手軽にVRを体験!
世界初タッチ操作付きスマホVRゴーグルとしてWHITEより発売中のMilboxTouch。本商品は、組み立て式のゴーグルにスマートフォンをセットすることで、手軽にVRを楽しめるというものです。価格は2500円[税抜]。
MilboxTouchは、WHITEと明治大学が共同で開発したTouch Interface Moduleを用いることで、ゴーグル内に設置したスマホの操作をゴーグルの上から実現しているのが大きな特徴です。これは世界初の技術で、これまでのスマホVRゴーグルでは、ジャイロを使用した操作しかできませんでしたが、MilboxTouchでは、タッチだけでなく、スクロール、スワイプといったさまざまな操作も行えるため、スマホVRゴーグルの新たな可能性を拓くテクノロジーとして注目を集めています。また、“カタログIPオープン化プロジェクト”(※)へ参加し、本商品の対応アプリとしてバンダイナムコエンターテインメントの『パックマン』をVRゲーム化した『MilboxTouch ver. VR PAC-MAN』が配信されたことも話題を呼びました。
※バンダイナムコエンターテインメントが実施している、ネットワークエンターテインメントのさらなる事業領域の拡大を目的とした取り組み。クリエイター登録することで、同社が保有するオリジナルIPの21タイトルを使った二次創作が、デジタルコンテンツの領域において可能となる。作品の公開は日本国内のみとなる。
本記事では、MilboxTouchの組み立てから、『MilboxTouch ver. VR PAC-MAN』の体験リポート、さらにはWHITE代表取締役社長 神谷憲司氏へのインタビューをお届けします。
まずは、MilboxTouchの組み立てから。MilboxTouchは、組立てが非常に簡単で、写真を撮影しながら組み立てでしたが5分も掛かりませんでした。
MilboxTouchが完成したので、『MilboxTouch ver. VR PAC-MAN』をさっそく遊んでみました。プレイして驚いたのは、やはり視点の変化ですね。俯瞰視点から主観視点になったことで、ゲームの基本的なルールは同じにも関わらず、いい意味でまったく違ったゲームになっているとの印象を受けました。主観視点は、VRとの相性もよく没入感が増しているのですが、俯瞰視点と違い、敵の位置を把握し辛いという難点もあります。ただ、その点については、代わりに操作(スクロール)するスピードを上げれば、パックマンの移動スピードも上がり、敵から一気に逃げることも可能になっているなど、別の部分でしっかりバランス調整されていました。また、クッキーの残りが少なくなってくると、クッキーの上に旗が表示されて見つけやすくなるなど、ユーザーフレンドリーな設計になっている点も好印象です。そのほかにもコーヒーブレイクが表現(※コーヒーブレイクはオリジナル版のままです)されていたのもファンにはうれしいところですね。ちなみに『MilboxTouch ver. VR PAC-MAN』は、MilboxTouchがなくてもプレイ可能なので、興味を持った方は、まずはアプリだけでもダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
■『MilboxTouch ver. VR PAC-MAN』
価格:iOS版:360円、Android版:300円
※iOS版ダウンロードページ
※Android版ダウンロードページ