アニメを観た人も観ていない人も楽しめるゲーム版『プラメモ』

 2016年7月3日(日)に東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催された“5pb.祭り2016”。同イベントでは“『プラスティック・メモリーズ』 トーク&ミニライブステージ”が行われ、ゲームの新情報が公開された。今回は、同作を制作するディレクターの水野枝里子氏(文中は水野)からのコメントが到着したのでお届けする。

『プラスティック・メモリーズ』ディレクター・水野枝里子氏が語るゲーム版の魅力とは? より深く『プラメモ』の世界を描いた作品に【5pb.祭り2016】_01

◆『プラスティック・メモリーズ』のゲーム化について
水野 昨年アニメが放送され、私自身とても好きな作品だったので、ゲーム化するにあたってシナリオをどういった内容にするか非常に悩みました。アイラと過ごす時間は決まっているので、その限られた時間をどのように描いていくのか、またエンディングはどのようにするのがいいのか、原作の林(直孝氏)と相談しながら進めていきました。結果、アニメのストーリーを追いつつ、オリジナル要素もふんだんに盛り込めたので、アニメを観た方も観ていない方も楽しめる内容になったのではないかと思います

◆ゲーム内容について
水野 アイラとの想い出を作る、ということをテーマに3つのモードがあります。アイラとの限られた時間をどう充実させるか、ということを楽しんでいただきたいですね。ミチル・カヅキ・エル・シェリーのルートもバラエティーに富んだ内容になっていて、サブキャラルートをクリアーしてからアイラルートに入るのもありだと思います。ツカサとの恋愛要素はないですが、キャラクターの日常や、パートナーへの想いが描かれています

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◆システムについて“スケジュールモード”
水野 “想い出づくり”というテーマに欠かせないモードです。アイラに残された約1ヵ月間、毎日をどのように過ごすか、60以上のイベントの中から予定を選ぶことができます。デートに出かけるもよし、出社するもよし、寮でのんびり過ごすもよし。付き合いたての初々しいさから、距離が近くなった関係性まで存分に楽しむことができます! たまにサブキャラクターも登場して、エルが重要な役割を担っていたりします(笑)。また、イベントをひとつこなすと、おまけとしてその日のアイラの日記を読むことができます。女の子の日記を覗き見ているようで、なかなかいいコンテンツになりました。

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◆システムについて“ふれあいモード”
水野 このモードは、“E-mote”といういうシステムを使っていまして、動きを付けた演出が可能になっています。ころころと表情を変えるアイラがめちゃめちゃかわいいです。好感度・触りかた(タッチorスワイプ)・場所・衣装によって変わる、アイラのセリフや反応を楽しむことができます。ボイスもけっこう録りましたね。ツカサのように純朴な気持ちで触ってください(笑)

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◆システムについて“お着替えモード”
水野 “ふれあいモード”と対になっていて、E-moteのアイラにいろいろな衣装を着せることができます。水着・浴衣など夏らしいものから、着ぐるみ・ナース服などちょっとおもしろいものまで用意しました。個人的には着ぐるみがオススメです。スケジュールモードの一部イベントでは、持っている私服の中から好きなものを選んで外出することもできるので、よりデート感が味わえるのではないかと思います。

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◆最後に
水野 アニメの世界観を引き継ぎつつ、新キャラクターを交えてより深く『プラメモ』を描いたゲームになっています。今後もさまざまな情報を出していきますので、ご期待ください。そして、温かくて切なくて純粋なラブストーリーを楽しんでいただけるとうれしいです!


プラスティック・メモリーズ
メーカー 5pb.
対応機種 PSVPlayStation Vita
発売日 2016年10月13日発売予定
価格 6800円[税抜](7344円[税込])
ジャンル アドベンチャー
備考 限定版は9800円[税抜](10584円[税込])、ダウンロード版は6000円[税抜](6480円[税込]) シナリオ:林 直孝ほか