注目の『BF1』騎馬戦やJリーグ登場決定の『FIFA 17』をプレイ
2016年8月17日~21日(現地時間)ドイツ・ケルンにて、ヨーロッパ最大のゲームイベントgamescom 2016が開催される。それに先立ち、会期前日の8月16日に“EA Grand Opening”が行われ、プレスを対象に出展内容が事前公開された。
エグゼクティブバイスプレジデント
Patrick Söderlund氏
開催にあたって、まず初めてにエレクトロニック・アーツ エグゼクティブバイスプレジデントPatrick Söderlund氏が登壇し、今後発売されるAAAタイトルについて言及。
『FIFA 17』は、2年半前に将来に向けてフランチャイズをどう展開していくか再考した結果、方向転換の必要性を感じたそうで、これまでなかったストーリーモードの搭載やエンジンをFrostbiteに変更されている。この大きな方向転換の成果を見せることが出来て誇りに思うとSöderlund氏は語る。また『バトルフィールド 1』については、舞台を第一次世界大戦にするのはクレイジーだと言われ、これまで仕事をしてきた中で一番怖い経験だったとのこと。「ファンの反応を見ながら進めてきてよかったと思う」と述べた。
『タイタンフォール2』についても、流れるようなマルチプレイに加え、前作にはなかったシングルプレイ・キャンペーンが楽しめるようになっている。「考えられる限り完全なタイタンフォール経験をしてもらえる」とアピールした。
『バトルフィールド 1』
最新トレーラーの公開とオープンベータ日時の発表が行われた『バトルフィールド 1』は、国内でも海外同様に8月31日(太平洋時間)よりオープンベータテストが開始され、今回の会場でも楽しめた新マップ“シナイ半島”でプレイができる。
“シナイ半島”には広大な砂漠が広がり、時折砂嵐で視界が悪くなることも。また今回新たに確認できた巨大装甲列車は、マップを縦断するかのようにレールが敷かれ、列車に搭載された機関銃は拠点制圧時にかなり強力な武器になる。
さらに新兵科“騎兵”も登場! 馬に乗り、敵を踏み倒したり騎兵のサーベルで斬りつけたりといったアクションを確認。 敵から少し距離がある場合は、馬上から単発のライフル銃を使用することができた。
筆者がプレイして感じたのは、結構遠目から見ても、すぐに馬に気が付けること。目立ちやすく“恰好の的”になりかねないので、馬に跨った瞬間、すぐ殺されてしまうこともあった。移動だけのタクシー代わりになるのか、強力な兵力を持つビークルになるのか……とにかく、これまでのシリーズプレイヤーをさらに楽しませてくれる新要素であるのは間違いないだろう。
『タイタンフォール2』
未来の兵士となり、巨大ロボット“タイタン”に搭乗して戦うFPS『タイタンフォール2』も、『バトルフィールド 1』同様、試遊ではマルチプレイが楽しめた。
今回プレイしたモードは、Bounty Hunt。敵を倒したり、オブジェクト(目標物)を確保することで賞金が入り、チーム全体で既定のドルを稼ぐか、規定回数オブジェクトを確保すれば勝利となる。パイロット用ガジェットとなるグラップリングフックを駆使した移動は「めちゃくちゃ楽しい!」の一言。グラップリングフックは、物理演算でスイングして飛び移ったり弾んだりといったことが可能。敵のタイタンに飛びつきコア攻撃もできるので、アンチタイタンとしてかなり活躍しそうだ。近日公開予定のマルチプレイテックテストで、ぜひプレイしてほしい。
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『FIFA 17』
新たにJ1リーグの収録が決定した『FIFA 17』。会場ステージには、グローバル・パッッケージのカバースター、ボルシア・ドルトムントのマルコ・ロイスがサプライズ登場し、会場を大きく沸かせていた。
試遊では、“FIFA Ultimate Team (FUT)”モードでJ1チームのガンバ大阪が使用できたほか、Alex Hunter (アレックス・ハンター)としてピッチの内外で自分だけのストーリーを体験できThe Journeyがプレイできた。