2016年9月2日~4日(現地時間)アメリカ・ロサンゼルスにて、米大手パブリッシャー・アクティビジョンのミリタリーFPS『コール オブ デューティ』シリーズの独自イベント“Call of Duty XP”が開催。本イベントの目玉は、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア リマスタード』、『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』のマルチプレイ初公開・試遊だが、そのほかにもかなり見所のあるブースや催しが展開されていた。
ここでは、そのブースの模様などを、紹介していこう。
会場となるのは、アメリカ・ロサンゼルスにある"The Forum, Presented by Chase"。NHLやNBAの本拠地として使用されていた歴史を持つ、かなり大きなアリーナだ。COD XPでは、アリーナでキーノートの開催と、最終日は日本円でおよそ2000万円の賞金が懸けるeスポーツ大会”WORLD LEAGUE CHAMPIONSHIP”が実施されていた。そしてそのアリーナの周りをぐるりと囲むように設置されていたのが、試遊ブースだ。
会場では、ジップラインも。「ゲームと何が関係あるんだ?」と思うが、これが意外にも大人気。「Fuuuuuuuuuuu!」なんて言いながら、みんな楽しそうに滑り降りていたのが印象的だった。
また会場内には、なにやらコンテナが3つ並んで展示されているスペースも。中ではなんと、PS VRデモ“Jackal Assault”のプレイアブル出展が行われていた。内容はというと、プレイヤーは宇宙戦闘機“Jackal”の操縦士となり、巨大宇宙戦艦“Retribution”を攻撃する敵機を撃ち落としていくというもの。トレーラーで公開されていたキャンペーンの宇宙戦闘とは別物のようだ。
デモではコントローラーを使用し、スティックでY軸とX軸を操作、R2ボタンで射撃、L1ボタンで追尾ミサイルを発射できた。プレイ終了後は、撃ち落とした敵機の数とスコアが表示される。
なおこのVRデモは、PS4版購入者全員にむけて、無料配信が決定! 配信時期などの詳細は未定だ。
『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア リマスタード』試遊ブース近くに設営されていたオクタリング・ゲージでは、ゲーム中に登場するジャガーノート(重装備兵)をモチーフとしたコスチュームを着用して戦う格闘イベントが終日開催されていた。このコスチューム、なかなか重い+すぐ脱げてしまうため、足を取られる人が続出。総合格闘というよりは、身体をぶつけ合う相撲のような試合に、周りのギャラリーから笑いと歓声が上がっていた。
さて、会場奥にどんとブースを構えているのが、人気マップ“NUKETOWN”を完全再現したフィールド。なんとこのフィールドで、ペイントボールを使用したサバイバルゲームが行えるというのだ。ということで、運動音痴の記者もこればかりは参加せずにはいられないので、Activision PR担当者を道連れに参加してみることにした。
試合は、お決まり(?)のトラックとバスの後ろからの撃ち合いに発展。B地点で伏せながら旗を揚げたりと、「ゲームでも現実でも試合展開はいっしょだなぁ」と感じてしまった次第。『COD』あるあるか?
ペイントボールは長距離でも撃たれるととかなり痛く、だんだん前線にあがることが恐怖に感じる。中盤以降、後方で援護射撃していただけだが、チームメイトのナイスプレーでなんとか勝利を納めることができた。