サウンドでは細江慎治氏、ヨナオケイシ氏らがゲスト参戦予定

 イタリアのインディースタジオBreaking Bytesが、KickStarterで2D横スクロールシューティング『XYDONIA』(ザイドニア)のクラウドファンディングを開始した。締め切りである日本時間2016年7月28日の午前2時22分までに2万2223ドルが集まればプロジェクト成立となる。
 なお、ゲーム本編は2017年にPCおよび、ストレッチゴール(当初目標を達成した際の追加目標)としてクリアーしたプラットフォームでリリース予定で、PC版は10ユーロ(約1123円)以上の出資から入手可能。Steamでの配信を目的としたGreenlightキャンペーンも並行して行っている。

 本作は、『R-Type』、『グラディウス』、『ダライアス』、『サンダーフォース』といったシリーズに影響を受けたシューティングゲーム。
 メインキャラクターは3人おり、それぞれAからCタイプの武器を持ち、さらに追加効果をもたらすアシストキャラを選択可能。ボスを倒した際に落とすスクラップを回収することで、新たな武器の入手やアップグレードも可能だ。プレイ内容によるルート分岐や、隠しキャラクターのアンロックなども存在し、2人協力プレイにも対応。

これはイタリアからの日本のアケシューへのラブレター。2D横シュー『XYDONIA』(ザイドニア)がクラウドファンディングを開始_02
▲肉厚な感じのキャラクターがいかにもネオジオ感。
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▲各キャラクターの愛機は3タイプの武器を持つ。アシストキャラの選択により、さまざまな追加効果がつく。
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 メニュー画面などのグラフィックはネオジオスタイルで、画面比率は4:3(ワイドスクリーン用のオビつき)で、ブラウン管風にエミュレートするシェーダも盛り込まれている。
 また、BGMはさまざまなアーケードゲームに使われたサウンドチップYM2151とSega PCMのサウンドを模しており、Breaking BytesのLuca Della Regina氏による2曲がサンプルとして公開中。クラウドファンディングが成功した場合、ゲストコンポーザーとして細江慎治氏とヨナオケイシ氏が楽曲を提供予定となっている。さらに合計3万2000ユーロのストレッチゴールが達成すると、佐宗綾子氏と安井洋介氏の楽曲提供も行われる。

 ストレッチゴールではそのほか、合計2万5000ユーロ突破でMac/Linuxサポート、4万ユーロでアレンジモード、4万5000ユーロでオンラインCo-op(協力プレイ)、6万/7万/8万ユーロでそれぞれPS4/Xbox One/ニンテンドー3DS対応が追加される予定。
 なおプログラムのα版はGamejoltで公開されており、ダウンロードして試遊が可能。こちらのαバージョン2も近日公開するようだ。

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▲日本のアーケード用ポスター風。うーん、微妙に惜しい。
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▲ボス前の警告文も日本語ぶっ込みスタイル。
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▲神羅の看板の前を爆走するポリスの巨大バイク。