舞台上にはペルソナも登場!
舞台『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』が、2016年7月6日(水)~7月10日(日)の期間、東京・シアターGロッソにて上演されている。本記事では、公演初日の前に実施されたゲネプロ公演をフォトリポートでお届けしよう。
本公演は、アトラスの対戦格闘ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』(以下、『P4U2』)を題材にした舞台。『ペルソナ4』シリーズの対戦格闘ゲームの2作目で、人気キャラクターたちのバトルや、『ペルソナ4』本編のその後が描くストーリーが楽しめる。
今回の公演は、2014年に行われた舞台『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』の続編。キャスト陣は前公演からほぼ引き継ぎで、新たに花村陽介役として宮城紘大さんが加わった。また、ゲームで足立 透の声を担当している真殿光昭さんが、この舞台にも足立 透役として出演しているのが、ファンには驚き&うれしいポイント。さらに、新たに3D映像での演出が加わり、劇場で貸し出される3Dメガネをかけることで、より迫力のあるアクションが楽しめる。本記事の写真では、3D演出の様子を残念ながらお伝えできないので、ぜひ生の舞台で味わってほしい。
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舞台は『ペルソナ4』での事件後、留置所での足立 透の取り調べシーンから開幕する。刑事に悪態を付く足立だったが、そこに謎の男である皆月 翔が登場。取り調べを妨害し、足立を何かに利用しようと企んでいるようだが……。
シーンは変わり、鳴上 悠と花村陽介は電話で過去の事件を振り返る。仲間たちと戦う羽目になってしまった“P-1 GrandPrix”の真犯人について考察していた。しかし午前0時を迎えたとき、突如“マヨナカテレビ”がスタート。事件のカギを握る(?)クマ総統が現れ、“P-1 CLIMAX”の開催を宣言すると同時に、稲羽市全体が謎の赤い霧に包まれるのだった。
赤い霧に包まれた稲羽市へ、捕らわれたシャドウワーカーの仲間たちを救いに向かう白鐘直斗、ラビリス、斉川菊乃だったが、そこにもクマ総統が登場。仲間を助けたければ“P-1 CLIMAX”に参加しろと脅迫し、なんとヘリを撃墜してしまう……。
と、ここまでで、『P4U2』をプレイした人はもうおわかりかもしれないが、本公演は『P4U2』で語られたP4編、足立編のストーリーをミックスし、アレンジしたものとなっている。
[2016年7月9日23時25分修正]文章が重複していた箇所を修正いたしました。
鳴上はベルベットルームに呼び出され、エリザベスに今回の事件についての忠告を受ける。ベルベットルームを抜けるとそこは赤い霧に包まれたジュネスで、花村と合流することに。しかし、そこに桐条美鶴とアイギスが登場し、なぜか戦いを挑んでくるのだが……? 以降のストーリーは、ぜひ劇場で確かめてほしい。