今年は東京ゲームショウ&日本ゲーム大賞が20周年
2016年9月15日(木)~9月18日(日)まで、千葉県・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ 2016(15日、16日はビジネスデイ)。今年は1996年にスタートした東京ゲームショウと日本ゲーム大賞が20周年ということで、“東京ゲームショウ&日本ゲーム大賞20周年記念ブース”が展開中だ。気になるその内容はというと、“20周年のあゆみ”コーナーでは東京ゲームショウと日本ゲーム大賞の歩みを振り返り。日本ゲーム大賞を受賞した歴代の作品のパッケージがずらりと並ぶさまは壮観で、とくに往年の名作のパッケージを見ると、なつかしさで涙がこぼれそうになったり。さらに、歴代受賞作を遊べるのも、若いゲームファンにはうれしいところかも。

一方で、“エンターテインメントの未来”コーナーにも注目したい。こちらは、未来のテクノロジーを展示するというもので、注目の最新技術を展示。VR体験を拡張する“Rez Infinete -Synesthesia Suit”や、そのもととなった慶應義塾大学院メディアデザイン研究科 Emboded Media Projectによる“Synesthesia Suit”に始まり、ロボットの視覚をVRで疑似体験できる東京大学高齢社会総合研究機構 舘研究室・慶應義塾大学院メディアデザイン研究科 Emboded Media Projectによる“テレイグジスタンス”、VR分野において比較的低コストで触覚を実現する電気通信大学 梶本研究室“触覚提示技術のエンタテインメント応用”、参加者4人の視覚がつながった状態で行う未来の鬼ごっこ、ソニーコンピュータサイエンス研究所“Parallel Eyes”など、VRテクノロジーが花盛り。そのほかにも離れた場所にいるふたりが実際に実際に触れ合う感覚を味わえる“視触覚クローン”なども展示されており、これらのテクノローが実際にゲームに盛り込まれる日も近い?
ゲームの歴史と未来の動向がうかがえる“東京ゲームショウ&日本ゲーム大賞20周年記念ブース”は注目です。なお、“エンターテインメントの未来”コーナーは多くの展示が大人気で、“Rez Infinete -Synesthesia Suit”や“Synesthesia Suit”、“Parallel Eyes”などは、試遊のためには整理券が必要で、ビジネスディでも配布は早い段階で締め切られていた模様。試遊してみたい方は、早い段階で“エンターテインメントの未来”コーナーを訪れたほうがいいかも。