当日販売分は抽選にて! 「最後のチャンスを求めてやってきた」
2016年10月13日に、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアのプレイステーション VRがついに発売! ここでは、ビックカメラ有楽町店の販売状況をリポートしよう。
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過去何度か予約注文が行われ、その度に予約がいっぱいになるなど、注目度の高さを見せているプレイステーション VR。それでも当日販売分はなんとか確保できたようで、多くのプレイステーション VR取扱店で、事前予約分のほかに当日販売分が設けられていた。
記者が取材したビックカメラ 有楽町店では、当日販売分に関しては、午前9時から10時まで抽選券を配布。正午から当選者を発表し、そこから販売というスタイルに。午前8時ころから徐々に人が並び始め、抽選券が配布される午前9時の段階では40人あまりの行列になっていた。話を聞いてみると、「予約できなかったので、最後のチャンスにかけました」といった声が聞かれた。中には、異業種の方が「VRに興味を抱いて、テクノロジーの研究のために購入しようと思いきました」といった方も。
午前9時から配布が開始された抽選券を求める方の列はコンスタントに尽きることがなく、ビックカメラの広報さんに確認したところ、倍率は相当な狭き門になる模様で、当選した方は相当ラッキーだったと言えるだろう。
一方で、当日販売分とは別に、事前予約分は午前10時から販売。事前予約をしているのだから、慌ててくる必要もないのに……とも思われるが、そこは早く遊びたいのが人情というもの。こちらも午前8時過ぎから人が並び始め、午前10時の開店前には60人のほどの列ができていた。こちらも話を聞いてみると、「VRは没入感があるので引き込まれます」、「いままでにない新しいゲーム体験をもたらしてくれるので」といった意見が多く聞かれた。“GAME ON”や東京ジョイポリスでの試遊会でVRを体験して購入を決意したという方も多く、これはあくまでも記者の肌感覚だが、やはり体験することでVRの凄さを理解するユーザーが多いことがうかがわれた。
購入予定のソフトを聞いてみると、『PlayStation VR WORLDS』や『RIGS Machine Combat League』といった声が聞こえたものの、「まずは、無料配信タイトルを遊んでから考えたい」といった意見もあり、まだ決め兼ねている方も多いとの印象。
ともあれ、プレイステーション VRは順調なスタートを切ったようだ。
ヨドバシカメラマルチメディアAkibaには当日販売分を求めて200人の行列が
一方、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは、プレイステーション VRの当日分は、先着順の販売に。朝早くから人が並び始め、200人ほどの列に。午前6時50分ころに当日販売分は“完売”となった。
当日売りの先頭の方は、深夜12時に秋葉原に到着して販売に備えていたという強者で、これまでネットでの事前予約が全滅で、今回当日売りに賭けて千葉からやってきたという。すでに、『サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)』は事前購入済みで、今日は『RIGS Machine Combat League』を購入するらしい。「これから帰ってぶっ通しで遊びたいです」とにこやかに帰宅していった。