『戦国BASARA』シリーズ最新作をひと足早く体験!
カプコンのアクションゲーム最新作『戦国BASARA 真田幸村伝』初の体験イベント“ファミ通Presents『戦国BASARA 真田幸村伝』夏の先行体験会”。2016年7月2日に東京で開催され、2016年7月9日には大阪での開催を控えている。本記事では、東京会場の様子をお伝えしていこう。
新キャラクターの感触は……?
会場では、本編の一部である真田幸村の青年編のステージをプレイできた。運よく当選した『戦国BASARA』ファンは、アクション面を一新した青年期の真田幸村、新武将である昌幸、信之の操作感を楽しんでいたようだ。
じつは、記者もこっそりプレイさせてもらったのだが、まず最初に幸村のアクションの軽快さに驚かされた。通常技から通常技、そして特殊技へつなげやすく、空中を舞いながらつぎつぎとコンボをつなげられるのが楽しい。昌幸は瞬間移動したり、バサラ技で巨大な武田信玄の像を召喚したりと、見た目が楽しめる技を多数くり出せるのが特徴。信之は逆に、技のひとつひとつが豪快で、武器の“ハシゴ槍”を自在に振り回し、パワーで敵をねじ伏せるといった、爽快な戦いが堪能できるキャラクターだ。
今回プレイできたステージでは、ひとりの武将がゴールまでたどり着いたらつぎの武将のパートにチェンジ、という流れで、3人の武将それぞれのアクションを体験できた。制限時間があるため、来場者の中には技のひとつひとつをじっくりプレイしていたためにステージクリアーまで行かなかった方もいたが、アクション面の感触に対しては満足気な様子がうかがえた。
小林裕幸氏のトークショー
試遊時間の合間には、シリーズプロデューサー・小林裕幸氏によるスペシャルトークショーも行われた。まずは本作の基本情報の紹介に始まり、新要素についての解説、そして実演プレイによるステージ5(伊達政宗)の紹介などだ。おもな話題を以下にまとめたので、チェックしてほしい。
・ゲーム概要について
本作は、ひとりの武将にスポットを当てて、その生涯を追体験する“戦国BASARA 烈伝シリーズ”。これまでの『戦国BASARA』シリーズ作よりも、史実に沿った内容に近づけている。また、ストーリーも本作独自のものになっており、本作では真田幸村と伊達政宗が幼少時代に出会う流れとなっている。
・新武将について
幸村の父である真田昌幸のイメージは“マジシャン”。全体的にコミカルな感じのキャラクターで、短い槍を手に戦う。幸村の兄・信之は、そのツインテールが話題になりがちだが、これは獅子をイメージしたデザインとなっている。“ハシゴ槍”を使った攻撃も豪快さを強調。
弁丸(幼少期の幸村)と梵天丸(幼少期の政宗)の声は、大人のときと同じく保志総一朗と中井和哉。
・前談秘話について
各ステージの合間に挿入されるモードで、明智光秀や柴田勝家など、ステージごとに使う武将が決まっている。難度は本編よりも高め。
・真田の試練について
『デビル メイ クライ』シリーズの“ブラッディ・パレス”のように、とことんやり込めるモード。こちらも難度は高め。使用可能なキャラクターは全46武将。幸村、政宗は『戦国BASARA4 皇』のバージョンも使える。
・実機による5章“小田原の役”プレイ
背中に十字が描かれた政宗の白装束に、参加者から「かっこいい!」という声も。ド派手な固有奥義やバサラ技をくり出したときは、会場が歓声に包まれた。ボスには後藤又兵衛、そして千利休が登場。ボスの体力ゲージが2本以上用意されているため、比較的長い時間ボスとのバトルが楽しめるようだ。千利休撃破後、真田幸村(青年)登場。幼少期以来の再会か……というところで実演プレイは終了となった。
来場者からの質問コーナー
実演プレイの後は、来場者からの質問をピックアップして小林氏が答えるQ&Aコーナーに。その一部を紹介しよう。
質問1:真田一族のキャラクターを設計されたとき、とくにこだわった部分はなんですか?
小林 「これまで50人以上の武将キャラクターがいましたが、彼らと被らないようにすることを意識しました。昌幸はマジシャンなのでトリッキーな感じにしています。昌幸はいわゆるパワータイプですが、ハシゴ槍に敵を引っ掛けて振り回したりして、ほかのパワータイプの武将との差別化を図っています。」
質問2:プレイステーション4版ならではの見どころはありますか?
小林 「プレイステーション4版とプレイステーション3版は、ゲームとしてはまったく同じです。出現する敵の数も同じですが、プレイステーション4版は遠くにいる敵兵まで表示するようにしています。」
質問3:これまでのシリーズ作は個人的に難しく感じていたのですが、本作の難度はどのくらいですか?
小林 「本編はサクサク進められる難度だと思います。途中でボス武将に倒されてしまうかもしれませんが、何度かチャレンジすればどなたでも乗り越えられるようにしています。そして前談秘話には、僕がプレイしてもやられてしまうことがあるほど、手ごたえがあるステージもあります。こちらは全体的に難度を高くしていますね。」
トークの途中で、「今後の“戦国BASARA 烈伝シリーズ”は……?」という話題になり、小林氏は「まずは『真田幸村伝』が好評をいただいてから……と考えておりますので、皆さん予約をお願いします(笑)」とコメント。真田幸村以外の武将の作品をプレイしたい方は、まずは本作を購入すべし!
なお、ファミ通.comでは、今後“戦国BASARA 烈伝シリーズ”で取り上げてほしい武将のアンケートを企画中なので、お楽しみに。
最後に告知
・ニコニコ生放送『戦国BASARA 真田幸村伝』放送局
月イチ生放送 第3回が2016年7月21日(木)20:00より放送。
過去の放送が見たい!と言う方はアーカイブが「真田幸村伝」公式サイトで公開中。
・LINE@
『戦国BASARA』シリーズの公式LINE@アカウントが開設中。
月イチで、伊藤龍先生の壁紙も配布。キーワードを入れると武将の画像も出てくる。
・イーカプコン限定版『戦国BASARA 真田幸村伝 LIMITED EDITION』
真田幸村と伊達政宗の幼少期“弁丸”、“梵天丸”を、フィギュア・造形ファンより絶大な支持を得ている実力派メーカー・千値練が立体化。イーカプコンにて予約受付中。
戦国BASARA 真田幸村伝
メーカー | カプコン |
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対応機種 | PS4プレイステーション4 / PS3プレイステーション3 |
発売日 | 2016年8月25日発売予定 |
価格 | 6990円[税抜](7549円[税込]) |
ジャンル | アクション / 歴史 |
備考 | ダウンロード版は6472円[税込](6990円[税込]) シリーズプロデューサー:小林裕幸、シリーズディレクター:山本 真、プロデューサー:野中大三、ディレクター:田中俊宏 |