当日予選を勝ち抜いた4人の猛者が参戦!
2016年9月15日(木)~9月18日(日)まで、千葉県・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ 2016(15日、16日はビジネスデイ)。9月17日のKONAMIブースでは、9月15日に発売された『ウイニングイレブン 2017』の世界最速公式大会が行われた。その模様をリポートする。
ステージではまず試合に先駆けて、『ウイニングイレブン 2017』のプロモーションビデオが流されたのち、ゲームの特徴などが紹介された。説明してくれたのは女性MCと、サッカーファンとしてもおなじみのラジオDJ・植松哲平さん。なお植松さんは、続く大会では、実況役として試合を大いに盛り上げてくれた。
ゲーム紹介に続いては、いよいよ大会の選手が入場。出場するのは、32名によるTGS当日予選のトーナメントを勝ち抜いた4人だ。ちなみに、試合ルールは以下のとおり。
・試合時間/7分
・延長/なし
・PK/あり
・選手交代人数/3人
・コンディション/ランダム
・ケガ/あり
なお試合前には、優勝者に香川選手のサイン入りユニフォームがプレゼントされることが発表。各選手のモチベーションも高まるなか、いよいよ大会スタートとなった。
熱戦を制した最初の公式大会優勝者は?
出場プレイヤーは、もの(アーセナル使用)、りお(パリサンジェルマン使用)、ゆーや。(バルセロナ使用)、ぬおん(ドイツ使用)の4名。まずは、ものVSりお、ゆーや。VSぬおんの組み合わせで、準決勝が行われた。
ものVSりおの対戦は、アーセナルもパリサンジェルマンも名門だけに、前半は五分五分の展開でスコアレス。だが後半、イブラヒモビッチを中心にパリサンジェルマンが攻勢をかけ、2-0でりおが勝利を収めた。そしてクラブチーム(バルセロナ)VSナショナルチーム(ドイツ)という対戦となった、ゆーや。VSぬおんの試合は、ゆーや。が前半にメッシの華麗なゴールで先制。その1点を守ってゆーや。が逃げ切った。準決勝はいずれも、チームの看板選手の活躍が勝利を導いた結果となった。
迎えた決勝戦は、りお(パリサンジェルマン)VSゆーや。(バルセロナ)。まずは開始直後に、スアレスが電光石火のゴールを決め、バルサが早々とリードを奪う。後半途中まで1-0が続き、準決勝同様に1点を守り切るかと思われたが、パリサンジェルマンがディ・マリオがゴールを決めてしぶとく同点に追いつき、試合はそのままPK戦へと突入。
PK戦では先行のバルサが、なんとメッシもネイマールも失敗。3-1というPK戦の末、りおが見事に世界最速公式大会の優勝者の座を手にした。
オマケの追加マッチに会場も大興奮!
これにて『ウイニングイレブン 2017』の世界最速公式大会は無事に終了……と思いきや、じつはビッグな隠し玉が! なんとここで、世界チャンピオンと日本チャンピオンによるエキジビジョン・マッチが実現。フランスのアスマカバイルさんと、日本のひのんさんとの対戦が、このステージで披露されることとなった。
そうして始まった対戦だが、選んだチームはなんと両者ともバルセロナで、バルサVSバルサという、これはゲームでしが実現できない夢のカード。同チームだけに接戦が予想されたが、ここはアスマカバイルさんが世界トップの実力を見せつけ、4-0というスコアでひのんさんに勝利した。
勝者インタビューでアスマカバイルさんは、「このシリーズは、ゲームの楽しさを自分でコントロールできるのが魅力です。自分のやりたいプレイを自由にできるという部分は、この最新作でも変わっていませんね」とコメント。ゲームの操作性の高さに、世界チャンピオンが太鼓判を押した形で、大会は終了となった。