2016年10月15日、16日の2日間開催されたタイトー主催のアーケード格闘ゲームの全国大会“闘神祭2016”。本稿では、2on2のタッグ戦で行われた『ブレイブルー セントラルフィクション』部門をリポートする。

『ブレイブルー セントラルフィクション』の未来を背負う東西の新世代対決が実現!【闘神祭2016】_10

■『ブレイブルー セントラルフィクション』とは?
 『ブレイブルー セントラルフィクション』は、“ドライブ”と呼ばれる特殊能力を駆使しながら闘う32キャラクターが登場する対戦格闘ゲーム。最大の特徴は、多彩な必殺技やドライブを駆使したコンボにある。スピーディーな試合展開の中で、いかにコンボを“完走”して攻めを継続するか、いかに最大ダメージを与えて相手を倒し切れるか、といったプレイヤーの“コンボ選択”が勝敗を分ける。また、キャラクターが一定時間パワーアップし、無敵攻撃“エクシードアクセル”が使用可能になる“オーバードライブ”も試合を左右する大きな要素。エクシードアクセルをいかして切り返しに使うのか、オーバードライブをコンボに組み込むのかなど、プレイヤーの個性が出るポイントだ。

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『ブレイブルー セントラルフィクション』部門の実況・解説は、石田さんと小澤氏(アークシステムワークス)が担当し、大会を大いに盛り上げていた。

32チームで頂点が争われる

 決勝大会には、店舗予選を勝ち抜いた28チームに、前回優勝チーム、春に行われたBBBR2016の優勝チーム、当日予選を勝ち抜いた2チームを加えた32チームが参加し、全国の頂点が争われた。動向が注目されたは、やはり前回優勝のりゅうせい選手(カルル)、ゆった選手(ジン)の【りゅうせいゆった】、関東最強に推すプレイヤーも多いテツヲ選手(レイチェル)擁する【メンタル×】、そして、“神童”と呼ばれながらも全国規模の大会ではなかなか実績を残すことのできなかったフェンりっち選手(ジン)とその実の兄であるイワシ選手(ラグナ)による【ゴルベーザー】だろう。

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 【りゅうせいゆった】と【メンタル×】は、関東の強豪が固まった感のあるCブロック。お互い順調に勝ち上がり、ベスト4を決めるブロック決勝で激突した。前回大会の決勝とまったく同じ組み合わせとなったこの対決の先鋒は、【りゅうせいゆった】がゆった選手、【メンタル×】がテツヲ選手。テツヲ選手の遠距離からの攻撃を捌ききれず、画面端のラッシュを抜けきれずテツヲ選手がストレート勝ち。続く、テツヲ選手対りゅうせい選手は、1ラウンド目は時間をじっくり使ったりゅうせい選手が先取。2ラウンド目は一気に攻勢に出たテツヲ先取が体力を大幅にリードするも、残り体力数ドットで踏ん張ったりゅうせい選手が逆転勝利。大将戦は、りゅうせい選手といさ選手のカルル同キャラ対決。お互い1ラウンドを取る接戦となり、ニルヴァーナが使用不可能な時間帯をうまく乗り切ったりゅうせい選手が勝利。ベスト4進出を決めた。

※タイムシフト(【りゅうせいゆった】対【メンタル×】は05:05:15あたり)

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前回大会の決勝戦とまったく同じ組み合わせとなった【りゅうせいゆった】対【メンタル×】。

 一方の【ゴルベーザー】は、先鋒イワシ選手、大将フェンりっちで順番を固定。因縁の相手テイガーを撃破するなど、調子の上がらないイワシ選手を、すべてフェンりっち選手がフォローしてベスト4まで一気に勝ち上がった。

※タイムシフトはこちら(【ゴルベーザー】の初戦は03:57:00あたり)

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フェンりっち選手は因縁のテイガー戦を克服。
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