中国市場に向けてローカライズも万全
2016年7月28日~7月31日、中国・上海新国際博覧中心にて、アジア屈指の規模を誇るゲームイベントChinaJoy 2016が開催。初日にあたる7月28日に、ソニー・インタラクティブエンタテインメントブースにて、SNKプレイモア『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIV』のスペシャルステージが行われた。
会場には、同作のプロデューサーである小田泰之氏が登壇。本作のゲームシステムはシリーズを踏襲した3on3であり、ボタン連打でコンボがつながる“Rush”を初めて採用したこと、さらにプレイステーション4のスペックなどを活かして、今回3Dグラフィック化を実現したことなど、ゲーム概要を説明した。本作では全部で50人のキャラクターが使用可能だが、3人の中国人キャラクターが新登場することが小田氏から告げられると、会場からは歓声が湧き上がった。中国市場向けにリリースすることは決まっていたので、「それに向けて一生懸命努力しました」(小田氏)とのことだ。
その後、ステージ上では、会場からの参加者を3名募っての『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIV』を使ってのエキシビションマッチが実施。さすがに『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズ好きが集まったということもあり、その実力は相当なもののようで、小田氏はふたりめに倒されてしまうことに。最後のひとりが小田氏と対戦できないのは残念……ということで、急遽追加エキシビションマッチが組まれるも、あえなく敗退していた。
中国発売が正式に決定した『ザ・キング・オブ・ファイターズ XIV』。来場者はその魅力を堪能したようです。