。まずは、センス溢れるトレーラーから。
『ウォッチドッグス2』の舞台は、前作のシカゴからサンフランシスコへと移り、新たな主人公・マーカスがハッカー集団“DEDSEC”の一員として、巨大な陰謀に立ち向かうストーリー。サンフランシスコでは、前作にも登場したブルーム社が、市民の管理や操作を目論む都市インフラオペレーティングシステム“ctOS2.0”を導入。この“ctOS2.0”には犯罪予測アルゴリズムが組み込まれており、個人の環境や人種などから未来の犯罪を予測し、犯罪を起こしそうな人物を特定するという、随分と物騒なシロモノ。壮大な設定は映画でもウケそうな内容だが、福井氏は「映画は見ることしかできないが、ゲームでは自分でストーリーを紡ぐことができるのが魅力」だという。
続いて日本語版の実機プレイに。プレイを担当したのは、前作もプレイしているkarasuさん。まずは、さまざまな衣装のカスタマイズをするためにショップへと移動したのだが……。衝撃のコーディネートで、いざサンフランシスコの街へとくり出すことに。
ゲームの舞台となるサンフランシスコは、一部縮尺などで変更している箇所があるものの、ほぼリアルに再現されているそうだ。また、街を歩いている人々にハッキングを仕掛けるとその人のプロフィールなど、いろいろな情報がわかるという。そのハッキングのスキルを使うと、公園でくつろいでいる一般市民を凶悪な指名手配犯に仕上げることも簡単にできる。デモプレイでも、ハッキングを行った直後にパトカーが公園に突っ込んできて、あっという間に罪のない一般市民を確保してしまった。ハッキングのスキルは、今回のような悪質なイタズラのためではなく、たとえば、敵のアジトで大量の敵をかく乱したいときなどにうまく利用するといい。マーカスが所持しているスマホでは、簡単に自撮りができたり、ショップでアプリを購入できるようになるそうだ。
広いサンフランシスコを移動するには、当然クルマやバイクが必要だ。じつは前作ではクルマの運転がとてもシビアという意見が多かったそうで、そういったユーザーの意見をフィードバックし、本作では運転しやすく調整されている。ちなみに、運転中もほかのクルマをハッキングすることができる。
続いては、とあるミッションに挑戦することになった。港にある某社からクルマと“ブツ”を強奪するというもの。ハッキングを駆使できれば、敵に見つかることなく、スマートにミッションを完遂できるのだが、karasuさんは試行錯誤のすえ、けっきょくは力押しで強奪&逃走を試みた。福井さんの呆れ顔をよそに、まんまを逃げ切ったkarasuさんだが、なぜうまくいったかというと、今回はデモプレイ用にマーカスがたくさんのスキルを使用できるように調整されていたからで、本来は難しいそうだ。実際のプレイでは、メインやサブミッションなどをクリアーして“フォロワー”を増やすことで、使用できるスキルが増え、プレイの幅が次第に広がっていくことに。
本作では、通常版のほかにエビテン限定のコレクターズエディションも発売される。アートブックやポストカード、マーカスのレプリカフェイスマスク&キャップ、そしてマーカスのフィギュアが付属するという超豪華版。合わせてチェックしよう。
現代ならではの世界観と、自由なプレイスタイル、オープンワールドだけに、プレイヤーの数だけ個性的なマーカスが存在するだろう。また、最大4人までのオンラインプレイにも注目。知らないうちに、ほかのプレイヤーにハッキングされないように……。