海底都市ラプチャーと空中都市コロンビアの狂気がリマスターで蘇る
2K Gamesが海外で、FPS『バイオショック』シリーズ3部作をリマスターし、セットにした『BioShock: The Collection』を発表した。プラットフォームはプレイステーション4/Xbox One/PCで、9月13日に59.99ドルで発売予定。
『BioShock: The Collection』では、3部作を現行ハード向けにリマスターし、シングルプレイ用のDLCがすべて付属するほか、シリーズを生み出したクリエイティブ・ディレクターのKen Levine氏らが初代『バイオショック』を振り返るビデオコメンタリー“Director’s Commentary: Imagining BioShock”などを収録している。なおリマスター化は、さまざまなゲームの開発支援を行っているBlind Squirrel Gamesによるもの。
一方で注意点がいくつかあり、まず『バイオショック2』のマルチプレイ対戦はカットされている。そして『バイオショック インフィニット』PC版は最高設定ならリマスターと遜色がないので、リマスター化はされていない。
なおSteamで初代&2のPC版、および2のDLCである“Minerva's Den”を所有している場合は、リマスター版がフリーアップグレードとして提供されるとのこと。
日本では3部作のパブリッシャーが全作違い(初代は当時のスパイク、2はディースリー・パブリッシャー、インフィニットはテイクツー・インタラクティブ・ジャパン)ローカライズ方針なども異なるため、現状ではどういう展開になるかわからないが、強烈な世界観が評価の高い本シリーズをまとめて体験できる本コレクションは、「恐縮だが」できれば国内リリースもお願いしたいところ。
シリーズのどれかをプレイしている人なら、初代『バイオショック』→『バイオショック インフィニット』→ベリアル・アット・シー1&2(インフィニットのDLC)という一連の流れを一度はプレイしておくべきだと思う。