UAEの発表会場で大きな反響
サウジアラビアのコンテンツ会社・アリナト社は、日本のアニメ制作会社・ガイナックスと3分間のアニメ・トレーラー“沙漠の騎士(Desert Knight)”を共同制作し、2016年10月27日からUAEで開催された日本のポップカルチャー祭典“ANI:ME”にて発表した。
以下、リリースより。
サウジアラビアのコンテンツ会社「アリナト社(ARINAT)」は、日本のアニメ制作会社であるガイナックス社(GAINAX)と3分間のアニメ・トレーラー「沙漠の騎士(Desert Knight)」を共同制作し、10月27日からUAEで開催された日本のポップカルチャー祭典『ANI:ME 』にて初めて発表しました。
このトレーラー映像は、ガイナックス・アリナトの両社でストーリーや構想を練り、今年の夏に制作を手がけたものです。会場は、アラブの若者や騎士が登場するシーンが大きな反響を呼びました。観客からは、(1)早くこの映画を見たい。(2)アラブのキャラクターがアニメに登場するのは夢のようだ。(3)歴史のストーリーより未来の話が良いなど様々な意見が出ました。
【アリナト社】
サウジアラビア大手メディア会社「サウジ・リサーチ・アンド・マーケティング・グループ(SRMG)」の傘下でアニメ・コミック・ゲームなどコンテンツ・ビジネスを手がける会社としてジェッダに今夏に設立しました。同社のブカーリ・イサム最高経営責任者は、「Made in Saudi with Japanという考えの下で新しい価値を作りたいと思っています。アニメやゲームのノウハウを日本から導入するだけはなく、サウジアラビアから世界に向けて新しい作品を発信していきたい。」とコメントしました。
【ガイナックス社】
1984年の設立以来、「王立宇宙軍オネアミスの翼」「新世紀エヴァンゲリオン」「天元突破グレンラガン」など時代を先駆けるスタイルのアニメ作品を多数制作し、グローバルなファンが多い日本を代表するアニメ制作会社。同社の山賀博之社長は、「コンテンツと映像制作における中東とのコラボレーションにガイナックスが先頭に立ち、新しいアイデアとプロセスで制作することに大変期待をしています。」とコメントしました。