無法地帯と化した東京で、ギャングの抗争に飛び込む!

 DMM GAMESが送り出す、超美麗本格不良RPG『ギャングレイヴ』。こちらは事前登録に続いて、2016年7月12日からオープンベータテストが開催され、正式稼働も間もなくとなっているPCブラウザゲームタイトルだ。
 本作は美麗なイラストで描かれた不良、暴走族、ストリートギャング、マフィアなどなど、裏社会の危険な香りただようキャラクターたちのカードを仲間として収集し、プレイヤーを強化・育成してほかのプレイヤーとの個人戦や超大規模の団体戦を勝ち抜くという、まさに不良の成り上がりストーリーそのままの硬派な内容となっている。

 今回開催されたオープンベータテストでは、この『ギャングレイヴ』のさまざまな要素をいち早く体験できた。本作の軸となる“制圧”、“タイマン”、“抗争”の3つのゲームモードのプレイインプレッションを中心に、詳細をお届けしていこう。

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▲スタート時、プレイヤーの分身となるアバターは見ての通りの裸一貫。ここからテッペンを目指す!
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▲“レイヴ”と呼ばれる特殊能力と凶暴性を与える未知の鉱石により、無法化した東京が本作の舞台。バックストーリーや前日譚を、コミックで読むこともできる。
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▲ガチャや報酬で獲得できる仲間たちは、主人公の戦闘力を高めつつスキルで援護してくれる。暴走族から運び屋まで、個性的な人物ばかり。

“制圧”でストーリーを楽しみつつ戦闘力アップ!

 まず本作の基本となるのは、東京各地のステージをクリアしていく“制圧”モード。ステージごとのストーリーを楽しみつつ、エリアにひしめく敵をなぎ倒して経験値や通貨“エンドル”、キャラクターカードなどを獲得していくモードだ。

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 エリア内にいる敵のアイコンをクリックすると、エンドルやカードが直接もらえることもあるが、ほとんどの場合、敵との戦闘に突入。だが戦闘に難しい要素はなく、クリックするだけでプレイヤーの戦闘力に応じた勝率に従って即座に決着がつく。

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▲“制圧”の道中戦は敵をクリックするだけでオーケーで、テンポよくなぎ倒していける。敗北しても、経験値などに入る連勝ボーナスが途切れる以外のデメリットはない。
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▲まれに出現するレアザコが、最初は“果たし状”だけ置いて去っていく点も印象的だった。このアイテムを使うことで、連勝ボーナスが溜まったときなどの好きなタイミングで、そのレアザコと戦える。

 このモードを進めるいちばんのメリットは、レベルアップするたびにスキルポイントを獲得できる点。本作の3つのゲームモードには、それぞれを進めることで上がるレベルが存在し、レベルアップするたびに“制圧”ではレベルスキル、“タイマン”ではタイマンスキル、“抗争”では抗争スキルと、別々のスキル用のポイントが獲られる。

 これら3つのいずれのスキルも、プレイヤーアバターの攻撃力や体力、獲得経験値量のボーナスや所持カード上限数など、基礎能力を高める効果を持っているのだが、この3つの中では“制圧”でレベルアップして得られるポイントが格段に多い。より短時間で効率的にアバターを強化できるので、まずは“制圧”を進めることが、ほかのモードで有利に戦うための下準備になる。

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▲スキルの種類も多彩。一定レベルになるたびにアバターに能力アップの効果があるのに加え、一定レベルで別のスキルが解禁されたりと派生も存在するので、計画的に育成したい。
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▲タイマンスキルと抗争スキルには、対応するモードでしか効果がないスキルも多い。基礎を強化したいなら、まずは“制圧”だ。

 また、“制圧”では通貨エンドルを多めに獲得できるのも利点。エンドルを使ってアバター用のカスタマイズアイテムを購入すれば、自分好みにアバターの外見を変えられるだけでなく、戦闘力も大幅に増加する。エンドルで購入できるアイテムの装備部位が非常に多いため、この部分は見た目重視で、別の部分で戦闘力が高いアイテムを装備して補う、などといった見た目と戦闘力の両立カスタマイズも可能だ。

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▲上下の服だけでなく、左右の手に持つ武器や両手首の装飾品、靴やサングラス、さらには髪型やフェイスラインなど、ほぼすべての部位をカスタマイズできる。エンドルがいくらあっても足りない!

 さらに、“制圧”ではエンドルのほかに、ガチャポイントを獲得できる機会も多い。ガチャで手に入れたカードを消費して、仲間のカードを強化していけば、その戦闘力の一部がプレイヤーアバターに加えられていき、さらにアバターが強くなる。

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▲通常の強化も大事だが、対象と同じカードを消費して“覚醒”させると、カードのレベルだけでなくアビリティのレベルなど全能力が大幅に上がり、さらにレベル上限も上がる。運よく行なえれば、一発ですさまじい戦力増強になる。

“制圧”で育成したら“タイマン”で腕試し!

 プレイヤーアバターを“制圧”で強化したら、ほかのプレイヤーアバターに挑む“タイマン”モードにも挑戦したいところ。対戦を重ねて報酬をもらいつつタイマンスキルを育成していけば、さらなる戦闘力アップが見込める。“タイマン”の戦闘ルールも非常に分かりやすく、こちらと相手が交互に1回ずつ攻撃し合っていくターン制バトルだ。

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 “タイマン”では仲間のカードを最大9枚までデッキとして組み、その能力とアビリティでアバターを強化して戦う。ここで特徴的なのが、タイマンデッキとして3×3の盤に9枚のカードを配置したときのタテ列3つが、カードが持つ3つの属性、天(青色)、破(赤色)、荒(黄色)に対応している点だ。

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▲タイマンデッキの左列には天(青)のカード、中央列には破(赤)のカード、右列には荒(黄)のカードしか配置できない。

 そして“タイマン”のバトルでは、攻撃時に足蹴(黄)、殴打(赤)、投技(青)のどれかを選び攻撃する。これらのコマンドの色とデッキの各列のカードの色もまた対応しており、コマンドを選んで攻撃した際に、対応した色の列に配置されたカード3枚のいずれかが、ランダムでアビリティを発動してくれることがある。

 たとえば回復用のカードだけを荒(黄)の列に集中配置し、戦闘中ピンチになったら足蹴(黄)を選択すれば高確率で回復アビリティが発動するようにしておくなど、戦略的なデッキ構築ができる点がおもしろい。

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▲この“タイマン”で各カードのアビリティを把握しておくと、後述する“抗争”でのカード選択もやりやすくなる。

最大25人の仲間と協力バトル! “抗争”に勝利せよ!

 『ギャングレイヴ』のいちばんの華とも言える、3つ目のゲームモード“抗争”。“制圧”と“タイマン”で鍛えたアバターで、プレイヤーが集まったチーム同士のバトルに挑戦するモードだ。

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▲チームは“抗争”を重ねることで最大25人の大所帯になる。掲示板でのリアルタイムの連絡も可能だ。
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▲“制圧”では、経験値ボーナスが一定時間発生するアイテムがチームメンバー全員に効果があったりと、チームに入っておくだけでもとてもお得。

 “抗争”は1日に2回のみ、チームリーダーが設定した時間帯にマッチングを行なって発生する。戦闘時間は30分で、時間内に相手チームメンバーに攻撃して“戦況ポイント”を稼ぎ、より多くのポイントを獲得していたチームの勝利となる。ただし、お互いのチームで前衛に立って戦うのは、チーム内で戦闘力が高い上位5名のみ。残りのメンバーは後衛として、援護攻撃に努める。

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 “抗争”中は、“AP”を消費して行動していく。選べる行動は、AP消費が少な目の“攻撃”、AP消費は多いが強力な“特殊攻撃”、発動までに5分、10分と時間を要するもののチームメンバー全員に効果を発揮する“奥義”、体力を回復する“回復”の4つ。それぞれのコマンドでは、“抗争”用のデッキに入れたカードが持っている強力なアビリティが選択できるが、これらは使用回数が限られている。

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▲抗争デッキは、一定値のコスト以内なら好きなカードを自由に入れられる。アビリティの使用回数を極力増やしておきたい。
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▲攻撃するコマンドを選んだ際にはサンドバッグが出現。ゲージをタイミングよく止めることで、ダメージが増加する。

 “抗争”でおもしろいのは、これらの攻撃を単にくり出し続けるだけではなく、チームメンバーが選んだコマンドに続けて行動を選ぶことで“コンボ”が成立し、コンボ数を重ねるとダメージが跳ね上がっていく点だ。25人のチームともなれば、一瞬で100コンボをたたき出すこともできる。

 “抗争”の画面にはチーム掲示板や、誰がどんな行動をしたかの行動履歴が表示されているので、打ち合わせをして一気にたたみかけたりと、チーム内での連携が取りやすい。1回の“抗争”中に同じものは2回以上使えない“奥義”をどうするかなど、しっかり相談していけば勝率は格段に上がる。

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▲使用回数が限られるアビリティ攻撃は、ここぞというところでコンボに組み込んでいきたい。現在のコンボ数は、各コマンドボタンの右上に表示される。
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▲奥義はコンボ数や各メンバーのAPの残り具合に合わせて発動タイミングを考えれば、より効果的!

 さらに、筆者はオープンベータテスト中に体験することはできなかったが、まれに各チームから選ばれた1名同士による“一騎討ち”の結果でチーム全体に強力なバフ効果がかかって大逆転が起こることもある。

 リアルタイムでの連携や一騎討ちなどの見逃せないイベントがあったりと、連携の楽しさを味わっているうちに30分がいつの間にか過ぎている、濃厚なバトルとなっていた。APの使いどころまで時間が空く場合も、“抗争”時間中でも別のモードでプレイが可能なので、手持ち無沙汰になることもほとんどなかった。

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▲日ごろの育成が試される一騎討ち。チームバトルで仲間に頼るだけでは、一流のギャングとは認められない!

 “制圧”と“タイマン”で育成してきたアバターや、集めてきたAP回復アイテムなどを“抗争”にすべてぶつけ、チームワークで勝利をもぎ取るのが、非常に気持ちいい体験だった『ギャングレイヴ』。簡単操作で遊べるブラウザゲームでありながら、MMORPGなどのような協力とコミュニケーションの醍醐味も、同じく簡単操作で楽しめるタイトルとなっていた。

 正式稼働後、成熟した25vs25の戦いではどんな戦略や逆転劇が生まれるのか、とても想像がつかない。どんなバトルが目の前でくり広げられるのか、いまからじつに楽しみだ。

 オープンベータテストを経て間もなく正式稼働となる本作、“抗争”で得られる達成感は、ぜひとも実際にプレイして体験してみてほしい。