新キャラクターを演じるキャスト陣からのコメントを全文掲載

 週刊ファミ通2016年8月11日号(2016年7月28日発売)で『プラスティック・メモリーズ』の最新情報を掲載。同記事内で掲載しきれなかった、ゲーム版からの新キャラクター、淡藤サキコ役の佐久間紅美さん、萌葱ユウ役の本多真梨子さん、チェルシー役の木野日菜さんのコメントを全文お届けする。テレビアニメには登場しなかったキャラクターたちを演じるキャスト陣の意気込みや、キャラクターの魅力を、コメントから感じとって欲しい。

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淡藤サキコ役・佐久間紅美

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■淡藤サキコ
チェルシーの所有者。かつてじつの娘(当時5歳)を失っており、その代わりとしてギフティアのチェルシーを家族に迎え、溺愛していた。アイラのこともかわいがっていたが、そのアイラがチェルシーを回収担当だったことを後から知って錯乱、反発し、チェルシー回収時にアイラに憎悪の言葉を吐いた。アイラにとってはその言葉がトラウマとなって、回収の仕事ができなくなるきっかけとなった。
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――『プラスティック・メモリーズ』の収録を終えた感想をお願いします。
佐久間 楽しくも悩ましい収録でした。“心”がたくさん動きました。

――ご自身が演じたキャラクターについて感想をお願いします。
佐久間 演者としてとても“演じ甲斐”がありました。品のよさ、母性、悲哀、狂気などが同居する、いくつもの要素を意識しました。

――見どころを教えてください。
佐久間 やはり……アイラにトラウマを与えてしまったつらいシーンでしょうか。

――“必ず訪れる別れ”に、ご自身ならどのように気持ちの整理をつけますか?
佐久間 “別れ”がとても苦手なので、気持ちの整理がつかないまま、その日を迎えてしまいそうです……。

――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします!
佐久間 テレビアニメからのファンの方はもちろん、ゲームで初めて『プラメモ』に触れる方にも楽しんでいただけると思います! ぜひプレイしてくださいね!

萌葱ユウ役・本多真梨子さん

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■萌葱ユウ
ギフティアに搭載されている人工の心“アルマ”を10代のころに開発した天才科学者。SAI社の社員だったが、現在は退社し隠居生活を送っている。たまにアドバイザー的な立場で助言を求められ、SAI社に姿を見せることがある。自身の“原罪”と向き合う研究をしているらしい。
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――『プラスティック・メモリーズ』の収録を終えた感想をお願いします。
本多 とにかく、シナリオがよくて……!! 台本読んで涙が出ました……。私の演じる役“萌葱博士”が根幹に関わる役なので、より、涙が溢れて、切なくて。人生と可能性を懸けた物語。そんな希望のお話でした。ユウを演じられて本当に幸せです。

――ご自身が演じたキャラクターについて感想をお願いします。
本多 私が演じた萌葱ユウは、本多、声優として初の40代という年齢で、挑戦のキャラクターでした。飄々としていてつかみづらく、研究者として度が過ぎていて、食べることも忘れてしまう。人間までも研究対象と思っていて空気読めない発言もするけど、でも人としての温かさも持っていて、人一倍責任感もある。いや、説明していて「まだまだ説明し足りないところある!」というくらい、深みのある、おもしろい役でした。

――見どころを教えてください。
本多 ユウ博士的な見どころは、ツカサとアイラが遊びに来ると、とにかくいじり倒すところとか。悪気なく遊んでいる博士が、私は好きです。あとは最後のほうになりますが、ツカサとアイラに現実を叩きつけるシーン。本当にふたりを想っているからこそ、やさしい言葉じゃなく真実をハッキリと伝える。そんなところに博士の想いを感じました。

――“必ず訪れる別れ”に、ご自身ならどのように気持ちの整理をつけますか?
本多 “必ず訪れる別れ”を知っている状態ですよね。気持ちの整理ってつけられないんじゃないかなって思います。だってやっぱり、大好きな人にはこれからもずっと笑顔でいっしょにいてほしいって思いますもん。だから、悲しいけど、別れた後、時間をかけて、時間をかけて、整理していくものなんじゃないかなって思います。

――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします!
本多 アニメのときにも感じた、幸せと苦しさとやるせなさ、大好きな人とのたくさんの思い出。このゲームにもいっぱいいっぱい詰まっています。できたら、アニメとゲーム両方楽しんでいただけるとこのゲームの醍醐味なんじゃないかと。いちファンとしても、最高のシナリオだと思います!! ぜひぜひ最後までプレイしてください!!

チェルシー役・木野日菜さん

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■チェルシー
ギフティアの、元気な女の子。アイラの友だちだったが、4年前にアイラにより回収される。
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――『プラスティック・メモリーズ』の収録を終えた感想をお願いします。
木野 テレビアニメ13話でアイラがツカサにお話していたチェルシー役を演じることができて、とても幸せに思います。『プラスティック・メモリーズ』は当時リアルタイムで観ていて号泣した大好きなアニメなので、その世界に入ることができて、すごくうれしかったです。

――ご自身が演じたキャラクターについて感想をお願いします。
木野 チェルシーは、人を思わず笑顔にさせちゃうような力を持っている、やさしい子なんだろうと思い、演じさせていただきました。元気いっぱいでいつも明るいチェルシーに出会えて私もこうありたいと思いました。

――見どころを教えてください。
木野 見どころはアイラとチェルシーの友だちとしての会話です。どんなときでも笑顔で明るくいられるチェルシーの強さをぜひ観ていただきたいです。

――“必ず訪れる別れ”に、ご自身ならどのように気持ちの整理をつけますか?
木野 別れといってもいろいろな別れがありますよね。卒業を迎えて別れる。親友と住む地域が離れて別れる。その別れの中でもっとも辛いのが今回演じさせていただいた大切な人との永遠の別れだと思います。受け入れられないといつまでも辛いままなので、別れを受け入れて、いっしょに過ごした日々をいい思い出としてまた思い出せるようになることが、いちばんの整理のつけかたなのではないかと思います。

――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします!
木野 ギフティアと人間の別れを描いた感動のアニメがゲームとなりました! またアイラに会えます……!! 皆さんでアイラとの思い出をたくさん作ってください!!!


プラスティック・メモリーズ
メーカー 5pb.
対応機種 PSVPlayStation Vita
発売日 2016年10月13日発売予定
価格 6800円[税抜](7344円[税込])
ジャンル アドベンチャー
備考 限定版は9800円[税抜](10584円[税込])、ダウンロード版は6000円[税抜](6480円[税込])