Kobo スタ宮城のあちこちが『ファミスタ』仕様に!
バンダイナムコエンターテインメントの人気野球ゲーム『プロ野球 ファミリースタジアム(以下『ファミスタ』)』シリーズ30周年を記念して、『ファミスタ』とプロ野球とのコラボ企画が実現! 2016年6月10日に楽天 Kobo スタジアム宮城で行われた、プロ野球セ・パ交流戦の東北楽天ゴールデンイーグルス対広島東洋カープ戦が、“ファミスタナイター”として開催された。シリーズ初の試みとなる『ファミスタ』とプロ野球とのコラボ企画を、ファミ通編集部の本田ベンツ(楽天ファン)がリポート。
スタジアムの外でも楽しい催しがいろいろ
スタジアムの入口を入ると、まずは来場者に“ファミスタ×楽天イーグルス オリジナルステッカー”のプレゼント。ステッカーは、楽天の選手が『ファミスタ』仕様になったデザインです。中身が見えない袋に入っており、どの選手が入っているかは、開けてみてからのお楽しみ(筆者は藤田選手でした)。また、Tシャツやクリアファイル、缶バッジなどのオリジナルグッズも販売されていました。筆者もこの日の観戦用とプライベート用に10選手がデザインされたTシャツ(クリムゾンレッドとネイビー)を2枚購入。お目当てのグリーンが、早々に売り切れていたのは残念でしたが……。一部のグッズは楽天イーグルスのオンラインショップでも販売されています。気になる人は、コラボグッズをチェックのカテゴリーをチェックしてみてください。
『ファミスタ』にちなんだイベントも実施。スタジアム1一塁側外周のバッティングセンター“わくわくホームランチャレンジ”では、通常ピッチングマシンに則本投手の実写映像が流れますが、この日は、則本投手が『ファミスタ』バージョンに変化していました(笑)。そのほか、『ファミスタ’91』のホームラン競争を使ったイベント、ステージでは川岸強元投手、楽天野球団社長の立花陽三氏とファンとの『ファミスタ』対決なども行われました。いろいろと見ていると、あっという間に試合開始の時間に。試合開始1時間30分前に到着したのですが、もう少し早く来ていればよかったと少し後悔しつつ、スタジアム内へ。
なお、冒頭のオリジナルステッカーは、“ファミスタ×楽天イーグルス”のグッズや選手プロデュースの飲食物の購入者、イベントの参加者にもプレゼントされていましたが、全10種類をコンプリートした猛者が、どれくらいいたのかは気になりますね。
試合中にもさまざまな『ファミスタ』の演出が!
スタジアム内に移動すると、試合前の選手紹介が始まっていました。大型ビジョンで行われる選手紹介の映像にも、楽天の選手の顔写真が入るところに『ファミスタ』風のイラストが使われていました。そのほか、イニング変更時に『ファミスタ』のキャラクターが駆け抜けたり、ヒットを打ったら観覧車の中心のビジョンに万歳をしているキャラクターが登場したり。さらに、映像だけではなく、ファールを打ったときには『ファミスタ』の効果音が流れるという凝りよう。ちなみに、いっしょに観戦していたバンダイナムコエンターテイメントの皆さんに聞いたところ、提供した素材がどう使われるかは知らなかったらしく、演出はKobo スタ側にお任せだったそう。Kobo スタのスタッフさんにも、かなりの『ファミスタ』好きがいらっしゃるようですね(笑)。試合はもちろんですが、要所要所で出てくる『ファミスタ』捜しで楽しめました。
ついでに、飛んできたファールボールがスタンドで跳ねて、『プロ野球 ファミスタ リターンズ』プロデューサーの森口拓真氏の手に! “ファミスタナイター”すげぇ! さすがにこれは演出ではないでしょうが(笑)。試合の進行に合わせた『ファミスタ』風の細かい演出には、かなり楽しませてもらいました。30周年の記念企画とは言わず、ぜひシリーズ化して、来年以降も“ファミスタナイター”を続けてほしいです!